Cross Wish







"First Cross"




日本のインディーズロックプロジェクトの1stアルバム。


タレコミにより知った、アニメソングとヴィジュアル系を
融合
させファンタジックなクサメタル・・・クサロック
追及する新たなプロジェクトで、一言で言い表せばまさに
Sound Horizonフォロワー以外の何者でもないがどちらかと
いえばインディーズ時代の、まだ洗練されておらず
軽めだった頃のサンホラを思わせるスタイルとなっている。
ちなみに女性シンガーが5人参加しているようだ。バンドサウンドは
打ち込みも多いがギターは生が主体で8曲目はドラムも生のようである。

1曲目からもろそれ系の語りで始まりバンドサウンドは非常に
軽くスカスカだがアップテンポで女性Voが登場、途中一瞬
変拍子的なリズムが飛び出したりバックでオルガン
鳴っていたりラストで疾走し始めたりと大人しい印象
あるもインディーズ時代のSound Horizonを思わせ悪くないな。
2曲目はミドルテンポのメロハー寄りの曲。3曲目はシンセが
目立ち疾走するハードロックでこの曲で歌っている
女性ヴォーカルはなかなかに中世的な声質を持っているな。
Sound Horizonタイプではあるがどちらかといえばシンセの
透明感が北欧メタルを髣髴とさせメロスパー受けするタイプの
曲だといえよう!4曲目はギターフレーズも目立つアップテンポ曲で
サビがキャッチーで良いな。5曲目はのっけから台詞が登場
再びアップテンポとなるぞ!例によってシンセが目立っているが
このギターの軽いアレンジが確かにV系もルーツである事を感じさせて
くれるな・・・。サビはなかなかキャッチーでドラムもツーバスが
ドコドコ鳴っておるぞ!
6曲目は女性Voも未熟ながらソプラノ系の
高音
を披露し語りも登場、メロディーはアニソン系でドラムも
奥のほうでドコドコいっているが曲調は軽めのアップテンポメロハーである。
ギターが軽い分ベースラインが聴き取りやすいな。7曲目はこれまた
シンセが透明感を放ちツインリードが目立つこれまたアップテンポ曲。
8曲目は男の台詞が登場し珍しくモダンなリフが一瞬聴けその後は
本作中特に良質なメロディーが聴けるぞ!この曲はドラムも生
まぁ音質は悪いのだがやはり打ち込みよりは全然良いな。


V系の要素は軽めのバンドサウンドのみで耽美なナヨナヨ男Voは
無くデス声も皆無、へヴィさも無く非常にスカスカなのだがその分
北欧メタル系の透明感あるキラキラしたシンセが目立っており
Sound Horizonフォロワーというよりは北欧メタルに近い雰囲気が
あると言えるだろう。ギターリフがメタルではなくV系なので低音で
ザクザク刻む
タイプではなく中音域でフレーズを垂れ流す感じなのが
軽く感じさせる要因なのかも知れんな・・・!音質の軽さ以外にも
ヴォーカルの弱さ、おもに前半メロディーにフックがあまり無い曲が
並んでいる事が弱点と言えるがまぁこれがデビュー作なのでこれからに
期待
といった所だろうか・・・。同じタイプの曲が並び各曲の
個性が希薄なのも弱点かも知れんがこれは逆に言えばこれといった
捨て曲が無い
事も意味しているのでこういうタイプのハードロック、
北欧メタルが好きなら気に入る可能性は高いだろう!



オフィシャルサイトで見てみる





満足度 77% お気に入り曲 第四楽章(其ノ壱)【CrossWish〜翼に込めた願い〜】、 第五楽章【Liebe〜世界を閉じた君へ〜】、第六楽章(其ノ弐)【転生雪花】、 第七楽章【Allium〜この世界の意味を知らずに〜】







"The Second Cross"




日本のインディーズロックプロジェクトの2ndアルバム。


アニメソングとヴィジュアル系、さらにHR/HMを融合させSound Horizonの
影響下
にあるファンタジックでクッサイシンフォニックメタルを聴かせてくれる
プロジェクトの2作目のアルバムで、音楽的には前作の流れを汲んでいるが
さらにキャッチーさ、クサさ、疾走感を増した感がありメタル要素が増強、
女性シンガーはやはり複数おりまだ実力にバラつきがあるのが気になるが
軸はぶれず単純にクオリティーが向上しており理想の進化を遂げていると言えるだろう!

1曲目はストリングスとライトなバンドサウンド
穏やかでポップな雰囲気を醸し出すイントロで続く2曲目はギターに導かれ
アップテンポで語りも登場、ストリングスシンセをバックにハードロック
いうかヴィジュアル系のような音作り、アレンジで展開しサビは非常に
キャッチーな、アニソンというかV系ライクなメロディーを聴かせてくれるぞ!
2度目のサビでさらに疾走しサビメロをなぞるギターソロに男の語りが乗り
またさらに爆走!3曲目はよりメタリックさを増したギターリフが聴け
これまた疾走開始!チェンバロ風のキラキラ音も登場し女性ヴォーカルも低音で朗々とした
歌唱
を披露しこのシンガーはなかなか実力があるな。ソプラノVoも登場し
ギターリフ、ストリングスと絡み合いサビはキャッチーなメロで煌びやかな
シンセと共にアグレッシヴさを出すぞ!アコギのストロークが聴けるパートも
登場しお約束っぽいアレンジではあるがフックになっているな。ラストのサビで
半音上がる
のもこれまた定番でさらにツーバスもドコドコと連打されるぞ!
4曲目はピアノ、ストリングス、スペイシーなシンセが叙情性を演出、穏やかな
バンドサウンドが登場しフュージョンっぽさを出すもその後アップテンポになり
若干音を外し気味のか細いギターが聴け昔のV系っぽい軽いアレンジで展開するが
キラキラしたチェンバロも顔を出しベースも目立ちそこまでスカスカではない。
5曲目はヴィジュアル系寄りのアレンジ、メロディーになるアップテンポ曲で
サビはやはり疾走しクサいというよりは非常にキャッチーなアニソン、V系ライクな
メロディーを聴かせてくれるぞ!ベース、ドラムも良いな。6曲目はストリングスが
アトモスフェリックな雰囲気を放ちその後はバンドサウンド、煌びやかなシンセが
登場、どちらかといえば穏やかな質感のミドル曲になりバッキングが何気に細かい
テクニカルさ
を発揮しているぞ。ヴォーカルもソプラノ系の歌唱を聴かせこのシンガーは
ちゃんとしたスキルを持っているな・・・!7曲目はストリングス、ギターが
リードフレーズを奏で明るくキャッチーに疾走!HR/HMというよりはポップな
アニソン
に通じる雰囲気があるもバックのバンドサウンドがやはりちゃんとしており
サビはこれまたV系寄りのメロディー強烈なフックがあるのう・・・!
ギターソロもメロディー重視のプレイである!ベースも目立っているぞ!


相変わらず音質は非常にスカスカで一部シンガーのヴォーカルも弱くこの辺がいかにも自主制作だが
疾走感、アグレッシヴさ、メロディーの良さ、アレンジ等全体的にクオリティーが
向上しており
とりわけメタル要素の増強が我々のようなリスナーには実に
ありがたい
ではないか・・・!語りもあるがさほど多くは無くこの手のスタイルに
ありがちなクドさをあまり感じさせないのも良いな。ベース、ドラムのフレージングも
よく練られており奇をてらった所ではなく単純にメタル、ロックとしての質が
上がっている
のが好印象だ!大半がアップテンポ曲で占められ捨て曲も皆無、あとは演奏、
一部ヴォーカルとプロダクションがどうにかなればかなり化けるかも知れんのう・・・!




オフィシャルサイトで見てみる





満足度 82% お気に入り曲 夢葬、Cattleya〜世界の識閾を彷徨う魔女〜







"Guilty Calamity"




日本のファンタジッククサメタルプロジェクトのシングル。


アニソン、ヴィジュアル系、クサメタルニッチ層に大人気のこれら
3大ジャンルを融合させ我々のようなマニアックメタラーを喜ばせる
国産インディーズプロジェクト
の最新作である!今回は3曲プラス
カラオケヴァージョン
のシングルとなっておりどうやら次のアルバムに向けての
先行リリース
となっているようだ・・・!楽曲面ではシンフォニックさ
残しつつアグレッシヴに爆走するメロスピに軽めのバンドサウンドでポップに
展開
するスローチューン、キャッチーなアニソンメロディアスHRとそれぞれ違った
スタイル
に仕上げられており幅広い層にアピールできる1枚になっているな・・・!

1曲目は軽めのドラムが軽快に疾走しギターはモダン系のヘヴィさ
感じさせキラキラシンセ、ピアノが聴けるアグレッシヴなスピードメタル
ストリングスが流麗に舞い女性ヴォーカルはキャッチーな早口メロ
歌い上げるぞ!ギターソロはファストな速弾きを聴かせラフさは残っているが
勢いがあって良いのう!2曲目はテープ逆回転のイントロからシンセが
キャッチーなフレーズを聴かせるUNLIMITSのスロー曲に近い雰囲気を持った
穏やかなポップス寄りの曲で女性Voは1曲目と異なりいかにもアニソン然とした
歌唱
である。3曲目はストリングス、語りからアップテンポでツインリードが聴け
キラキラしたチェンバロシンセも顔を出しヴォーカルのバックではトランス系の
シンセ
が目立ちHR/HMであるがどちらかといったらアニソンに近い質感があるのう・・・!
語りのバックでギターが速弾きソロを展開しメタラーは当然語りなど耳に入らんだろう!(爆)
ソロバトルも飛び出し聴き応え十分である!ベースラインも目立っているぞ!
カラオケヴァージョンだがオブリ、裏メロがしっかりしており最初から
インストだと言われても普通に聴けるレベルに仕上がっているぞ!


3曲それぞれが異なる方向を向いておりリスナーによって好みの曲が
変わってくる
だろうがやはり俺等のようなメタラーは1曲目のような
スタイルを好む
しこのシーンに足を向けたコアなリスナーも概ね
同じ意見
だと言えるかも知れんな・・・!3曲目もやはり好みである!
まぁワンパターンだと飽きるし幅広いスタイルに仕上げられるのは良き事じゃて・・・!




オフィシャルサイトで見てみる





満足度 77% お気に入り曲 Guilty Calamity〜異色に染まりし背徳の空〜、
歌うたいの証明〜蒼い喜劇〜







"Third Cross Ecstasy"




日本のファンタジッククサメタルプロジェクトの3rdアルバム。


アニソン、ヴィジュアル系、メロスピ/クサメタルを融合しコアなクサメタラー
アピールするファンタジックシンフォニックメタルプロジェクトのアルバムとしては
通算3作目にあたる一枚である!数多くのゲストプレイヤーを招いてレコーディングされており
女性シンガーも3人おりそれぞれ違うタイプの声質を披露、音楽的には過去作同様のファンタジックな
コンセプト
を下敷きにした語り、台詞入りSound Horizonタイプのスタイルを踏襲しつつ
曲調はモダンな疾走チューンから穏やかなラウンジ/フュージョン系、スローテンポの
ポップチューン
等何気に幅広く、また今回やけにへヴィなベースが目立っており楽曲は
ライトでもベースだけモダンなのが面白いな。ちなみに計10曲入りだがそのうち4曲は
語り、台詞のトラック
なんで純粋な曲としては合計6曲となっており前シングル
収録された曲はミックスし直され全て本作にも収録されている。

1曲目は戦場SE、恥ずかしい語りが聴けるイントロで続くシングル曲の2曲目はドラム、
チェンバロ
に始まりなかなかにへヴィなドラム、妙に目立つベースラウドさを放ち
疾走するモダン寄りのファストチューンだ!
女性ヴォーカルは低音で歌う宝塚ライクな
カッコいい系の声質
媚びが無いのが良いな。ギターソロも結構ラフだが速弾きで
鋭く切り込むぞ!
3曲目は雨のSE、男の語りトラックで4曲目は穏やかで軽めの
ギター
ラウンジ系のムードを放ちベースは妙にへヴィだがthe band apart辺りに
近いスタイルになっているな。
女性Voはアニソン色濃い声質だ・・・。ギターソロは
ツインリードでメロディー重視のプレイを披露しているぞ。5曲目も台詞トラック
6曲目はシングル曲でテープ逆回転シンセに始まりツインリードがキャッチーなフレーズを奏で
アップテンポで展開する判りやすいストレートなアニソンメタルだ!ヴォーカルは
上手くは無いがそこまで稚拙でもなくソフトな声質で歌えており語りをバックに
弾き倒すギターソロも聴き所である!ベースラインも何気に目立っているな。
7曲目はギターこそ軽めだがシンセストリングスと共にドラムが手数多く疾走、
ギターソロはどこかXっぽいか!?シングル曲の8曲目はライトなシンセ、ギターキャッチーな
ムード
を放つポップ寄りの穏やかなスロー曲。やはりベースが妙に目立っているな・・・!
9曲目は久々の語りで10曲目はシンセ、軽めのギターがどこかV系っぽい空気を放ち
ストリングスシンセと共にアップテンポになりメロウな雰囲気を放つ曲。ギターの
バッキングがちゃんとしており
よくあるリフ無しメロスピ、なんちゃってメタルに
なっていない
のが好印象だが曲調自体はHM/HRでは無いな(笑)。やはりベースも
目立っているぞ!
ラストは語りで終了だ。


語りトラックが多いため実質ミニアルバムのボリュームなんだが楽曲自体の
クオリティーは着実に向上しておりベースやドラムが手数多く自己主張し
バッキングがしかとしている
印象があるな・・・!プロダクションも良くなっており
3人いる女性シンガーは声質的にも技術的にもまちまちだが曲に合わせたチョイスで
適材適所
といった所だろう。語りトラックが独立しているのはコンセプトに興味無い
リスナー
にとっては飛ばせるので有難いがその分ボリューム不足になりがちなんで
Sound HorizonDragon Guardianみたいに上手い事曲の中に組み込むのもいいが
それはそれで賛否分かれるからなぁ・・・!




オフィシャルサイトで見てみる





満足度 82% お気に入り曲 【Guilty Calamity〜異色に染まりし背徳の空〜】Ver.XTC、
【Propheetees Doxa〜神託の輝き〜】







"Hellconia〜慈悲なき果実〜/レイニークライ"




日本のファンタジッククサメタルプロジェクトの最新シングル。


アニメソングのキャッチーさヴィジュアル系、メロスピ、クサメタルの要素を
融合させクサい疾走チューンを聴かせてくれるファンタジック系プロジェクト
次なるフルアルバムに向けての先行シングルである!アルバム未収録のテイク
収録されており次作への期待を煽る1枚になっているぞ。

1曲目は神秘的なシンセにプロダクションは悪いがモダンへヴィネス系のギターリフが聴け疾走、
女性ヴォーカルは勇壮な歌唱を披露し北欧メタルSlipknot的ムードを混ぜ合わせなかなかに
アグレッシヴな部分を見せているがサビはブラストで爆走しつつもメロスピ色が濃くなり
ギターソロもメロディアスなリードプレイである!2曲目はうって変わって穏やかな明るさ
感じさせるも微かな叙情性も内包した軽快さのあるライトなアップテンポ曲。シンセの音色も
デジタル寄りキャッチーなポップロックといった所だろうか・・・!3曲目は1曲目の
ヴォーカル違い
で4、5曲目はカラオケヴァージョンとなっているぞ。


メタラー視点ならば本作はやはり1曲目に尽きるだろう!モダンなへヴィリフ、キャッチーさ満点の
ヴォーカルメロディー、北欧メタル然とした叙情シンセ、メロスピ色濃いギターソロ

クサメタラーのツボを突く仕上がりを見せておりプロダクションこそ軽めなものの
非常にクオリティーが高く次なるアルバムが楽しみになってくるシングルと言えるだろう!




オフィシャルサイトで見てみる





満足度 75% お気に入り曲 Hellconia〜慈悲なき果実〜







"慟哭とプリズム"




日本のファンタジッククサメタルプロジェクトのシングル。


前シングルより1年半程期間を開けての最新音源である!この位のペースは基本的に
普通
なんだが、同人音楽シーン異様にリリースペースが早いためこれでも
久々に感じられるかも知れんがそれは我々リスナーの感覚がおかしくなっているのだろう(爆)。
全5曲入りとはなっているがヴォーカル無しのカラオケヴァージョン
半数のため実質2曲と言った所だろうか・・・!

1曲目はキャッチーさのあるリードギターと共に軽快に疾走、メタルと言うよりは
やはりヴィジュアル系に近い曲調で落ち着きのある女性Voも登場、煌びやかなシンセ
目立っておりリフはちょいとモダン寄りな部分があるか!?サビはアニソン的な
キャッチーさを見せているのう・・・!
後半のギターソロが何気にクラシカルな
クサさを放っている
のも聴き所だな。2曲目もまた判り易いキャッチーなムードを
醸し出す軽快な曲
で、どこか淡々とした印象もありヴォーカルは1曲目とは異なる
女性シンガー
でこっちはちょいと弱めだな・・・!3、4曲目はヴォーカル無しの
カラオケヴァージョン
で、5曲目は同時リリースのコンピレーションアルバム
“INFINITE UNIVERSE”
に提供した曲のカラオケヴァージョンである。


実質2曲ボリューム不足な感があるのは否めないが、曲の出来は良く
次なるアルバムの期待を煽るに十分なクオリティー
を持った1枚に仕上がっておる!
まぁ前シングルのようなガチのメタルチューンが無いのでそこが物足り無い
印象はある
かも知れんのう・・・!本作はV系、アニソンに接近した感じだろうな。




オフィシャルで見てみる





満足度 72% お気に入り曲 慟哭とプリズム







もどる


inserted by FC2 system