Bloody Sword







"東方歌劇曲"




日本のヴィジュアル系バンドによる上海アリス幻樂団カヴァー1stミニアルバム。


Dragon Guardianにてファンタジック極まる歌詞、コンセプト
担当しているチーマー喋りが特徴の(爆)ナイツ・オブ・ドラゴン刃夜斗氏が
在籍するヴィジュアル系バンドの初の音源で時流に乗ったのか
飽和状態にある上海アリス幻樂団カヴァーとなっている!
一口にヴィジュアル系と言ってもいろいろな音作り、個性
あるが本作で聴ける音はDir en grey以降のモダンへヴィネスに
影響されたと思しきへヴィサウンドを持っているものの曲調は
それ以前の、90年代のダークなポジパン、ニューロマンティック
影響下にある暗黒耽美ビートロック色が濃いぞ!シンプルな
アレンジがそれっぽさをさらに増強している!

イントロ扱いの1曲目からさっそくモダン系のへヴィリフ
登場しいかにも上海アリス幻樂団ライクな笛の音が和の
メロディーを奏でリズムはへヴィなままスカ系の裏打ち
なるのが面白いな。続く2曲目はこれまたモダンなリフ
聴けヴォーカルも登場するが声質にクセがあり音程も声量も
微妙で正直上手いとは言い難いのう・・・!奥に
引っ込みまくっているがギターソロはメタル的な速弾きである!
3曲目もミドルテンポで淡々としつつもへヴィに展開する曲で
ギターソロはクラシカルでクサいフレーズを弾いているぞ!
4曲目は鐘の音に始まりブラストビートで爆走!まぁブラックメタルと
いうよりは初期の黒夢とかGilles de Raisとか、あの頃のダークな
V系
を思わせる曲調なのだが・・・。そう考えるとこのヴォーカルも
曲調にマッチしておりアリだな(笑)。途中ビートダウンデス声
登場しライヴでバンギャが頭振る光景が脳裏に浮かぶのう・・・!
5曲目はシンセがメロスピ的なクサフレーズを奏で疾走する短いインストだ!
メロディーにどこかDragon Guardianっぽさがあるのが特徴か!?
6曲目はこれもへヴィながらどこか昔の、90年代V系っぽい雰囲気を
放ち疾走しクッサイクラシカルメロディーを聴かせてくれるぞ!
これまたデス声によるへヴィパートも登場しギターソロはメタリックな
速弾き
泣きのメロディーを聴かせる箇所もありいい仕事をしている!
7曲目は不気味なアカペラで始まりノリの良いへヴィリフが聴け
本作の中では若干明るい雰囲気になるな。途中日本の童謡
“かごめかごめ”
のフレーズが登場しその後ビートダウン
モッシュパートに突入!



ドラムのクレジットがあり生だと思うが音がなぜか打ち込みっぽく
プロダクションも良くは無いが妙に生々しくライヴ的な
雰囲気が感じられる
と言えなくも無いか!?リードギターが
かなり奥に引っ込んでおりボリュームが小さすぎるのが
非常に気になるしヴォーカルもかなり弱いが最近のDir en greyのような
洗練された現代の音ではなく昔のダークポジパン
V系
が根底にありそうなのでそれを意識して聴けばこの爬虫類
低音ヴォーカル
も受け入れられるだろう!この手のカヴァーに
よくある煌びやかさは無くバンドサウンド主体で
纏まっている
のもそんな感じである。へヴィさに惑わされず
オールドスクールV系だと思って聴こう!原曲に
助けられている感はあるが何気に捨て曲は無くどの曲も楽しめたな。




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満足度 77% お気に入り曲 喪われた人格に捧げるファラウェル、
Bloody Knights、血塗られた私の肉体、憎しみの妄想病、愛の監獄







"東方歌謡メタル"




日本のヴィジュアル系バンドによる上海アリス幻樂団カヴァー2ndミニアルバム。


上海アリス幻樂団カヴァーヴィジュアル系
スタイルで再現した、Dragon Guardianの歌詞担当
(まるでピート・シンフィールドみたいだ)の
ナイツ・オブ・ドラゴン刃夜斗氏が在籍するV系バンド
前作はモダンな音作りながらも曲調は90年代のダークな
ポジパン
の流れを汲む耽美歌謡ビートロックスタイル
ヴォーカルこそ弱かったもののそっち系の濃いリスナーに
アピールできそう
な内容だった・・・。だが今回は装いを
新たにし何と歌謡曲メロディー、泣きのクサメロギター
バンバン聴け疾走するクサクサ歌謡メタルスタイル
なっているのだ!欠点だった前作の男Voは今回登場せず
基本はインストとなっておりゲストでキラキラメロデス風
歌謡メロハーVelforest.のIZNA嬢
が1曲で参加、
Kissing The Mirrorも1曲提供しギターでKNIGHTS OF ROUNDの
YAZIN氏
が、ベースは元GALNERYUSのTsui氏が数曲でプレイしており
何気にかなり豪華なメンツが揃っているな・・・!

1曲目からいきなりXのリフが飛び出し思わずXジャンプ
したくなる曲調
だが次に飛び出すのはクサメロを奏でる
泣きのツインリード
である!まるであのRaphaelの
“Sacrifice”みたいなメロディー
も顔を覗かせるぞ!
2曲目も強烈な泣きを発散するエモーショナルな
ギター
に始まり疾走開始!若干クセがありつつ
上手い中性的とも言えそうな女性ヴォーカルが
有名なクサクサメロディーを歌い上げる様は判っていても、
聴き慣れまくったメロディーでもやはりグッと来るものが
あるのう!
ギターソロも強烈にクサいフレーズを奏でており
まるで初期DARK MOORかと聴きまごうほどだ!そして3曲目は
CHILDREN OF BODOM・・・というかKissing The Mirror
思わせる曲調になる!というかこの曲提供したの
Kissing The Mirrorだ(笑)。
ギャウギャウしたデスヴォイス
登場しFOLLOW THE REAPERの頃を思わせる雰囲気を持っているな。
4曲目も泣きのギターで始まり疾走、ホーンっぽいシンセが
勇壮なメロディーを奏でるアグレッシヴな曲になっているぞ。
まぁリフは弱くシンセもチープカラオケの
ガイドメロディー
っぽくなってしまっているのが欠点だが
このギターソロはそれを補ってあまりある仕事っぷり
魅せている!5曲目は壮大さを感じさせギターフレーズは
まるでRHAPSODY OF FIREのようなスウィープを披露し
曲調もそんな感じのシンフォニックメタルになっているな。
6曲目も実にクサい泣きのリードギターで疾走する
メロスピでラストではベースソロも聴けるぞ。
7曲目はシンセオーケストレーションによる短いアウトロ曲だ。


プロダクションは相変わらず軽くドラムが打ち込みっぽい音
なってしまっているのが気になるがこのギターの泣きっぷり
特筆すべきだろう!ソロもかなりフレーズを構築しており実に
クサくセンスあるメロディーを聴かせてくれるぞ!
ただアレンジ面はまだ改善の余地ありじゃのう・・・!
せっかくいいギターを弾いているのだからリフやオブリ
もうちょい練りこめばスカスカな印象も消え失せるじゃろうて・・・。




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満足度 82% お気に入り曲 摂氏−H℃、
Enter the Bizzare Sanctuary、妖精乱舞、フィールドの楽団







"東方妖艶録"




日本のヴィジュアル系バンドによる上海アリス幻樂団カヴァー3rdミニアルバム。


元々ヴィジュアル系としてスタートしつつも前作はゲストVoを迎え
歌謡曲クサさに満ちた超キラーチューンを収録しつつも基本は
メロスピ系のインストとなっていた・・・そして最新作である
本作は前作に参加したキラキラメロデス風歌謡メロハープロジェクト
Velforest.
のIZNA嬢に加え元のヴォーカルであるミカエル咲夜氏も復帰しているが
かといって男女ツインVoになったという訳ではない(爆)。音楽的には歌謡曲風な
ライトチューン
からメロスピ等様々なスタイルを見せつつもモダンへヴィネスV系要素が
戻ってきており
こういった要素に魅せられて1stを聴いた人間にとっては喜ばしかろう・・・!

クリーンギターによる哀愁漂うフレーズからラウドロック、モダン系の
サウンド
になるイントロの1曲目に続く2曲目は早速デスVoが登場!
シンセはピコピコしつつもかなりヘヴィな印象を感じさせるが
ヴォーカルパートのバッキングはスカ風になり男Voはやはり怪しい声質
まだ弱さがあるも1stよりは向上したか!?サビは疾走するぞ!
3曲目は軽めでちょいとコミカルな印象のあるノリの良いバンドサウンド
聴けヴォーカルはIZNA嬢による実に伸びやかなものだ!どこかメリーとか、
軽めの歌謡V系バンドに通じる音作りだな。泣きのギターソロはやはり
実にクサくもやはりどこかコミカルタッチじゃのう・・・!終始ベースラインが
印象的
な曲である!4曲目はツインリードで始まり爆走するメロスピチューン
前作の曲にヴォーカルを加えたヴァージョンである!音はバリバリの
メロスピ
だがヴォーカルはV系らしい低音でどうも違和感はあるのう・・・!
5曲目は再びモダンなゴリゴリのヘヴィサウンドが聴ける疾走チューンだが
ヴォーカルは無く変わりにシンセがメロディーを奏でるインストとなっている。
タイトで説得力のあるバンドサウンドで手数足数多く暴れるドラムが良いな!
6曲目もヘヴィさがあるがプロダクション的にギターが奥に引っ込んでおり
ヴォーカルを強調したミックス
にしたのだろうか!?T-REXの有名曲
“20TH CENTURY BOY”みたいなリフ
スカのノリも出しそしてサビは
疾走するクサメロを披露、インストパートではバッハのフーガのフレーズも
地味に顔を出しそしてギターソロに突入!7曲目はこれまた前作のクッサイ
メロスピチューン
にヴォーカルを入れたヴァージョンでやはりミカエル咲夜氏の
声は実に怪しいものがありV系の中でも一種独特の雰囲気を放っているのう・・・!


へヴィチューンが多めだがそれ以外にも様々なタイプのメタルチューンが
収録されており下手したら散漫になってしまう所なれど各曲に聴かせ所があり
それを回避しているのは流石じゃのう・・・!演奏テクもかなりのもので
ギタープレイなんかスキルの高い流麗さを感じさせてくれるわい!
ミカエル咲夜氏のヴォーカルはまだ弱さが残っているもサンホラの
Jimang
に通じるアクの強さ、怪しさがあり好き嫌い分かれそうじゃのう!
メロスピ主体の前作と比べるとクサさでは劣るもヘヴィサウンドが好きなら
本作のほうを気に入るだろうな・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 夜王、クリシェの嘆き、Devil eye、少女がいない







"東方自傷録"




日本のヴィジュアル系カヴァー/アレンジバンドによる4thミニアルバム。


Dragon Guardian歌詞やコンセプトを生み出すナイツ・オブ・ドラゴン刃夜斗氏
在籍するヴィジュアル系プロジェクトで、東方アレンジでこの手のV系スタイルの
アレンジを本格的に試みた初のバンド
かどうかは定かではないが、とりあえず音楽的には
モダンな要素を内包したヴィジュアル系でヴォーカルもまんまそんな感じの男Vo
なっているが過去にはゲストを呼んでメロスピにシフトした事もあり、本作もまた
そんな感じのヴィジュアル系メロスピ要素がなかなかに目立っておる!

1曲目はトランス系のシンセで幕を開けるイントロで続く2曲目はそのまま
トランスシンセと共にバンドサウンドが顔を出し疾走!ヴォーカルはやはり
ヴィジュアル系まんまで弱さが目立ち引っ込み気味だがサビ等の疾走パートは
メロスピライクである。
3曲目はXに相当近いリフと共にやはり疾走する
ヴィジュアル系メロスピ
トランス系シンセも顔を出しサビのポジティヴさ等
いかにもメロスピ、クサメタル
ヴォーカルだけがV系という近年よく見られる
ヴィジュアルメタルの流れを汲んでいるか!?4曲目はデジタルシンセに
怪しさ満点のヴォーカル
聴き馴染み深いメロを歌いV系らしいモダンな胡散臭さ
演出しておる!ギターソロはフラッシーな速弾きタッピングも披露するぞ!
5曲目はモダンさのあるヘヴィリフが顔を出すがその後はスカのリズムになり
デジタルシンセも目立つのう・・・!後半は弱めだがガテラル系の低音デスVoも登場し
さらに疾走もするぞ!6曲目はデジタルリズム、トランスシンセ聴き飽きたメロを
奏でる短いインスト
で、7曲目は過去曲リメイクとなっておりモダンなリフと共に爆走!
朗々としたV系ヴォーカル
が低音で歌い上げ怪しくもなかなかに良い声をしておるのう・・・!
後半はモダンなリフデスVoも顔を出すぞ。


まんまV系なヴォーカルの線が細くドラムも相変わらず打ち込みっぽさが強い
音楽的にはメロスピ色が相当に濃くトランス系のデジタルシンセも目立っているが
バリバリに爆走するファストチューンがインパクトを放っておりクサメタラーにも
アピール出来るだろう・・・!
ただ今やこういうスタイルだと東方DIR EN GREYで一躍名を馳せた
SILENT DIFFERENCEが出てきてしまったため見劣りしてしまうのもまた事実・・・!
特にヴォーカルなんか相当に差が出てしまっているんだがこっちはメロスピと言う
大きなアドバンテージ
がある!クサメタラー受けするのはこっちのほうだろう・・・!




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満足度 75% お気に入り曲 マリアの肖像  自傷録  Bloody Knights 2012







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