DAYMOON







"All Tomorrows"




ポルトガル出身のプログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


マルチプレイヤーのFred Lessinが中心となって80年代に結成されたバンドだが、
オフィシャルなアルバム2010年代に入ってからようやくリリースしており、
2011年リリースの本作が彼等のデビューアルバムとなっているようだ。
THE TANGENTのAndy Tillisonがプロデュースしているようで、音楽的にはそれなりに
ハードなバンドサウンドやムーグ類が聴ける壮大なシンフォプログレから
サックス類がアヴァンギャルドさを放ったり、メタリックなヘヴィさを見せたり
ファンタジックなメルヘン要素があったり、オールディーズ風になったり
アヴァンギャルド化したりオシャレなエレクトロニカ要素を見せたりと、
かなり幅広いスタイルを見せているんだが、一貫して叙情性、メロウさ
貫いており、意外と散漫な印象が無いのが良いな・・・!

1曲目は出だしからいきなりのムーグ、ハモンドハードロック寄り
バンドサウンドがファイナルファンタジー感を漂わせるプログレハードとなり、
Voはあまり巧くないが立体的なコーラスも登場、中盤以降はシンフォニックな
盛り上がりが見られるな・・・!
2曲目はフルートサックス等も顔を出しつつ
よりメタリックになりシュレッドギターも登場!3曲目はファンタジックな
フルート、アコギ、アコーディオン
等がメルヘンチックな叙情性を演出、
ハードなバンドサウンドも聴けつつ牧歌的なフォークに近いだろうか!?
4曲目はオールディーズ風怪しげな印象のある短い曲で、5曲目もまた穏やかな
オールディーズ風だが、怪しいギターフルートプログレらしさを漂わせており
中盤はアヴァンギャルドだな。6曲目はエレクトロニカ要素入りオシャレで
穏やか
80年代デジタルポップ風で、7曲目はメロウでほの暗いアコギが聴ける
穏やかかつ怪しいバラード風。8曲目はエキゾチックなフレーズが盛り上がる
中東風のプログレハードだが、穏やかなパートも多く9曲目もマイルドでアダルトな穏やか系で
泣きのギターソロも登場、10曲目はチェンバーロック的な薄暗い怪しさがあり、
コーラスもかなり胡散臭い感じだが、中盤からはマイルドかつシンフォニックに盛り上がるぞ。


叙情性重視のプログレハードが基本だが、曲毎に表情を変えておりムーグ等が
盛り上がりを見せたり、ヘヴィなメタリックさを増したかと思えばメルヘンチックな
ファンタジー感
を漂わせたり、オールディーズ化したりアヴァンギャルド路線に
走ったりオシャレなエレクトロニカポップスに色気を出してみたりと多彩な表情
見せているが、上記したようどの曲も根底にあるのはメロウさ、叙情性で、そこいらに多々転がっている
奇をてらっているだけ自己満足オナニープログレとは異なる普遍性
あるだろうか!?イマイチ巧いとは言えないVoが足を引っ張ってはいるものの、雑多ながらも
散漫さの無いクオリティーの高い叙情プログレを聴かせてくれるぞ!




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