EGNISH







"Life is beautiful"




日本のエモ/メロコアバンドの1stアルバム。


「季節外れの美メロハリケーン 涙の振水確立200%」なんて
帯タタキに記されておりDirty Old Menみたいな音を期待して
手をつけてみたが音楽的にはヴォーカルのクリーンな高音系の
声質
こそエモいがメロコアに近い雰囲気もあり一概に
叙情バンドとは言い切れない部分も多い。ちなみに本作以前に
ミニアルバムをリリースしている。

1曲目はデリデリしたリフで幕を開け明るめのエモというか
メロコア的な雰囲気を見せるぞ。細かいリフワークは面白いな。
非常に短くワンコーラスで終了するところは疑問だがまぁそこが
パンクって事で(笑)。2曲目もどちらかといえばメロコア寄り
言えそうだな。まぁ途中のアコギミドルテンポによる展開は
たしかにエモだが・・・。3曲目は打ち込みのリズムに初音ミク系の
加工テクノヴォーカル
が登場するも曲調は哀愁のあるエモだな。
タッピングを使ったギターソロも聴けるぞ。4曲目はメロコア的な
疾走感
を持った爆走ファストチューンだ!曲調も完全にそっち系だな。
ギターソロは意外と頑張っているぞ!勿論パンクのレベルでだけど(爆)。
8曲目は再びファストなメロコアとなる。9曲目も疾走チューンだが
イントロで非常に弱弱しいがシャウトも登場し本作の中では最も
アグレッシヴだと言えるだろう!これまた滅茶苦茶貧弱だがデス声
コーラス
も登場しスクリーモの影響もあるな。ギターもそれっぽいリフを
弾くがやはりホンマモンの荒々しさは無く小粒に纏まっている感があるな・・・!
11曲目もメロコア的な明るさで疾走するがこのバンドサウンドに埋もれてしまっている
肺活量常人以下と言えそうな声量皆無のヴォーカル
どうにかならんのだろうか!?(爆)


エモともメロコアともつかない没個性で中途半端な曲が続き
ヴォーカルもかなり声量が無く貧弱で稚拙な歌唱を延々と披露し
ドラム、ベースもただリズムを淡々と刻んでいるだけで自己主張の無い
面白み皆無のプレイに終始しており正直ガッカリなのだがギターだけは
細かいリフワークに上手くは無いがタッピングや速弾きギターソロ
頑張っており好感が持てるな。だが正直言ってDirty Old Menのような
音を期待していたので肩透かしもいい所である!美メロハリケーンと
抜かしつつ大してフックの無い微妙なメロディーばかりだしな・・・!
まぁこれからのバンドだろう。ぶっちゃけELLEGARDENの劣化コピー
みたいなバンドなんで個性も欲しい所だ・・・!



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満足度 60% お気に入り曲 Nothing to lose with me







"Cross The Journey"




日本のエモ/メロコアバンドの2ndアルバム。


牛タンの町仙台で産声を上げた4ピースの若手メロコアバンドで、
前作は正直どこにでも転がっているありがち極まるノーマルな
没個性メロコア以外の何物でもなく高い評価にはならんかった
2作目のフルアルバムにあたる本作では基本的なスタイルは変わっていない
単純にメロディーセンス、ヴォーカル、演奏スキルが著しく向上しており
秘めた才能が開花したのかどうかは知らんがかなりクオリティーが
上がっている
ぞ!メロコアとエモのいい所取りと言えそうな雰囲気で
まだこれといった個性があると言うわけではないがこの手のメロコアとしては
かなりハイレベルな1枚に仕上がったと言えるのではないだろうか!?

ピアノ、ストリングスがチープなれど初めて聴く気のしない超キャッチーな、
一歩間違えれば歌謡J-POPの領域に足を踏み入れてしまいそうなメロディーを
奏でるイントロに続く2曲目はアップテンポで力強いバンドサウンドが聴け
この手のスタイルとしては説得力を増したエモいクリーンVoが実にキャッチーな
メロディーを歌う王道ながらメロコアとエモの中間みたいな楽曲である!
ギターソロもなかなかに細かいフレーズを器用に弾きその後はストリングスが
叙情性を演出、
アレンジセンスも向上しておるのう・・・!3曲目は日本語詩
これまた初めて聴く気がしない恐ろしくキャッチーなフックに満ちた
メロディーが登場する!
このメロディーセンスは他のメロコア勢と比較しても
頭一つ抜きん出ているかも知れんなぁ・・・!4曲目は明るいポップ寄りの曲
小洒落たピアノが終始バックでジャジーに顔を出し軽快さを演出、
5曲目はいかにもメロコア然とした疾走チューンで明るくもエモ的な
憂いを感じさせるキャッチーさ
があり個性は無いが良質である!
6曲目はミドルテンポでこれまたいかにもメロコア的な雰囲気を持った
キャッチーさに満ちたフレーズが聴ける淡々とした曲でこれもエモにも通じる
メロウさ
を感じさせるのう・・・!7曲目もキャッチーなミドル曲
サビはメロコア、エモ的な質感を保ちつつももはやポップスの領域に
傾いている
と言えるかも知れんな・・・!8曲目はストリングスを取り入れた
メロウなバラード曲。
ギターソロも丸みを帯びたトーンでパンクとしては
泣きのフレーズを奏でておりメタル的な速弾きできるパンクバンドは
ここ最近増えてきているがこういう泣きのトーンを表現するバンドはあまり
見られないだけに新鮮だな・・・!ラストのコーラス、ピアノも実に叙情的である!


プロダクション、ヴォーカル、演奏も然る事ながら何よりメロディーセンスが
かなりのクオリティーアップ
を見せている所が評価できよう!基本的な
メロコアスタイル
を踏襲しつつも同系統の国産バンドと比べて頭一つ
抜きん出た才覚
を感じさせるこのフックに満ちた叙情メロディーは所謂
クサメロとは異なるものの歌謡寄りのJ-POPに通じる日本人好みの
キャッチーさ
を持っており、下手すりゃ非パンク、メロコア層・・・
音楽に興味無い層
にもアピール出来てしまうかも知れん普遍性
感じさせてくれるわい!ピアノ、ストリングスが効果的に使われ曲展開、
アレンジもしかとしており
メロディーが良くても単純すぎて即効で
飽きてしまうような事がない
のも高評価すべき部分である!




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満足度 77% お気に入り曲 No.8、サヨナラ,そして,アリガト、Let’s Head Out!、Lily







"The World"




日本のエモ/メロコアバンドのリメイクアルバム。


美メロのメロコア/エモコアとの触れ込みデビューを果たしたバンドだが、
1stの頃はまだありきたりなメロコア印象の薄い微妙な部分が目立っていた・・・!
だが2ndで急に大化けし、ポップでキャッチーかつ憂いを秘めた上質のエモコアに進化し
ヴォーカルや演奏スキルも著しく向上、アレンジ面でもピアノやストリングスを
効果的に使えるようになり、
まるで別バンドじゃねぇのかってな位に劇的な成長を
見せつけてくれた!
そしてサポートキーボーディストが正式に加入してから
初の音源となる3作目の本作だが、厳密には新譜ではなく過去曲のリメイクで、何と
全曲日本語詩に変えられているが、まだまだ微妙だった1stの頃の曲も今のスキルで
リメイクされているため彼らの成長振りがしかと見て取れよう・・・!さらに本作は
クソ忌々しきマザーファッキン震災のジャスト1年後の3・11にリリース、
軟弱系バンドに見えるもこういう部分はやはりパンクか!?

1曲目は新曲ピアノに始まり日本語ヴォーカル軟弱そうなムードを放ち、ポップス色
見せるもギターはそれなりにハードで、さらにストリングスまで登場!明るさを
持ちつつ
叙情性も確かにあり、ファンタジックな質感も見られるだろうか!?
以降は過去曲のリメイクで2曲目もストリングスが目立ちソフトな印象を見せる
ミドル曲
で、メロディーは明るくポップな面が強いな・・・!3曲目はピコピコしたダンサブルさがある
デジタルサウンドが目立った、電子音使いまくり4つ打ち系ダンサブル要素の
強い曲
でやはり好みからは外れるが(爆)、4曲目はピアノやストリングスが実に美しい
出だし
から軽快な疾走感を見せるアップテンポチューンだ!5曲目はアコギで始まり非常に
キャッチーなサビが聴けるバラード。6曲目は再び登場のデジタル系ダンサブル曲で、
7曲目もトランス風のシンセが目立つも、基本は明るめのポップなミドル〜アップテンポ曲となり
ギターソロはツインでハモリを見せているな。8曲目はクリーンギター淡々とした
ムード
を放つバラード寄りの曲。叙情性が強くもサビは実にポップス的じゃのう・・・!
ギターソロ後はストリングスが顔を出しドラマティックさを見せるも、シンフォニック
言うよりはJ-POP的だな。その後の2ndソロは泣きの要素が強いのう・・・!9曲目はまた
ポップス系のヴォーカルストリングスが聴け、その後はメロウさを放ちつつ疾走する
アップテンポチューン
になるぞ!10曲目は落ち着きのあるピアノ、ヴォーカル
淡々としたムードを放ち、チェロの音色も顔を出すバラード曲。


とりあえずコンセプトアルバム的扱いになっているようだが、単に過去曲のリメイクなんで
まぁ熱心なファンなら懐に余裕がある時に手を出せばいい1枚だが、彼らを知らない
初心者リスナーなら純粋に楽しめるであろうアルバムでもあるな。まぁそういうリスナーには
本作よりも前作の2ndをオススメしたい所なんだが・・・!




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満足度 72% お気に入り曲 Peace Maker  Rain  Do You Remember ?  Hero







"SOULMATE"




日本のエモ/メロコアバンドによる2枚組アルバム。


デビュー当時はまだまだ青さ、甘さの残るジャリ向けポップパンクだったが、アルバムを
重ねる毎に着実に成長し曲によってはピアノやストリングス等も普通に導入、美メロを
武器とする良質エモバンドにのし上がっていった・・・!
そして本作はそんな彼等による
まさかの2枚組アルバムとなっており、完全新曲12曲が収録された1枚目に加え、
12ヶ月連続で毎月リリースされたシングル曲12曲が収録された2枚目という構成で
全24曲収録と言うボリューム満点の仕上がりを見せておる!

収録曲がかなり多いが故に何気にバラエティー豊かな楽曲が揃っているが、
そのためかつてのメロコア、エモ的なバンドサウンドのガムシャラな勢いと言うものが
見事に消滅しておりセルアウトポップスに成り下がったような曲も目立っておる!(爆)
穏やかでマイルドなソフトさのある曲、今風なデジタル要素を大々的に導入したチャラさ
満点のミーハーなエレクトロニカチューン
もあり、メロコアの青臭い荒さある勢い
エモ的な胸を締め付ける湿った情緒というものが無くなり、代わりにあるのは
よくある無難な売れ線J-POP的な薄っぺらさという体たらく!何てこったい彼らも
御多分に漏れずメジャーに魂を売っちまったって訳かい!どうしてこうなるんだ!


まぁそれでも一部で全盛期の頃に近いフックあるメロディーラインも聴けるんだが、
哀愁とか憂いは無くこれも明るいだけの売れ線J-POP臭が強く激しく鼻に付くわい!
ストリングス
とかの使い方もクラシック的な格調高さは微塵も無く、そこいらに
転がっているチャラいミーハーJ-POPでよくある感じの面白味を何ら感じさせない
飾り付け程度
なのが激しくファックである!シングル曲が売れ線に走るのはある意味
仕方無いが、せめて新たに用意したアルバム用の新曲だけは尖った部分を残しておけや!
お前等の得意だったエモい哀愁あるフックどこ行ったんや!!(爆)
どうやらもう解散したようだが自業自得じゃ!




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満足度 10% お気に入り曲 特に無し







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