CRIMSON GLORY







"Crimson Glory"




アメリカ出身の正統派HM/HRバンドによる1stアルバム。


被り物バンドの開祖的存在(?)として名高い、メンバー全員が仮面を被ったバンドである!
一見金が掛かってそうな銀ピカマスク、実は東急ハンズ系の安物でメンバーそれぞれが
思い思いにハサミでジョキジョキと切って作っていたようだが(笑)、その音楽性は今も昔も
そこらに掃いて捨てる程いる安物バンド共と一線を画す、正統派HM/HRの旨みを存分に凝縮した、
王道中の王道を行くストレートな正統派メタルとなっており、アメリカのバンドでありながら
能天気な明るさを感じさせない、ヨーロッパのバンドのようなシリアスさ、叙情性、劇的さ
持ち合わせておる!さらにフロントマンのMIDNIGHTがまた相当な巧者で、超絶ハイトーン
売り文句なんだがそこいらのB級クサレメタルの貧弱ヘナチョコハイトーンシンガー
69万回生まれ変わっても決して到達出来ない、パワフルで堂々とした歌唱を披露しておる!

1曲目は淡々とした中に正統派らしいシリアスさを内包したミドルチューンで、Voも癖はあれど
力強いハイトーンで堂々と歌い上げておりギターソロも良いぞ!2曲目は軽快なノリの良さ
見せつつギターが正統派らしさを見せておりドラマティックじゃのう・・・!3曲目は早速の
泣きのギター
で幕を開けバラード風になるが、バンドサウンドも顔を出しミドルテンポで展開、
ヴォーカルがまたエモーショナルなパフォーマンスを見せてくれるぞ!4曲目はアコギシンセも聴け
メロウな叙情性を演出、その後は80年代らしい憂いを感じさせるツインギターが登場し
力強い無骨さも感じさせるミドル曲となるのう・・・!5曲目はハイトーンVoが炸裂し疾走する
正統派らしさ満点のファストチューンだ!6曲目はブルージーなねちっこさを感じさせるも、
正統派らしい劇的さもしかとある怪しげなスロー曲。7曲目は胡散臭いシンセに始まり
リフがストロングでカッコいいミドル曲となり、8曲目はアコギ、ストリングスシンセ
癖のあるVo叙情性を放つ泣きの美麗バラードで、後半バンドサウンドも顔を出し
かなりシアトリカルなVoが聴けるのう・・・!


ヴォーカルが似たタイプと言う事もあり、初期のQUEENSRYCHEとよく比較されていたが
こっちはプログレメタル的な要素の無い、ストレート極まりない哀愁の正統派HM/HR
アメリカのバンドとは思えないブリティッシュな湿り気、シリアスな空気に満ち溢れた
本格派のサウンドを聴かせてくれる隠れた実力派である!ミドルテンポ主体で
派手さは無いし、ダサい仮面がマイナスに働きあんま売れなかったようだが(爆)、
正統派HM/HRが好きなら押さえておきたいバンドだと言えよう!




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満足度 80% お気に入り曲 Dragon Lady  Azrael  Mayday
Lost Reflection







"Transcendence"




アメリカ出身の正統派HM/HRバンドによる2ndアルバム。


メンバー全員が銀のマスク装着と言う、今見てもキワモノ的なルックスが災いし
あまり売れなかったものの、実力は本物というある意味悲劇のバンドである!
本作は名盤とされている通産2作目のアルバムで、音楽的には前作の流れを汲んだ
ストレートな正統派HM/HR
となっており、クオリティー自体が底上げされスカスカだった
プロダクションも向上
しており、地味な印象が大分薄れた感じがあるな・・・!
ジャケが映画“スペースバンパイア”とまったく同じだと言うのも有名な話である。

1曲目は早速の正統派らしさを放つミドル曲で、タイトなリズムハイトーンVoが乗り
ギターソロもなかなかに弾き倒しているのう・・・!2曲目は細かいギターの刻み、ツインリード
かなりの劇的さを放つ、様式美的な印象もあるアップテンポチューンとなり、
ドラムの音色こそイマイチなんだが、ヴォーカルもかなり勢いがありカッコいいぞ!
3曲目はメロウな出だしから80年代らしいキャッチーさを醸し出すミドル曲となり、
ギターがかなりドラマティックじゃのう・・・!4曲目はどこかエキゾチックさのある
ギターフレーズ
が聴け怪しげな叙情性を演出、5曲目もまた怪しげな神秘性
感じさせるミドル曲となり、6曲目は軽快なリズム劇的な情緒を放つツインリードが乗る
正統派らしさ満点力強いミドルテンポで展開、7曲目は彼等の代表曲と名高いバラードで、
メロウさに満ち溢れた出だしからメロディアスさ満点のツインリードが登場!80年代らしさ
満点の空気
が嬉しくなるHM/HRバラードである!8曲目もメロウなほの暗さを感じさせる
アコギが聴け、ヴォーカルもエモーショナルな上手さを見せておりツインリードはまるで
ウリ在籍時のSCORPIONSのようだ・・・!9曲目はシンセが大仰さを放ち、シンフォニックな
印象
もありツインギターも勢いを見せアップテンポ気味になるぞ。10曲目も大仰な
出だし
だが、その後は怪しげかつ美麗なアコギが聴け淡々と展開、神秘的な中に
どこか和な印象もあるだろうか!?


1stの方向性をよりグレードアップさせたような内容で、ドラムの音こそ何故か
スカスカで軽く打ち込みみたいな印象があり惜しいものの、それ以外は文句の
付け様の無い完成度の高さ
を見せておる!盆百のヘナチョコハイトーンが決して
届かぬ圧倒的歌唱力を持つVo、派手では無いがタイト極まりない演奏陣、そして
正統派HM/HRのツボを押さえたストレートなカッコ良さを見せ付けてくれる楽曲!
メタルにサブジャンル多々あれど、「ヘヴィメタル」というサウンド自体が好きなら
十分以上に楽しめる1枚
だろう!だが続く3作目で仮面を脱ぎ去り、同時に音楽性も変え
ブルージーな方向に進んでしまい
ファンからそっぽを向かれ人気が無くなり解散、
その7年後にメンバーを変えて再結成原点回帰したようだが、
超絶シンガー、MIDNIGHTは2009年に腎不全、肝不全で他界したようだ・・・!




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満足度 86% お気に入り曲 Red Sharks  Masque of the Red Death
Where Dragons Rule  Lonely  Burning Bridges  Eternal World







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