CROW'S FLIGHT







"The Calm Before"




フィンランド出身のメロディックメタルバンドによる1stアルバム。


2008年に結成されたフィンランドのバンドで、本作は2011年に
リリースされたデビューアルバムとなっている。音楽的にはシンセ
いかにも北欧な煌びやかさを放つメロディックメタルとなっており、
メロパワ、メロスピと言うよりは正統派HM/HRに近い印象があるが、
メロハーと言うにはパワーメタル寄りな感じで、シンセのフレーズは
様式美路線のクラシカルな印象があり、Voもいかにも北欧な野暮さ
見られるものの、B級とは呼べずちゃんとした仕上がりになっているな。

1曲目はクラシカルなシンセに始まり軽快さを放つバンドサウンドも登場、
コーラスは爽やかな明るさがありインストパートはプログレハード風か!?
2曲目は淡々とした印象がありつつやはりシンセが目立っており、怪しげな
プログレハード的な空気
があるな。3曲目は80年代北欧メロハー的
音作りのシンセが聴ける軽快なミドル曲だ。ROYAL HUNTに近い曲調
クラシカルさがあり良いな・・・!4曲目は再び怪しげな路線になるが
爽やかなコーラスも見られ、5曲目はピアノ、チェンバロ系の音色がクラシカルさ
強烈に発散するROYAL HUNT路線の劇的な曲だ!6曲目はピアノが目立った
バラードで、これまたクラシカルさがあり良いな。7曲目は比較的オーソドックスな
シンセ入りの正統派メロディックメタルである。8曲目はなかなかに勢いがある
アップテンポだが、メロディー自体は普通な感じで9曲目はROYAL HUNT路線の
クラシカルで叙情的なメロディックメタルとなり、しかもサビで
メロパワ的な疾走感を放つぞ!10曲目はピアノ、フルート、Vo主体の
メロウな叙情バラードだ。


煌びやかかつクラシカルさも見られるシンセが北欧風味を演出する
メロディックメタルとなっており、近代的な印象が一切無く
80年代テイストが見られる仕上がりだが、その一方で部分的に
怪しげなプログレハード要素も導入されており、ただのメロハーとは
言えない仕上がりになっているな。全体的にミドル曲が多くそこが
物足りなく、プロダクションはやや軽めではあるが劣悪では無く
さほど気になる感じでは無いな。怪しいプログレハード路線の曲は
どうにも微妙だが、ROYAL HUNT路線の楽曲がクラシカルでクサく
後者の路線をメインにして頂きたい
モンじゃて・・・!







満足度 83% お気に入り曲 Heroes Dying Alone  Calm Before The Storm  
Gabriel







"The Storm"




フィンランド出身のメロディックメタルバンドによる2ndアルバム。


北欧らしい煌びやかなクラシカルさを放つシンセを導入し、
ROYAL HUNT的な様式美系のドラマティックさを持った良質な
メロディックメタルバンドによる約8年振りにリリースされた
通産2作目のフルアルバムである!どうやらシンガーが交代しており
元THAUROROD、KENZINER、GRONHOLMのシンガーである
Markku Kuikkaが加入、やや未熟さが残っていた前任者と比べて
より洗練された、パワータイプの歌唱を聴かせてくれるぞ!

1曲目はSEによる出だしから劇的なシンセ、バンドサウンド
疾走感も見られるアップテンポのメロディックメタルとなり、
2曲目はミドルテンポで爽やかなシンセ、コーラスを交えた80年代風だな。
3曲目も淡々とした印象のあるミドル、スローで4曲目は軽快さが見られる
爽やかなアップテンポで、サビはROYAL HUNT風の劇的さがあるな・・・!
5曲目は再びメロハー路線のミドル曲で、6曲目は軽快なアップテンポで幕を開けるが
その後はミドルテンポ淡々としつつもメロディアスさがあるぞ。
7曲目はROYAL HUNT風なメロディーラインが劇的なアップテンポチューンである!
8曲目はやや怪しげな印象があるが、前作にチラホラあった微妙な
捨て曲
なんざでは無く軽快なアップテンポ劇的さがしかとあるぞ!
9曲目もドラマティックさの強いアップテンポで、10曲目は爽やかな
キャッチーさ
を見せ、ムーグ風のシンセも顔を出す軽快な印象のミドル曲だな。
11曲目はややハードなソリッドさのあるリフが聴けつつ80年代的な
キャッチーさ
が見られるミドル曲である。


Voが交代し野暮さの残っていた前任者と比べてハスキーな声質
より洗練された歌唱を聴かせてくれるようになり、方向性の変化は
無いがクオリティーの向上が伺えるだろうか!?ミドル、スロー曲も
80年代的なキャッチーさ、北欧メロハー然とした叙情性
見られ楽しめるのが好印象である!前作で部分的に見られた微妙な
プログレハード路線の怪しい曲
不評だったのか無くなっており、
軽快なアップテンポ曲が増えたのも嬉しいな。とは言え
前作で見られたコテコテなネオクラ様式美風のシンセフレーズも
減退してしまっており、そこが惜しい部分でもあるか!?




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満足度 83% お気に入り曲 Forevermore  Read Between The Lines  
The Path To Follow  Darkness Within







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