Carved Kinship







"Rebellion"




日本のプログレッシヴメタルプロジェクトの1stミニアルバム。


コミックマーケット81において予備知識無しでゲットした1枚で、音楽的には
シンセを内包したプログレッシヴメタルテクニカルさを見せ付けるタイプではなく
叙情性、雰囲気重視メロディックプログレメタルとなっておりプロダクションは
自主制作らしさプンプンの弱さがあり演奏、ヴォーカルもまだまだ未熟さが強い
楽曲自体は悪くは無くやりたい事はしかと伝わって来るアルバムだと言えよう!
ちなみに全6曲でインスト曲とヴォーカル曲は半々だがインストのうち2曲は
繋ぎの短いトラック実質4曲となっており歌詞は全て英語である。

1曲目は雷SEに始まり笛の音色叙情性を放ち戦場SEも顔を出すイントロで続く2曲目は
気だるさのある女性Voから硬質さのあるメタリックなバンドサウンド、シンセ、ピアノが登場、
どこか怪しいミステリアスさを醸し出すプログレメタルだがバグパイプの音色も顔を出し
ヴォーカルパートはベースが唸りつつも淡々としているな。女性Voは正直弱く稚拙さが
まだ残っており線も細いがプログレメタルなんでこんなモンか!?ギターソロはメロディー重視
テクニカルなシュレッドは無いが中盤はアグレッシヴに疾走!その後はピアノが聴け穏やかな
叙情性も演出されるのう・・・!3曲目はリードギターがどこかキャッチーで勇壮なメロを奏で
今度は男Voが登場!まぁヴィジュアル系色濃い声質で弱さがあるが楽曲自体は判り易さが
出てきた
感じだな。オルガン音もバックで鳴りギターはメロディー重視である。後半は
ストリングスシンセ民謡ライクなメロを奏でておりこういうメロディーをもっと前に出せば
さらにキャッチーさが増すだろうなぁ・・・!4曲目はモダンへヴィネスライクなゴリゴリした
ギターリフ
が顔を出しリードギターはこれまた勇壮なムードを醸し出しているのう・・・!5曲目はどこか
演歌調の泣きのギターにピアノ、シンセが聴けキャッチーな叙情性を演出、これまた
ヴィジュアル系タイプの男Voが顔を出しどうにも音楽性にマッチしとらんなぁ・・・!
メロディアスなギターソロ後はバグパイプの音色が民謡っぽさを出すぞ。
6曲目はシンセがシンフォニックさを演出するアウトロのインスト。


雰囲気重視のプログレメタルという事で特にテクニックを重視していると言うわけでは
無さそうだがまだまだ全体的なアンサンブルが弱くタイトさに欠けておりこの手のメタルを
やるならもっとバンドサウンド全体を引き締めたほうがいいだろうな・・・!ヴォーカルも
要修行
と言った所だ。テクニック至上主義ではないがこういう音楽性には高度なスキルが
必要
なんでのう・・・!ピアノやストリングス等を多用したシンセワークは良くこれで
ヴォーカルメロディーにもキャッチーさが出てくればさらにワンランク上に辿り着けるであろう!




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満足度 68% お気に入り曲 Balkan wind







"Time Factor"




日本のプログレッシヴメタルプロジェクトの1stフルアルバム。


去年の冬にデビューした新たなる若手メタルプロジェクトで、とりあえずは
同人メタル畑で活動しているがライヴも行い結構本格的な活動を見せているようだ。
前作のミニアルバムがデビュー作でテクニック、楽曲面ではまだまだ弱さ、課題点
残りつつもシンセワークに光るものを見せるプログレメタルをプレイしていた・・・!
そして続く本作だがシーンのニーズに応えたのかどうかは判らんがプログレ要素に加え
何とメロスピ、メロパワ要素をも大胆に導入!ALHAMBRA辺りにかなり接近した印象があり
まぁもちろん演奏テクニックは遠く及ばないが楽曲面ではなかなかにいい感じに
接近する事に成功している
のではないだろうか!?またゲストミュージシャン
ANCIENT MYTH、LIGHT BRINGERのメンバーを始め何人か参加しているぞ。

1曲目は早速ファンタジックなムードを漂わせる民謡色濃いストリングスシンセが
聴けるイントロ
で続く2曲目は出だしからいきなりクサさのあるリードギターが聴け
キラキラシンセ、ホーン系の音色、オルガンっぽい音
と共に疾走開始!音質はまだ
悪さが残っているも曲は良く女性Voも弱さはあるが前作よりはキチンと歌えており
ギターソロもハモリでドラマティックなクサメロを奏でておるのう・・・!ちょいと
長めで若干冗長な部分はあるがプログレと言うよりは完全にメロスピ、メロパワだな。
3曲目はプログレメタル要素を増強した感じでハモンドも聴けテクニカルなリズムを
披露する
も前作に続いて男Voが相当に稚拙じゃのう・・・!高音がろくに歌えておらず
自分の高さにあったキーで曲書けばいいのに
と思うがこれは誰もが同じ意見であろう・・・!
中盤はピアノが叙情的なムードを醸し出すがヴォーカルにブチ壊されてしまうのが
アカンのう!(爆)
4曲目はノリの良い出だしから淡々としたミドルテンポになり
叙情的な笛の音が登場、ヴォーカルはどうにも舌っ足らずでやはり弱さが目立っており
明らかに弱点と言えるが仕方無い・・・!5曲目は再び登場の待ってましたの疾走
メロパワ、メロスピチューン
だがこれまたヴォーカルがかなり稚拙な男Voでやはり
そこが足を引っ張ってしまっているわい!ギターソロはやはりメロディー重視クサさ
しかとありヴォーカルさえマトモだったら・・・と思う事しきりである!6曲目は
アニソン的な軽快なキャッチーさを放つギター、シンセフレーズが聴けるノリの良い
アップテンポ曲。
やはりこの曲もヴォーカルがダメで一応はデスVoらしきシャウト
披露しているがこっちも弱々しさが目立ってしまっておるわい!シンセソロは印象的で
後半は疾走するぞ!7曲目は組曲形式の大作ナンバーとなっており
叙情的なシンセで幕を開けドラムにピアノ、ベースが穏やかさのあるムードを
放ち問題の男Voも出てくるが今回は低めのキーV系歌唱を披露しており高すぎなければ
まだちゃんと歌える事を見せつけている
がやはり高い部分は自爆してしまっているのう・・・!
その後はクリーンギターがこれまた穏やかさを演出、そして続くは待ってましたの
疾走メロパワパート
でヴォーカルこそやはり相当に弱いキラキラシンセもバックに配し
ギターリフもただの16分刻みではなくしかとしたフレーズ、オブリを放り込み
ドラマティックな展開を見せておる!ギターソロ、シンセソロもまた劇的で
テクニックよりメロディー、クサさを優先するその姿勢や良し!そしてラストは淡々とした
スローテンポ
ホーン系シンセがどこか退廃的なムードを醸し出しつつ次第に
盛り上がりを見せ始めテンポアップ、シンセがメインで目立ちつつギターもしかと自己主張し
ヴォーカルは弱めの男女ツインVoになるぞ。メロディアスな泣きのムードを見せる
ギターソロ
が良く後半はドラマティックな疾走だ!


プログレッシヴメタルは日本ではあまり受けが宜しく無く単純なメロスピ、メロパワのほうが
圧倒的に喜ばれる傾向があり、それに倣ってかどうかは知らんが彼らもクサメタル化したわけだが
実際は結構非疾走のプログレメタルチューンも多く疾走クサメタル要素
あくまでも一部の楽曲のみといった所である。そんなわけで楽曲的には確かに進化が
見られる
のだが前作と変わっていないのがヴォーカルの圧倒的な稚拙さじゃ!(爆)
自分達でも判っているのか複数のシンガーに歌わせてはいるが正直どれも微妙で
演奏技術も高いとは言い難い
のだが何よりヴォーカルの弱さが最大のネックである!
プログレメタルは確かにヴォーカル軽視な所があるがだからといってここまで稚拙なのも
アカンじゃろう・・・!
これならいっそインストにするかガチで上手いシンガーを
雇うか
どちらかにして頂きたいものである!このままのヴォーカルだと進化は望めんわい!




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満足度 75% お気に入り曲 Fatal day  Warrior  Wonderworld pt.2 Rigid ties







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