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"The Somberlain"




スウェーデン出身のメロディックブラックメタルバンドによる1stアルバム。


ブラックメタル叙情メロディーを導入し、メロディックブラックのスタイルの礎を築いた
伝説的なバンドで、ブラックメタルバンドらしく悪魔主義、反キリスト思想を持っているが
精神性以上に音楽性で評価されており、その楽曲は今日のメロディックブラックメタル
まさしくルーツと言えるであろうドラマティックさ、寒々しいメロディアスさを持っており
慟哭系のメロデスにも通じる印象があるな・・・!

1曲目から早速ブラックメタルらしくも叙情的なトレモロ、ブラストが炸裂!ギターフレーズが
またかなりメロディアスで、途中アコギも顔を出しとことん劇的さに拘っている印象があるな。
ヴォーカルは基本喚きタイプの吐き捨てだが、後半では何故かハイトーンシャウトに加え
オーオー言うコーラスも聴けるぞ。2曲目も叙情的なハモリギターに始まり劇的に疾走!
途中またメロウになるのう・・・!3曲目は叙情性満点のアコギによる短い繋ぎで、4曲目は再び叙情リフが聴ける
テンポチェンジの多い曲となり5曲目も叙情リフと共に疾走開始!ブラストやトレモロ
多用されブラックメタルらしい寒々しさも目立っており、ラストはアコギでしんみりと締めるぞ。6曲目は怪しげな
情緒
を放つハモリギターに始まり疾走もするが、結構スローパートがメインな印象があるのう・・・!
7曲目は民謡風のアコギによる短いインストで、8曲目はこれまたギターが怪しげなムードを演出、ミドル〜アップテンポで
結構力強い印象があり細かいギターソロも聴けるぞ!9曲目はどこかエキゾチックさのある
メロディー
を奏でるギターが登場、淡々としたミドルテンポで展開し怪しさを放っているが、その後は疾走するぞ!
10曲目は叙情性満点のメロディアスなギターがメインとなりドラマティックさを演出、
ミドルテンポ主体
で展開し珍しくシンセソロも聴けるのう・・・!11曲目はこれまた叙情性に満ち溢れた
アコギ
が聴けるアウトロ的なインストである。


プロダクションこそ時代を感じさせるも、楽曲的には今なお普遍のクオリティーがあり
メロディックブラックメタルの開祖
と呼ぶに相応しい充実した楽曲を聴かせてくれるぞ!
まぁまだデビュー作なんで曲がどうにも長過ぎて冗長だったりする面もあり、
似たような楽曲が並んでいる印象もあるんだが部分的にアコギを導入する等鋭いセンスを感じさせ、
音響もブラックメタルとしては厚みがある方チープさ、軽さが見られないのも良いな!




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満足度 84% お気に入り曲 全部







"Storm of the Light's Bane"




スウェーデン出身のメロディックブラックメタルバンドによる2ndアルバム。


メロブラの元祖として名高い伝説のバンドで、本作が彼等の出世作にして代表作である
通産2作目のフルアルバムである!音楽的にはスタイルとして既に完成されていた
前作の流れをそのまま踏襲
しつつも、さらに洗練されクオリティーを向上させており
今日までに至るメロディックブラックを見事に形成しておる!

1曲目は厳かなムードを発散する叙情ギターが聴けるイントロで、続く2曲目は早速の
ハイテンション振りを誇る疾走感を放ち、北欧らしい寒々しさを強烈に演出するギターが
凶暴かつ叙情的に吹き荒れておる!中盤のアコギがまたメロウで良いのう・・・!
3曲目もまた吹雪のようなトレモロ、ブラストが聴けるもやはりメロディアスさがあり、ギターソロ
また完全メロディー重視のプレイを見せておる!4曲目はどこか怪しげなムードを発散しつつもやはり
リードギターが泣いており、基本はスロー/ミドルテンポだが民謡的なメロディーが聴けるぞ!
5曲目はブラスト、トレモロで突進力を見せつつもやはり叙情的で、6曲目は寒々しさの中に
憂いを秘めたミドル曲。途中からブラストも披露するぞ!7曲目もまた寒々しさ漂うトレモロ、
ブラスト
メロウに疾走するメロブラで、8曲目はmidiのようなショボい音色のピアノ
メランコリックさを演出するアウトロである。


シンフォニックブラックとは異なりオーケストレーション、シンセに一切頼らず
バンドサウンド・・・ツインギターのみ
で徹底して凶暴かつ叙情的なメロディアスさ
存分に発揮する、メロディックブラックなるジャンルのルーツが全てここに詰まっておる!
次作で方向性が大きく変わってしまうが、本作と前作はエクストリームメタルの名盤だと言えよう・・・!




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満足度 87% お気に入り曲 全部







"Reinkaos"




スウェーデン出身のメロディックブラックメタルバンドによる3rdアルバム。


暴虐なブラックメタル叙情的なギターを導入しメロディックブラックのスタイルを確立、
多くのフォロワーを生み出した伝説のバンドで、過去2枚でシーンにその名を刻み込むも
過激思想の多いブラックメタルらしく、中心人物のギターヴォーカル、ジョン・ノトヴェイト
パクられ8年ブタ箱にブチ込まれ活動休止を余儀なくされた・・・!だが2004年に釈放され
それを機に再び活動を再開、
そして2006年にリリースされたのが通産3作目に当たる本作である!
音楽的にはメロブラの開祖とされた過去2作とは大きく異なっており、ヘヴィ寄りのタイトなリズム
正統派HM/HRに接近しており脱ブラックメタルしてはいるものの、リードギターは
過去作の流れをしかと踏襲した叙情性
が見られるな。

1曲目はアコギで幕を開けヘヴィ寄りのタイトなバンドサウンド、勇壮なリードギターも聴ける
イントロで、2曲目はヘヴィな正統派と言いたくなるリフ、リズムが聴け脱ブラックメタルしておる!
ただ疾走感はありリードギターは過去作同様の叙情性が残っているのう・・・!3曲目もまたタイトさのある
リフ、リズム
叙情ギターが聴けるアップテンポ曲。中盤で得意の(?)アコギが聴け泣きのギターも顔を出すぞ。
4曲目は何と新機軸と言える、ブルージーな渋みある味わいを見せるギターが聴けるミドル曲である!
5曲目は叙情的なクリーンギターで幕を開け正統派に近い淡々としたミドルテンポで展開、
後半でテンポアップしメロデス寄りの叙情ギターが顔を出すぞ。6曲目はアップテンポで叩き付けるような
パワフルな勢い
を放ち叙情リードギターも目立っているのう・・・!7曲目はアコギによる短いインストで、
8曲目は完全に慟哭系メロデスと言えるであろうギターフレーズが聴けるミドルチューン。ブルージーな渋さを
醸し出すギターソロ
も面白いな。9曲目もメランコリックな憂いを纏わせたギターが聴け、
どこかヴァイキングメタル的な男泣きの空気を発散するインストのスロー曲である。10曲目は再びアップテンポで
メロデス色濃いフレージングを披露するぞ!11曲目は叙情的なギターフレーズが聴けつつも
淡々としたミドルテンポで展開、後半で女性Voも顔を出すのう・・・!


過去2作とは完全に異なる方向性で、ブラックメタルの要素が無くなった事で北欧特有の
吹雪のような寒々しさが消滅、
リズム面もブラストによる疾走感が無くなり、軽快なノリの
アップテンポ
止まりで生粋のブラックメタラーには楽しめないスタイルになった感があるも、
個人的にはこのタイトでソリッドなヘヴィさを持った正統派寄りの音作りのほうが単調で
音の悪いブラックメタルよりも好み
だし、何より叙情性溢れる泣きのギターフレーズはしかと
健在
なんで、メロデスや正統派、パワーメタル等を好むメタラーにアピール出来る仕上がりに
なったと言えるだろうな・・・!
とは言え過去2作と比べるとやや単調になった印象もありパッとしない
微妙なミドル曲
も目立っており、何だかんだで過去2作のほうが単純に魅力があったのも確かである!
アルバム3枚以外にもシングルやデモ、ライヴDVD等を多々リリースしているが、その後解散した上に
ジョン・ノトヴェイトが拳銃自殺してしまい本当に伝説の存在となってしまった・・・!R.I.P




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満足度 83% お気に入り曲 Beyond the horizion  Starless Aeon
Xeper-I-set  God of forbidden light  Reinkaos  Internal Fire







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