DEMON







"Night of the Demon"




イギリス出身のHM/HRバンドによる1stアルバム。


NWOBHM全盛期においてカルト的立ち位置のバンドとしてマニアに愛された伝説の存在で、
本作は81年にリリースされた彼等のデビューアルバムとなっており、後に音楽性を変え
プログレ化したりもする
のだが、本作の音楽性はカルトでマニアックな印象とはまったく
異なるキャッチーさ満点のメロディアスハードと言ってしまっても良い位で、軽快で
ポップさすら感じさせるメロディックな曲調
ブリティッシュらしい憂い
適度に塗しギターも泣きのフレーズを随所に放り込んでいるぞ!

1曲目はホラー的なムードを発散する怪しげなイントロだが、続く2曲目はうって変わって
ライトなノリ
を放つ明るめのハードロックとなりオカルティックさを微塵も感じさせない
キャッチーさを放つぞ!ヴォーカルも枯れた味わいのハスキーな声質普通に上手く
ギターリフもいい感じ
泣きも披露、NWOBHMらしい陰りもあり好印象である!
3曲目は軽快なリズム、ギターが聴けるノリの良い曲調で、4曲目は早速の泣きのギター
顔を出し淡々としたマイルドさを演出、ヴォーカルも抑え目のソフトな歌い回しサビは
熱唱しエモーショナル
だな。ギターソロがまた泣きまくりで良いのう・・・!5曲目は軽快なノリの良さを見せる
アップテンポのハードロックチューン
で、ヴォーカルに憂いがあり明るくなり切れない
この辺がまたいかにもブリティッシュハードロック的で好みだな(笑)。6曲目は鋭さのある
ギターリフ
ロックンロール的なドライヴ感を放つミドル曲で、7曲目はアメリカンロック
接近したかのような乾いたギター、リズム淡々としたロックンロールムードを醸し出しており
オッサンロッカーが好みそうな曲調で、8曲目は泣きのギターが顔を出しつつ軽快なノリを見せる
キャッチーなアップテンポ曲
で、サビなんか相当にメロハー寄りな印象があるな・・・!ギターソロは珍しく
バリバリ弾きまくっているぞ!9曲目は淡々とした穏やかな曲調で、サビはキャッチーさを見せつつちょいと
ブルージーな印象もあり、ギターソロはこれまたエモーショナルな泣きを見せているぞ。10曲目は勢いを感じさせる
ギターリフ
がなかなかにワイルドなアップテンポ曲で、ギターソロがまた豪快さを感じさせるのう!
11曲目は昔ながらのロックンロールムードを醸し出す無骨なアップテンポとなり、ギターも
弾きまくり
で目立っているが、カウベルの音は非常にダサく(爆)良くも悪くもこの辺が味だろうか!?
12曲目は淡々としたノリロックンロールなムードを醸し出すミドルチューンで、
サビがまた憂いを纏いつつキャッチーなフックを放っておりこういうセンスは見事だな・・・!
13曲目は6曲目の別ヴァージョンで、14曲目は2曲目のリミックスである。


オカルティックでコアなホラー的イメージとは間逆を行く、適度な憂いを帯びた
メロディアスでキャッチーなハードロック
となっており、メロハー好きなら普通に
好印象を抱くであろう佳作的な1枚
となっておる!NWOBHMの激動の流れに埋もれた
惜しいバンド
だが、もし90年代にデビューしてたらゼロ・コーポレーションが
拾っていても何ら不思議では無いバンド
だろう・・・!




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満足度 77% お気に入り曲 Night Of The Demon  Father Of Time  Decisions
One Helluva Night  One Helluva Night







"Unexpected Guest"




イギリス出身のHM/HRバンドによる2ndアルバム。


サタニックでオカルティックなバンドがやけに多かった印象のあるNWOBHMにおいて
カルト的な人気を誇っていた幻のバンドで、その音楽性は意外にもオーソドックスな
正統派のブリティッシュHM/HR
となっており、当時のバンドらしいブルージーさ
見せつつもメロハーに通じるキャッチーさ、泣きのギター光を放っており
明るくなり切れないイギリスのバンドらしい陰り
も感じさせてくれるぞ!

1曲目は怪しげなシンセダークさを放つイントロで、続く2曲目は英国情緒を強烈に
発散するギター
が登場するアップテンポのドラマティックな曲調で、ギターソロもまた
構築美を感じさせ泣きも披露するのう・・・!
3曲目は落ち着きのあるリズム淡々と
展開するミドル曲
で、哀愁も漂っておりキャッチーな印象もあるな。これまたギターソロが
強烈な泣きを見せておる!
4曲目は軽快なアップテンポで幕を開け咽び泣くギターも登場!
全体的に明るさを感じさせるがそれでもやはりアメリカのバンドのような感じでは無く
イギリスらしい控えめな印象もあるか!?5曲目もまた泣きのギターが早速披露され
チープなシンセ
バックで微かに登場、サビのキャッチーなコーラスと相まって
メロハーに近い印象がある曲だな。6曲目はハモンドが顔を出し淡々とした明るめの空気
醸し出しつつ泣きのギターも登場、これまたメロハー色濃い叙情性も感じさせるな。7曲目はシンセ
バックに纏い軽快なアップテンポ明るいキャッチーさを放つノリの良いポップな曲で、
8曲目は淡々とした穏やかさを見せ、ハスキーなヴォーカル憂いを見せるマイルドな
バラード系
となり、この頃のバンドらしい渋さも感じさせ、これまたギターが相当に強烈な泣き
発散しているのう・・・!9曲目は軽快なノリを放つオーソドックスな正統派HM/HRで、サビが野蛮かつ
妙なキャッチーさ
があり、中盤のシンセがまた強引で怪しく時代性を感じさせるわい!
10曲目はミドルテンポで淡々としつつもメロハー然とした哀愁があり、やはりギターソロが
泣きを見せており
たまらんなぁ・・・!11曲目はノリの良い軽快なアップテンポのハードロック
明るめのキャッチーさを感じさせ、サビもコーラスこそ野蛮なれど共に歌えるフックがしかとあるな。


本作の方向性も前作に続いてのメロディアスでキャッチーな英国ハードロック
踏襲しており、泣きのギターにも磨きがかけられ構築されたエモーショナルな
ソロ
を弾き自己主張しておるのう・・・!次作で方向性が変わってしまい何故か
シンセメインの音作りになってしまうので、古き良きブリティッシュHRを愛する
メタラー
には本作と前作がオススメじゃろうて・・・!




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満足度 77% お気に入り曲 Don't Break The Circle  Sign Of A Madman







"The Plague"




イギリス出身のHM/HRバンドによる3rdアルバム。


NWOBHM幻のバンドと言われて来た存在で、過去2作はダーティーなイメージと異なり
キャッチーさ、メロディアスさ、エモーショナルな泣きのギター
を主軸とした、
極めてまっとうなオーソドックスさのあるブリティッシュHM/HRとなっており、派手さは
無いしバタ臭い部分もあるのだが、メロハー寄りの叙情性、ブリティッシュらしい
明るくなり切れない陰り
を感じさせ好印象だった・・・!だが続く3作目の本作
何と音楽性が変わってしまっており、これまで殆ど使われなかったシンセサウンド
大々的に導入され時代を感じさせるスペイシーな音色が自己主張しまくる音作りに変わってしまっておる!

1曲目は早速スペイシーなシンセが前面に押し出され、バンドサウンドも顔を出すが
メインを張るのは80年代を感じさせるシンセサウンドで、アップテンポで軽快な
ノリの良さ
もあるんだが全体的にどこかシンセポップと言うかニューウェイヴ風の印象があるなぁ・・・!
2曲目は淡々としたムードを放つも、過去作に無かったスペイシー系シンセ80年代視点の
近未来感
を放っており、過去2作のブリティッシュハードロック路線からはかなり遠ざかって
しまっている
なぁ・・・!3曲目はシンセも聴けつつアコギ、ピアノが叙情性を放つメロウな楽曲となり、
途中までバンドサウンドは無いがこの曲はプログレ的な要素が確かに感じられるだろうか!?
4曲目はパーカッシヴなドラムで幕を開け淡々としつつも荒々しいヴォーカルが登場、
シンセも目立っているがこの曲は過去作に近いムードがあるか!?5曲目は妙に穏やかでマイルドな
音作り
になりその後は4曲目と同じサビを繰り返すぞ。6曲目はストロングな勢いを見せつつ
それなりにワイルドなギターが登場、フレーズ的にはプログレに近く、途中のリズムチェンジもまた
プログレに接近している感があるな。7曲目は穏やかなクリーンギター叙情性を放ち、
上手くは無いが味のある切々としたヴォーカルも登場、アトモスフェリックな空気を
醸し出すバラード的な曲調だな。8曲目は派手なシンセが盛り上がる軽快なアップテンポで、
ギターもそこそこ顔を出しハードロック的なフレーズを披露するが、過去2作のような
強烈な泣きのエモーション
は感じられないのう・・・!


シンセを大々的に取り入れた事により、巷ではプログレ化したとの意見が多いんだが
本作で聴ける音はプログレと言うよりは時代性を感じさせるシンセポップとか、
ニューウェイヴ的な印象が強く本気でプログレを期待すると肩透かしもいい所である!
まぁ確かにこの頃のプログレのシンセの音色こんな感じなのが多かったんだが
中途半端に過去のロック要素80年代以降のデジタルサウンドが混ざり合ってしまい
どうにも煮え切らない中途半端な音楽性になっちまった印象があるなぁ・・・!
せっかくの持ち味である泣きのギターも無くなってしまっており、
まぁぶっちゃけ今で言う所のセルアウトだろう・・・!




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満足度 69% お気に入り曲 Fever In The City  The Writings On The Wall







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