D'ERLANGER







"the price of being a rose in loneliness"




日本の大御所ヴィジュアル系バンドの再結成後にリリースされた2作目のアルバム。


ヴィジュアル系黎明期より活動を続ける大御所バンドで一度は
解散したが長きブランクの後、近年再結成し本作は再結成後に
リリースされた2作目のアルバムということになる。俺は今まで
彼等の音源を聴いたことは無かったのだが音楽的には初期V系のライトさ、
ダークな耽美感
を持ちつつも意外とバンドサウンドがハードロック系
男の哀愁を感じさせる低音でディープに歌うヴォーカルも声量は無さそうだが
音楽性にマッチしているな!曲調も日本人好みの哀愁の叙情クサクサメロディーあり、
ビッグバンド風のスイングチューンあり、黒夢の“親愛なるデスマスク”
同じ方向性を向いた激しいコアな曲あり、どこからどう聴いても歌謡曲まんまな曲ありと、
まさに初期V系の歴史をそのまま内包したような内容に仕上がっているぞ!
ホント、多くのバンドが彼等の影響を受けたんだろうなぁ・・・!

遊園地的SEで始まりそれに続く2曲目はどこかスパニッシュ的雰囲気
ありアコーディオンっぽい音も登場しけっこうクサいぞ!
4曲目はシャウト多様で疾走するアグレッシヴな
だ!メタル的へヴィさではなくあくまでV系の攻撃性を追及しているな。
6曲目はタンゴ的なリズム歌謡曲クサさがプンプン放たれる曲。
良くも悪くも日本人バンドらしいと言えるかも知れんな。途中疾走し
妖しい歌謡叙情メロディーが聴ける!8曲目も滅茶苦茶歌謡曲クサい
雰囲気
があるな・・・!ここまでコテコテだと受け付けない人も多そうだ。
12曲目は非常にダークで妖しい歌謡バラードストリングスも登場し
呟くような低音ディープVoもクセは強いが曲調にマッチしており
ブルージーな泣きを見せるギターソロも良い。ラストの13曲目は
オーケストラがディズニー映画のサントラの如き壮大さを見せ付ける
シンフォニック終曲である!これまでとはまったく違う雰囲気で意表を突かれるのう・・・!


奇をてらった感は無くあくまでも軽めながらも荒々しい
バンドサウンドにダークで妖しい耽美雰囲気、歌謡曲的哀愁メロディーと
いかにも昔のヴィジュアル系バンドってな感じなのだが雨後の筍の如く
シーンに溢れかえった劣化バンドとは違うきちんとしたクオリティーはたしかに
存在しているな。ベテランの貫禄というやつだろうか!?後半かなり
古臭い歌謡曲っぽさが濃くなりその辺が賛否分かれそうだがメリーとかが
好きな人にはウケが良さそうだな。非常に近い音作りである!最近の
リスナーに受けるのはDir en greyのようなデスメタルばりにへヴィな音や
VERSAILLESのような完全様式美シンフォニックメタルだろうが本作は
いかにも王道のV系ってな音でこの手の音のルーツを探りたい人には
まさにうってつけだと言えるだろう!



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満足度 75% お気に入り曲 影舞、PUBLIC POISON#09







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