DETHKLOK







"Dethalbum"




アメリカ出身の架空のメロディックデスメタルバンドによる1stアルバム。


アメリカを代表するアニメ専門チャンネル、カートゥーンネットワークにおける、
大人向けの時間帯であるアダルトスイム(Adult Swim)で放送されているHM/HRアニメ、
“METALOCALYPSE”
に登場する架空のコミックバンドである!日本でも
デトロイト・メタル・シティを始めメタルを題材にしたアニメは幾つかあるが、
DMCを除けばどれも日本のギーク向けの所謂「萌え〜、萌え〜」なズリネタでしか無く
個人的には一切好みでは無い!だがそこはザ・シンプソンズを生んだアメリカの
カートゥーン
だけあって、Adult Swimで放送されているアニメはどれもサウスパークばりの
下劣さ、下ネタ、ブラックユーモア
に満ち溢れた俺好みの内容で、METALOCALYPSEも
日本では放送されていないがそんな内容らしい・・・!ちなみにここ最近Adult Swimで
人気なのはマイク・タイソンのアニメである(爆)。
畜生!俺もアメリカに生まれたかったぜ!


そんなわけでコミックバンド的な立ち位置のDETHKLOKだが、所詮偽メタルな
DMC
と異なり聴けるサウンドはまっとうなHM/HRなんだが、音楽的にはメロデスの
流れを汲んだ叙情メタルコア
となっており、基本的にアグレッシヴさは皆無
意外にもメロディー重視のライトな音作りだろうか!?

1曲目はザクザクしたリフグロウルが聴けつつ淡々と展開、後半でクワイア風の
雄々しいコーラス
も聴け、2曲目もスローテンポだがギターが叙情的かつ劇的
3曲目は緊迫感が見られ叙情ギターと共に疾走!4曲目はタイトで怪しげなリフ
ラップ風の呟きグロウルが乗り、5曲目はメロデス系メタルコアにかなり近く
叙情リフがメインで、リードギター、ソロもかなりメロディアスで良いな・・・!
6曲目はラップ風の早口呟きVoにこれまたメロデス風ギターが聴ける無骨なミドル曲。
途中からテンポアップしギターソロがまたメロディー重視である!7曲目はスラッシーな
ソリッド感
が見られつつ叙情トレモロも登場、8曲目も勇壮かつ無骨な印象の
ミドル曲
で、9曲目は細かいピロピロギターが目立ったアップテンポチューンとなるぞ!
10曲目も叙情メロデステイスト溢れる疾走曲で、11曲目はどちらかと言ったら
ブルデスに近い印象の疾走曲だな。12曲目もブルデスに近いファストチューンだが、
どこかアメリカンなノリの良さもありダミ声Voも登場、ギターソロが劇的である!
13曲目は無骨なムード漂うストロングなミドル曲。14曲目も無骨な刻みが聴けるヘヴィな曲調で、
15曲目はうって変わってストリングスがシンフォニックさを演出しヘヴィサウンドも登場、
16曲目はクワイア入りの疾走メロデスで、短いがどうやらテーマソングっぽいな。


呟くようなグロウルを乗せ、リードギターがメロディアスな叙情性を放つ
ヘヴィ過ぎないメロデスとなっており、曲数が多く1曲1曲が短い辺りが
いかにも作中で使われるサントラ的な感じ物足り無さはあるが、所詮は
オルタナ小僧どもがネタ感覚で消費するに過ぎなかった日本のDMCとは根本的に
異なっており、その音作りはしかとHM/HRしておりコミックバンドと侮る事は出来ないだろう・・・!
ちなみに実体の無いカートゥーンバンドでありながらもリアル世界で
キッチリ活動
しており、大物バンドのサポートでツアーしたり
SPINAL TAP的な立ち位置を確保しているようだ・・・!しかしメタラーが
こういうカートゥーンを好む
と言うのが実にアメリカ的で羨ましい話である!
アメコミでも“HEAVY MEATL”というクッソ硬派なコミックがあるんだが、
実はこれはバンドデシネ(フランスのコミック)の“メタル・ユルラン”が
元になっているようだが・・・。
日本のメタラーが好きなアニメは
萌え〜萌え〜系だけだもんなぁ・・・!ガッデム!




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満足度 80% お気に入り曲 Awaken  Go Forth And Die  Fansong
Thunderhorse  Briefcase Full Of Guts  Hatredcopter







"The Doomstar Requiem: a Klok Opera"




アメリカ出身の架空のメロディックデスメタルバンドによる4thアルバム。


アドベンチャータイム、おかしなガムボール、スティーブン・ユニバース、
おっはよー!アンクル・グランパ、おくびょうなカーレッジくん
等で有名なアメリカが誇る
アニメ専門チャンネル、カートゥーンネットワークの派生系である大人向けの
Adult Swim
で放送されているアニメ、“METALOCALYPSE”に登場する架空のバンドが
リリースした
と言う体になっているネタアルバムである!コミックバンドである事に
違いは無いが、流石はエクストリームメタル先進国であるアメリカだけあって
音楽的には意外にも正統派HM/HRメロディックデスの要素を色濃く感じさせる
叙情派メタルコアと呼べそうなサウンドで、日本のマスカキアニメしか興味の無い
ジャパンのギークメタラーでも楽しめるであろうサウンドを聴かせてくれるぞ!
まぁもっともティーン・タイタンズのスターファイヤーレイブン、ジンクス
アドベンチャータイムのフィオナ、マーセリンやスティーブン・ユニバースのラピスラズリ
日本人好みのキャラクターはここ最近増えているのだが・・・!ディズニーチャンネルだが
悪魔バスター★スター・バタフライもきっとそういうタイプだろう。
ただ怪奇ゾーン グラビティフォールズのメイベルはブスだと思う(爆)。
矯正器具さえ無ければ大分違ってくる
とは思うが・・・!?

本作はメロデス寄りメタルコアな側面を残してはいるものの、どうやらロックオペラ的な
コンセプトアルバム
となっているらしく、複数のデスVoやら野蛮なダミ声やら
ヘタウマ系の微妙なクリーンVo等を導入、曲によってはまったくメタル要素が
見られないユル〜イ部分
もありつつQUEEN的なクワイア系コーラス、
シアトリカルなドラマテックさ
も見られ面白いと言えば面白いんだが、
従来のメロデス系メタルコアを期待したリスナーには肩透かしな部分も多いだろうな。
ラスト21曲目はオーケストラのみによる23分の大作で、他にも壮大さを放つ
シンフォニック要素
も随所で顔を出し、そこは盛り上がりを見せてくれるのだが・・・!
上記したスティーブン・ユニバースでも劇中歌でQUEEN、ヴァレンシアばりの
シアトリカルなロックオペラチューン
が聴けたし、何気にこういうスタイルが
今のカートゥーン界のトレンドなのだろうか!?そう考えるとやはり
フィニアスとファーブが残した功績は大きいのう・・・!
まぁ個人的にはサウスパークが走りだと思っているが(笑)。
監督のトレイ・パーカー、マット・ストーンはバークリー出身だもんな(爆)。


曲によっては面白い部分もあり、正統派HM/HRらしいオーソドックスなリフワークや
シアトリカルさ満点のQUEEN風コーラス、
さらには女性Voまで顔を出す曲もあるが、
全体的に散漫な印象がありとっちらかったアルバムと言えなくも無い感じで、
1曲1曲が短く曲数が多いため、どちらかと言ったらアルバム1枚で1曲と
捉えて聴いたほうがしっくり来る
かも知れんな・・・!QUEEN的シアトリカルさは
個人的に好み
だが、1曲の中でドラマティックにしっかり練り込んで貰いたかったな。




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満足度 76% お気に入り曲 Magnus And The Assassin  Tracking/Ishnifus And The Challenge
The Fans Are Chatting  The Duel  Training/Do It All For My Brother   The Depths Of Humanity







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