D






"THE NAME OF THE ROSE"




日本のヴィジュアル系バンドのアルバム。


オペラティック・スラッシュなるスタイルを聴かせてくれるとの情報を得て購入。
どうやら中心人物がスラッシュメタルの影響を受けているらしいな。

このバンドの特徴として挙げられるのは独特なヴォーカルだろう。典型的なV系の様でいてどこか
他とは違うオリジナリティーを感じさせてくれる。この特徴的なスタイルが聴ける
3曲目“闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア”は彼らが目指す
オペラとスラッシュメタルのV系的な融合という点でなかなか楽しめる。
イントロからオペラティックなコーラスを聴かせ、
サビでは独特なファルセットが炸裂!なかなか面白いぞ!



などととりあえず褒めてみたのだがこのファルセットが曲者。オペラティックと呼ぶにはあまりにも
微妙な声はどっちかといったらダークネスのジャスティン・ホーキンスみたい
正直、爆笑してしまう・・・!曲自体はなかなかドラマティックで悪くないのだが・・・続く4曲目もいい。
演奏はこの手のバンドにしては上手いほうだと思う。特にギター等。

ただ・・・正直オペラとスラッシュの融合と聴いてマリスミゼルを
もっと激しくしたような音を期待してたので・・・ここで聴けるスタイルは
たしかにメタル的な音ではあるがもう一つのオペラティックな
スタイルというのは大して感じられず、かなり肩透かしを食らったという気分だ・・・!
個人的には正直微妙だと言わざるを得ない。もう少し時間がたってから聴けば印象も変わるかもしれんが。

ただ一番きつかったのはDVD付きとはいえ3600円という高さ!モワ・ディス・モワ並に気に入れば
気にならないのだがそうではないアルバムでこの値段は勘弁して欲しい・・・!



満足度 70% お気に入り曲 闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア







"TAFEL ANATOMIE"




日本のヴィジュアル系バンドの2ndアルバム。


どうやら「ヴィジュアル系の良心」などと評されているバンドらしい・・・。たしかに
そこいらのポーザーバンドには無い演奏技術と音楽性は良心と呼ばれるに
足りるものがあるだろう・・・。そんなわけで現代ヴィジュアル系バンドの
中でも特にメタル寄りのスタイルを持ったバンドが彼らである!Dir en greyや
ガゼットなども十分へヴィ
ではあるがあっちはモダンな音なのに対し彼らDは
より正統派メタルに近いと言える!演奏もこの手のバンドとしては良いほうだろう。
ヴォーカルも上手くなっているな。クリーンヴォイスも深みが増し
ファルセットも説得力が出てきたぞ!

1曲目はシンプルなリフに典型的V系ヴォーカルが乗るイントロに続きメタリックになり
サビはそこそこキャッチーと言える。アコギから始まるギターソロもメタル寄りだ。
2曲目はアップテンポ曲で曲構成こそV系的だが演奏やプロダクションがメタリックなのが
良い。野郎共の掛け声も聴けるぞ!サビはクサめで後半疾走するぞ!
ソロもワウを使ったノイジーな音に始まりメタリックなフレーズを弾いている!
3曲目はへヴィかつカオティックなイントロに導かれスラッシーに爆走!!
AIONや黒蝪蝶に通じる曲調だ!ギターもメタリックなプレイをする!そしてヴォーカル
メロディーはそれに相反するかのように優雅である!声質がどこか陰陽座の瞬火に
近い
感じがするな。ギターソロもやはりメタルだ!陰陽座が聴けるメタラーの鑑賞に
十分堪えうるV系メロスピだと言えるだろう!!
4曲目はへヴィなイントロに導かれやはり疾走するもすぐにスローダウン、
しかしシャウト的な掛け声が飛び出し再び疾走、また静かになる展開の激しい曲だ。
サビは普通のヴィジュアル系。ラストはドラムが暴れまくりフィニッシュ。
5曲目は一風変わってアコギがラテン風の雰囲気を出しバンドサウンドが入る
バラード寄りの曲。6曲目はメタリックなイントロに乗るオペラティックな
ヴォーカル
が印象的な曲だ!ベースが唸りどこかダークに妖しく展開していく
曲構成はなかなかにカッコいい!ギターも泣いているぞ。
7曲目もどこか妖しい雰囲気を放ちつつもプログレッシヴな雰囲気を醸し出す曲で
ダークになったJanne Da Arcと言えなくも無いな。シャウト気味のコーラスが聴け
サビのバックでオブリを入れ主張するギターも面白い。
8曲目は再びへヴィなリフと共に疾走するメタルチューンだ!サビがメロディアスである!
9曲目はバラード曲でバリバリに弾き倒すギターソロがメタル的で良い!
10曲目はイントロでドラムが暴れその後は普通の哀愁系ヴィジュロックとなる。
泣きのメロディーを奏でるギターが印象的だ。


前作よりもクオリティーは上がっており日本語詩が聴けるメタラーも
楽しめそうなアルバム
である!個人的にはもうちょいギターを全面に
出してもらいたい
と思うがどうだろうか?しかし本作の最大の問題点は
特殊ケースにアー写、メンバーのプロフィールが乗った冊子形式
なっており値段がアホみたいに高いということだろう!!
まぁこれは初回盤でちゃんと通常盤もあるようだが(前作にもDVD無しの通常盤があった)
そっちはろくに流通しておらず少なくとも俺は店頭で通常盤を見かけたことは無い・・・!
メタラーが初回盤買ってもろくな事は無いので興味があるなら何とかして
通常盤を見つけよう!




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満足度 80% お気に入り曲 Fanfare、太陽を葬る日、
Card、Humanoid







"Neo culture〜Beyond the world〜"




日本のヴィジュアル系バンドの3rdアルバム。


メタルの流れを汲む良質な楽曲、プレイでヴィジュアル系の良心などと
称されているバンドの3作目のアルバムである!シングルちょいと出して
速攻で解散するバンドが多い中こうしてコンスタントにアルバムをリリースして
くれる彼らはたしかにヴィジュアル系の良心と称されてしかるべきバンドだろう。
あいかわらず初回盤は無駄に高いが通常盤は3000円と、洋楽に比べると
たしかにクソ高いもののまだガマン出来るレベルと言えるな・・・!

1曲目はいきなりムーディーな出だしに面食らうもその後はストリングス混じりの
重厚なリフ
が登場する!ヴォーカルは得意のファルセットで堂々と歌い上げ
女性ヴォーカルも効果的に使われるな。2曲目は軽めのリフが昔の
ヴィジュアル系を思わせるアップテンポ曲。ツインリードによるギターソロが良いな。
3曲目はうってかわっていきなり琴の音が和の雰囲気を演出しモダンな
へヴィリフ
も登場!ちょいと陰陽座っぽいか!?4曲目はクラシカルな
ギターフレーズ
に始まり妖しいクワイア的なコーラスも登場!1stの
“闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア”に近い
ゴシカルな雰囲気があるな!5曲目はツインリードで始まる様式美っぽいダークな
正統派メタルだ!ヴォーカル以外はもろ様式美メタル!こういう曲を
待っていたわい!タッピングを連発するソロも熱い!6曲目は
脱メタルしV系的な雰囲気が出された穏やかなバラード風の曲。
7曲目はどこかスパニッシュ的な雰囲気のあるアコギに始まり
バンドサウンドが入り壮大になる。8曲目は再びダークでゴシカルな
妖しい雰囲気
が演出されイントロは淡々としているがその後メタリックに
疾走する!デス声のコーラス(?)も登場しメタルと言うよりは
黒夢の“親愛なるデスマスク”っぽいスタイルだな。9曲目もダークな
楽曲でワウを効かせたギターに始まりモダン系のリフで展開する。
10曲目はバラードでヴォーカルのファルセットが強烈なV系臭
放ちまくるな・・・!11曲目もV系色濃い雰囲気のライトな
アップテンポチューン。
12曲目も途中メタリックな変拍子リフやシャウト等
多少アグレッシヴさは出たものの全体的にはやはりメタルではなく軽めの曲だ。


従来のアルバムと比べてポップよりになった印象があるな・・・!
もちろんダークなメタルチューンもあり幅広い方向性を模索していると
言えるだろうが個人的にはやはりメタルチューンで統一してもらいたい
というのが正直な感想だ。ポテンシャルはあるだけにな!



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満足度 73% お気に入り曲 桜花咲きそめにけり、
Schwarzschild、Glacial melt、Graveless







"Genetic world"




日本のヴィジュアル系バンドの4thにしてメジャー1stアルバム。


初期の頃・・・インディーズ時代の最初期こそまだまだ
未熟ながらもゴシカルなオペラティックさを感じさせ
好みの方向性を向いていたのだがアルバムを重ねるたびに
だんだんとその雰囲気が薄れていってしまっている
感があるが、ここにきてついにメジャーデビューしそれ以降初の
フルアルバム
となった本作、他の多くのV系バンド同様セルアウトし
つまらなくなってしまったのか、それとも・・・!?


音質は良くは無く軽めだがいちおうはメタリックさを保った
バンドサウンドでキャッチーに疾走する1曲目は最初の
リフこそちょいとゴシカルなれどやはり全体的には
ポップかも知れんな。だが2曲目の出だしでいきなり
クワイア的なコーラスが聴け、ダークで妖しいゴシカルな
雰囲気
がプンプン放たれるミドルテンポチューンとなるぞ!
ヴォーカルも昔とは違いかなり表現力、深みを増しているのう・・・!
それでいてサビはクサさを持った大仰なメロディーだ!
ショボいもののシンセがシンフォニックさを演出し
シンフォメタラーにもアピールできそうだな!3曲目は
異様にエキゾチックな生のヴァイオリンが聴けアップテンポで
展開、ヴォーカルはポップ寄りだがサビはやはりクサくフックが
あるな。
ドラムもツーバスが奥のほうでドコドコ鳴っているのが
ポイントだ。ツインリードやベースソロも聴けテクがある所
見せ付けるぞ!4曲目はこれまたダークで妖しい雰囲気を持った
スロー曲でベースも目立っている。5曲目はやけにポップな
出だし
に面食らうもその後すぐにモダン系のへヴィリフが登場し
ヴォーカルも気合の入った歌い回しで彼ららしいシリアスな
雰囲気
を感じさせるな。サビだけが普通のV系ポップスになった感じだ。
6曲目はクリーンギターに始まりライトなリフが聴けるメロディアスな
普通のV系ってな雰囲気だがやはりヴォーカルが上手いな・・・!
だが途中ストリングスが登場しバッハっぽいフレーズが聴けるあたりが
並のV系ではない事を示しているぞ!7曲目は打ち込みっぽいドラムが
沈み込むような雰囲気を演出するダークな曲。琴の音色も登場し
どこか和を感じさせるメロディーが聴け地味だがなかなかに悪くない。
8曲目はモダンなリフと共に疾走する待ってましたのキラーだ!
ブリッジで絶叫シャウトも聴けるが高音過ぎてデス声というよりは
JUDAS PRIESTの“PAINKILLER”みたいに聴こえるのは気のせいか!?(爆)
それでいてサビはクサくキャッチーである!さらにギターソロ前に
ドラムソロも一瞬飛び出しV系の中では極めてメタルに近い彼らの
実力が存分に発揮されているぞ!ギターソロもテクニカルで大きな
聴き所となっているな!9曲目もモダンなリフ、タイトなドラムに
響くベースが印象的なメロディアスなスロー、ミドル曲。サビの
バックでメロディーを奏でるギターもいいな。ベースソロも聴けるぞ。
10曲目は美しいピアノが聴けるバラード曲だ。生のストリングス
曲を盛り上げているが正直個性的とは言いがたくポップス畑に
よくあるバラードだな(爆)。11曲目はアコギに始まり
バンドサウンドが入ってくる明るめの曲。


これは驚かされたわい!
メジャー行ったにも関わらず
セルアウトしなかった、安易なポップスに陥らなかった
いうのはかなり大きいのう!やはり彼らには確固たる方向性、
主張すべきスタイル
がキチンと備わっていたという事だな・・・!
中盤等でスロー曲が続きダレを覚える箇所もあって完璧なアルバムとは
言えないのだがそれでも完全にセルアウトし面白み皆無の媚び
売りまくりポップス
に成り下がられるよりは圧倒的にマシである!
ゴシカルなダークさも健在で安心だな。これなら今後も安心して
聴き続けられる
と言えよう!さて次なる目的は捨て曲皆無の高品質
アルバム
を生み出す事だな!カネ儲け主義の腐った大人共に負けず
頑張ってもらいたいものである!




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満足度 84% お気に入り曲 Colosseo、メテオ〜夢寐の刻〜







"7th Rose"




日本のヴィジュアル系メタルバンドの5thアルバム。


メジャーに進出しつつもその他多くの3流ヴィジュアルバンドとは異なり
決してセルアウトしてポップになり下がる事無くむしろシンフォニックさ、
大仰さを持ったメタルサウンド
をさらに増強しクオリティーアップ
図っているヴィジュアル系の良心、Dメジャー2ndにして通産5作目の
フルアルバム
である!メタル要素、シンフォニックさは前作以上で
Moi dix MoisVERSAILLESに続かんとしているかのような
仕上がりになっておりメタラーにも大いにアピールするであろう!

デスVo、クワイア系コーラス、ファルセット、クリーンVoがシンフォニックかつ
メタリック
なバンドサウンドに乗り疾走し大仰さを出すタイトル曲からして
もはや十分にこっち側(つまりメタル)の音を出しており、続くアコーディオン
フェードインからこれまた大仰かつドラマティックV系特有の美意識を感じさせる
様式美要素を出しへヴィリフを放つも凝ったアレンジでプログレ的リズム、
民謡要素
すら感じさせアコギソロも聴ける3曲目、これまたへヴィなリフ
シンガロングで始まりV系らしいキャッチーさを持ったヴォーカルが聴けバックでは
ハモンドの音色も登場しHR/HM色濃い展開を見せドラムソロも顔を出す4曲目、
くぐもった音質で始まりへヴィなスローテンポで淡々と展開しベースも
沈み込むような雰囲気を演出する5曲目、モダン系のリフでアップテンポになり
曲調自体はまだ普通のV系へヴィスタイルだが濃さのあるクワイアが顔を出し
サビはちょいと変わったリズムが聴け奇妙なコーラスも印象的な6曲目、
ファンタジックな笛の音(?)で始まりバンドサウンドも登場、どこかお城系プログレ
要素すら感じさせリズムもそれ系になりヴォーカルメロディーはクサ味を湛え
インストパートはまさしく国産ファンタジックプログレそのものと化しラストは
六弦アリスっぽさすら醸し出す7曲目、ドラムがドコドコしつつも明るくポップで
キャッチーになってしまった(爆)
8曲目、アコギのストロークで始まりモダンさのあるメタルとなり
リフ、ツインリードが我らメタラーにアピールしアップテンポでドラマティックに
展開
シンフォニックなシンセ、クワイア系コーラスも顔を出しギターのオブリ
いい仕事しておりサビはクサくどこか中東的な要素も感じさせる9曲目、
実に怪しいデス声(?)からアグレッシヴに疾走、前作でも聴けた裏声絶叫デスVo
インパクトを放ちギターがバックでテクニカルさを出す本作中最もエクストリーム寄り
サウンドになるもサビはクリーンでメロディアスさを出し、その後ガテラルも聴ける
ビートダウンモッシュパート
に突入する10曲目、大仰で壮大なヴォーカル、シンセ
実にドラマティックな、過剰さすら感じさせるバラード系の11曲目、
アトモスフェリックなSE、シンセが主体となった短いながらまさかの
ポストロック系要素
を押し出した12曲目、ボートラ扱いでシンセが壮麗さを出し軽快に
疾走するメタリックながらもライトな13曲目等など明らかにインディーズ時代、前作以上に
練り込まれた質の高い楽曲が取り揃えられており、演奏技術も
メタルバンド並
でヴォーカルも軽さが残っていた昔と比べて前作からそうだったが
かなり成長しておりシーン屈指のスキルを発揮している!


インディーズの頃からオペラティックさスラッシーなメタルサウンドに
融合させる試み
を行ってきた彼らだが当時はまだやりたい事に力量が
追いついておらず
ショボさが残っていたもののメジャーに行って逆に
クオリティーアップする
というこの手のバンドとしては非常に珍しい
ケースになった
と言えるだろう!相変わらずのヴィジュアル商法はやはり
クソ以外の何物でもなくMoi dix MoisVERSAILLESと比べるとまだ
ノーマルなV系要素も残っているし捨て曲もまだあるが本作で聴ける
ヴィジュアルシンフォメタルサウンドは日本語詩、この手のヴォーカルが
聴けるメタラーの鑑賞にも十分以上に耐えうるクオリティーを有しておる!




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満足度 86% お気に入り曲 7th Rose、花摘みの乙女 〜Rozova Dolina〜、
13月の夢見丘、絡繰り絵巻、鬨の声







"VAMPIRE SAGA"




日本のヴィジュアル系メタルバンドの6thアルバム。


メジャーの毒牙にかかる事無くアルバムを重ねる度にメタリックさ、シンフォニックさ
増強されていく珍しいタイプのヴィジュアル系バンドによる6作目のアルバムである!
相変わらずのV系商法が気に食わんが(爆)オールドスクールV系トリビュートアルバム
MALICE MIZERの言わずと知れた代表曲“月下の夜想曲”を見事なまでにメタルアレンジしカヴァー、
その実力を見せつけバンドの株を上げる事に成功し、さらに本作も前作から1年を待たずに
リリース
されており今まさに勢いに乗っている感が滲み出ているが本作の方向性は前作、
前々作で聴けたオペラティックでシンフォニックなV系メタルスタイルからちょいと
軸がズレ、インダストリアルな打ち込みデジタルサウンドを取り入れその分
シンフォさ、オペラ要素が薄れておりモダンなへヴィさは健在なれどクサメタラーの
好みから外れてしまった感
があるなぁ・・・!

1曲目はオーバーダブされたコーラス、ヴォーカルに始まりクリーンギター、
デジタルリズム、ストリングスが淡々としたムードを放ちそしてプロダクション的に
重さは感じさせない
モダン系のへヴィなバンドサウンドも顔を出しスローテンポで
叙情的に展開、
サビは十分以上にキャッチーでV系であることの持ち味を生かした
耽美的なメロディーラインが聴けるぞ!2曲目はアグレッシヴでへヴィなバンドサウンドで
幕を開けるもヴォーカルメロディーはJ-POP的なフレーズでちょいあざとさを感じさせるが
このへヴィさは良いな。ギターソロはメロディーをなぞるプレイでバックのベースも何気に
目立っているのう・・・!3曲目はモダンなへヴィリフ打ち込みでデジタル音が混ざる
インダストリアル色濃い曲。サビはキャッチーでバックにヴァイオリンも顔を出し
ギターソロはこれまたメロディー重視のプレイである。4曲目もモダン系のへヴィサウンド
電子音が混ざるタイプのアップテンポ曲でデスVoシンガロングも登場、サビはキャッチーさがあり
ベースも唸りその後はストリングス音もバックで登場、ギターソロはこれまたメロディーを
丁寧に弾くプレイ
で速弾きは皆無である。5曲目は穏やかながらもアップテンポで湿り気を
感じさせつつ
ポップ寄りのメロディーラインが聴ける曲。6曲目はここにきてようやく
ドラマティックなツインリード、モダンなへヴィサウンドが期待を煽りヴォーカルも
大仰なメロを浪々と歌い上げる我々が彼等に求めているタイプの曲だ!サビは疾走するが
メロディーは急にメジャーキーでポップス寄りの明るいフレーズになってしまいそこが
ダメ
だがそれ以外は良いな!ベースもやはりバックでかなり目立っておるのう・・・!
7曲目は軟弱なポップス要素の濃いコーラスが聴けガッカリだがその後のAメロは
ストリングスリフが緊迫感を放ちヴォーカルメロもシリアスな感じでサビは
ファルセットで歌い上げ全体的にバラード寄りの曲に仕上がっているぞ。8曲目はDirの
“冷血なりせば”のイントロをパクった
ような(爆)出だしからへヴィサウンドで疾走するも
その後のヴォーカルが何とも気の抜けた軟弱セルアウトポップス風で裏声交じりの
歌唱スタイルもヘナチョコさを増強しており、その後の展開も妙に軽快な歌謡ジャジーさがあり
ズッコケさせられるのう・・・!だがギターソロはドラマティッククワイアも聴けるがV系シンガーが
無理やりカウンターテナー風味を出そうと足掻いている感プンプンなんだがまぁしょうがない。
ラストは何故か急にシンフォニックなクラシカルさが放たれこういう雰囲気で統一してくれと
思ってしまうなぁ・・・!9曲目はドラムソロにバックで微かに電子音が顔を出すインスト。
10曲目は中東ムードプンプンのシタール、儀式的シンガロング(クワイア?)が登場しヴォーカルも
怪しいムードを放っており曲自体はシンプルだがインパクトは強いな。11曲目は
ドラムソロで幕を開けモダンなへヴィサウンドが聴けパーカッション
顔を出すがヴォーカルメロはごく普通のポップス風で面白みが無いなぁ・・・!12曲目は
アグレッシヴなへヴィサウンド、デスVoコーラス、ストリングスシンセが期待を煽りヴォーカルメロも
本来の彼等に戻ったかのような雰囲気があり疾走はしないが待ってましたのムードである!
サビは例によってちょい明るいキャッチーさが出てくるもギターソロがシリアスさを保っており良いな。
13曲目はシンセオーケストレーション、浪々と歌うヴォーカルがオペラティックなムードを放ち
スローテンポだがへヴィサウンドも登場しクワイアも聴けるシンフォニックメタルと化す
彼等らしさが帰ってきた曲だ!ギターソロもメロディアスなプレイで速いパッセージも交え
多少のメタル風味が戻っておるな・・・!ラストは恥ずかしい語りが顔を出すのもお約束か!?
そしてボーナス曲でモダンかつ勢いを感じさせるアグレッシヴなバンドサウンド、デスVoシンガロングが
聴けるノリの良いラウドロックチューンが収録されているぞ。ヴォーカルメロはポップ系
サビは疾走しギターソロは十分にドラマティッククワイアも顔を出し
ラストはなぜか彼等らしからぬコミカルな締めだ(爆)。


一応バックでヴァイオリンが聴ける曲、パートもあるしサビがキャッチーで十分なフックを
持った曲
もあるが過去2作にあったシンフォニックなオーケストレーション、クッサイアレンジ、
オペラティック
な要素は無くその分打ち込みデジタルサウンドが顔を出しておりよくある
インダストリアルV系に方向性がシフトしてしまっており正直言って好みのスタイルから
遠ざかってしまった
感があるなぁ・・・!デスVo疾走感ある曲もかなり少なく実にガッカリである!
元々全曲キラーというバンドではなくポップ寄りの捨て曲(爆)もチラホラあったが
どうせならシンフォチューンではなくそういう曲を削って欲しかったのう・・・!ここに来て
セルアウトに走ったとは思いたくないがどうなんだろうか!?次のアルバムが正念場だろうな・・・!
ムックギルガメッシュのようにどうしようもないクソアルバムをリリースしてしまうのか、
それとも持ち直してくれるのか・・・!今から気になるわい!




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満足度 72% お気に入り曲 月と海の誓約、Black Swan、Der Konig der Dunkelheit







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