DAMNATION ANGELS







"Bringer Of Light"




イギリス出身のシンフォニックメタルバンドの1stアルバム。


かつてはロック、メタル発祥の地でありながらも80年代半ば以降メタル不毛の地
なり下がったイギリスから新たに姿を現した新人シンフォニックメタルバンドの
デビュー作
である!日本盤先行発売という事だがその日本盤ボーナストラック
Xの“紅”という事で局地的に話題を集めたとか、集めてないとか言われているような
気がしなくも無いが(爆)音楽的にはホーンやストリングス等と言ったオーケストレーション
導入し大仰なムードを演出、だが最近増えているフィメールVo系ではなくシンガーは男で
しなやかかつ正統派メタル然とした歌い回し
を見せパワフルではないがヘナチョコでもなく
しかとした歌唱力
を感じさせるがアレンジはRHAPSODY OF FIRE辺りのような勇壮な
感じではなく
どちらかと言えば男VoになったNIGHTWISHと言った所だろうか・・・!

1曲目はストリングス、ホーン系のオーケストレーションが厳かさを演出し
途中からバンドサウンドも顔を出すイントロで続く2曲目はこれまたホーン、
ストリングス
が大仰さを放ちバンドサウンドも聴け疾走するもヴォーカルが
登場するとピアノによる大人しいアレンジと化しRHAPSODY OF FIREのような勇壮な
暑苦しいタイプ
とは異なるムードを演出、その後は再び疾走しヴォーカルも張りの
ある声
で歌い上げるぞ。中盤はオーケストラのみのパートになりまるで映画の
サントラのような空気
を放っているのう・・・!後半でギターソロも顔を出し
のっけから10分を超える大作になるが特にプログレッシヴという訳ではない。
3曲目はフィメールクワイアに始まりへヴィリフ、低音で呟くようなVoが聴け
冷たい質感を伴いながら重厚さを見せミドルテンポで淡々と展開するぞ。
4曲目は緊迫感あるホーンで幕を開けやはりミドルテンポになるがオーケストラの質感は
映画のような大仰さ
を出し途中から疾走開始!中盤は重厚なミドルテンポに戻り
ヴォーカルの歌い回し等正統派メタルに接近するがやはりオーケストラも目立っておる!
後半はギターソロも聴けるぞ。5曲目から8曲目は組曲形式となっておりまず5曲目は
オーケストラがシリアスなムードを放ち映画のようなシアトリカルな盛り上がりを演出、
6曲目はピアノ、ストリングス冷たい質感を放ちバンドサウンドも挿入されるが
スローテンポでバラード的なムードを見せ長い割りに単調でさらにメロディーも
イマイチ
なんでどうにもダレてしまうなぁ・・・!7曲目は多少のノリの良さを見せた後に疾走!
地味ではあるが本作としては多少メロディーにもキャッチーさが出てきただろうか!?
中盤のギターとキラキラしたピアノがユニゾンするソロも疾走感があって良いな。
8曲目はピアノしなやかなヴォーカルが聴けストリングスデジタル音らしきものも
顔を出しバンドサウンドと共に重厚に盛り上がるミドル曲。中盤ではヴォーカルが
吐き捨てるようなシャウト気味の歌唱を披露するのう・・・!9曲目は重厚な
チェロ
ホーンが聴けバンドサウンドが無いのにへヴィな印象を放つもその後はピアノ、
ストリングス、フルートらしき音色
が実に美しい調べを奏でそしてバンドサウンドも登場、
スローテンポで大仰に展開しヴォーカルはいつになく低音で歌うぞ。
10曲目は民族的なパーカッション、笛が顔を出しオーケストラが雄大さを演出、
モダンさのあるへヴィなサウンド
も聴け本作としては珍しい土着ムードが漂っているな・・・!
サビはアップテンポで多少キャッチーさが見られるか!?中盤はオーケストラサントラ的な
盛り上がり
を見せ大自然の雄大さを演出するかのようである!この曲もやはり
どうにも長く流石にダレるのは否めないか・・・!?ラスト付近は何故か女性が日本語を
披露し
ここで一気にB級臭くなっちまうなぁ・・・!(爆)11曲目は上記した日本盤ボーナス
待ってましたのXの“紅”だ!頭でストリングスが聴けるシングル盤準拠のアレンジ
ラストのサビがライヴ版というマニアックさを見せ摩天楼オペラ以上に
オーケストレーションされた大仰さがあるも日本語の発音は相当に微妙で
ドラムソロがショボイんだが(爆)
今まで聴いた紅カヴァーの中で個人的に一番好きだな(笑)。


意外と珍しい(?)男VoのシンフォニックメタルではあるがRHAPSODY OF FIRE
PATHFINDERのような派手さは無くどちらかと言ったら男Voになったフィメール
シンフォニックゴシック系
と言えそうなムードがあるな・・・!疾走パートも勿論あるが
全体的にミドルテンポで淡々としたシリアスな重厚さを見せ付ける感じで
大作志向なのか長い曲が多くオーケストラは打ち込みだがチープさは一切無く
映画のサントラに通じる大仰さ
があるも意外にもクワイアは使われていない。
ただアレンジ自体は悪くは無いがメロディーにあまりフックが無く長い曲が
多い事も相まってかなりの冗長さを覚えてしまう箇所も多いのう・・・!
本作収録曲で一番のキラーチューンが“紅”という時点でアカンじゃろう!(爆)
雰囲気は良いだけにメロディーにも気を使えばもっと良くなるだろうな・・・!




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満足度 76% お気に入り曲 I Hope  Bringer Of Light  Pride (The Warrior's Way)  紅







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