CITIZEN CAIN







"Serpents In Camouflage"




イギリス出身のプログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


スコットランドで1982年に結成されたバンドらしく、今も現役キャリアの長い
ベテランと言える存在
だが初期作は長らく入手困難になっており、2012年にようやく
デジタルリマスタリング盤として再発されたようだ・・・。音楽的にはスペイシーさのある
シンセ
が目立ったシンフォニック系のプログレで、今も昔もイギリスのプログレシーンに
掃いて捨てる程いる初期GENESISフォロワの一角
と評されておりヴォーカルも含めて
確かにそんな味わいのあるサウンド
を提示しているのう・・・!

1曲目はノイジーなシンセ泣きのギターが乗り淡々と展開、ドラムがやけに打ち込み臭く
ヴォーカルがピーター・ガブリエルを素人臭くしたような印象があるも、楽曲自体は
穏やかかつスペイシー
な感じで淡々としつつも泣きのギターが結構目立っているな。
2曲目もスペイシーさのあるシンセメロウなギターが登場、この曲もまた穏やかなマイルドさがあり
フワフワした浮遊感もあるだろうか!?中盤以降ではフルートも顔を出しプログレらしい
叙情性
を演出するぞ。3曲目はクリーンギターのアルペジオヴォーカルが乗り、メロディーラインが
どこか80年代産業ロックを髣髴とさせオルガンをバックにエモーショナルなギターソロも登場、
中盤は水の流れるSEにフルート、トランペット系の音色も顔を出し叙情性を演出するのう・・・!
後半はシンセ、ギターが明るい盛り上がりを見せピアノも聴けるぞ。4曲目もシンセアルペジオ
穏やかな印象を放つマイルドな曲調で、どこかファンタジックな空気もあるだろうか!?
ギターのメロディーも良いのう・・・!5曲目はピアノ、シンセヴォーカルが乗り淡々とした
メロウさ
を放つソフトタッチの曲で、ピアノとフルートが絡む美麗なパートが聴き所だろうか!?
オルガンが緊迫感を放ちテンポアップする中ブルージーなギターソロが聴ける後半も良いな。
6曲目は13分ある本作中最も長い曲で、出だしからオルガンがシリアスさを放ちその後は
穏やかになるが緊迫感もしかとあり、スペイシーなシンセに加えメロディアスなギターソロも聴けるぞ。
7、8曲目はボーナス扱いで、前者は明るめの軽快さを見せつつもベースがやけに目立った本作としては
短いシンプルな曲となり、後者は1曲目のデモでこれもやけにベースが目立っているのう・・・!


10分越えの大作が4曲程あるも、演奏技術をひけらかすタイプの技巧派プログレでは無く、あくまでも
スペイシーなシンセと泣きのリードギターを主軸としそこにピーター・ガブリエル風の
ヴォーカル
が乗る、叙情派プログレの一つと言いたくなるサウンドを披露、ドラムがチープで
打ち込みにしか聴こえない
のが欠点だが、シンプルで穏やかな中に美麗なメロウさが見られ
所々でメロディーも光を放つが、基本的に雰囲気モノとして楽しむべき1枚だろう・・・!




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満足度 74% お気に入り曲 Harmless Criminal  The Gathering  Dance of the Unicorn







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