DARKSIDE OF INNOCENCE







"Infernum Liberus EST"




ポルトガル出身のフィメールシンフォニックゴシックメタルバンドによる1stアルバム。


ポルトガルはリスボンから2005年に登場した、THE AUTISTなるバンドの
メンバー
によって結成されたバンドで、本作は2009年にリリースされた彼等の
デビューアルバム
となっている。音楽的には女性シンガーをフロントに据えた
フィメールシンフォニックゴシックを基本としつつ、そこにメロデスや
ブラックメタル
等の要素を導入しており、ブラストグロウルも普通に顔を出し
女性クリーンVoはウィスパー系の儚いタイプなんだが、正直歌唱力はイマイチで
プロダクションもかなり篭り気味
で劣悪さがあり、B級の域からは脱し切れていないな・・・!

1曲目は物静かなシンセオーケストレーションによるイントロで、2曲目は荘厳な
シンフォニックゴシック
ブラックメタルを融合させたような感じで、
ブラストやグロウルに加えウィスパー系の女性Voも登場、3曲目はメロパワ風な出だしから
メロデスに接近した印象がありつつシンフォニックだな。4曲目はハープの音色
語りが乗り、エキゾチックなフレーズも顔を出す繋ぎで、5曲目はこれまた
シンフォブラック寄りな印象がありつつ細いソプラノVoも登場、中盤は物静かで
クラシカルな展開になる8分近くの長尺だ。6曲目はシンフォゴシック的でありつつ
プログレメタルのテイストがかなり強く滲み出た展開を見せており、7曲目は語りによる繋ぎで
8曲目はスローテンポでシンフォゴシック的な空気が強い曲だな。9曲目はシンセ、
泣きのギター
が聴ける繋ぎで、10曲目はメロディアスなギターソロで幕を開け、
途中でストリングスパートを挟むマイルドなスロー、ミドルテンポとなり、
11曲目はエキゾチックな優雅さ、壮大さを感じさせる怪しげなシンフォゴシックだ。
やや長くスローパートが多いんでダレるな・・・!12曲目はシンセ、語りがダラダラ続き、
その後もスローテンポでやけに長くダレる10分超えの雰囲気モノだな。


フィメールシンフォゴシックメロデス、ブラックメタルから美味しい所、
クサい所を抽出したバンドと言えば聞こえは良いし、実際曲はなかなかに
良い仕上がり
を見せているとは思うが、劣悪なプロダクション、イマイチ稚拙で
不安定な女性Vo
等まだまだB級バンドの領域に留まっている感じで、HM/HRに
洗練さを求める国内盤オンリーのリスナー
にはかなり厳しいだろうなぁ・・・!
かつて西新宿マニアックな輸入盤クサメタルを漁っていたクサメタラーなら
楽しめるかも知れんが、アルバム後半で極端につまらなくなるのが欠点だな。




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