BURY TOMORROW







"Portraits"




イギリス出身のメタルコアバンドによる1stアルバム。


イギリスはポーツマスから登場した若手メタルコアバンドで、ATTACK ATTACK!
ALESANA、A SKYLIT DRIVETHE DEVIL WEARS PRADA等と言ったバンドが所属している
ARTERY FOUNDATIONに見出されてデビューしたらしく、音楽的にはモダンなスクリーモや
デジタル要素入りのバンド
が多すぎる昨今のメタルコアシーンにおいて久々な感のある、
北欧メロデス的な叙情性を内包したギターリフ
に加えエモ、スクリーモ要素を強く
感じさせる伸びやかでキャッチーな高音クリーンVo、
さらに部分部分で姿を見せる
ポストロック的な穏やかさを導入した、重苦しくならず聴き易いメロディー重視の
メタルコアに仕上がっておる!


1曲目は最近のメタルコアバンドには珍しい、北欧メロデス直系型の叙情性を携えた
ギターリフが聴けるミドルチューン
で、ヴォーカルは吐き捨てタイプのデスVoだが
サビはエモ、スクリーモ然とした伸びのあるクリーンVoとなりキャッチーさを放つぞ!
2曲目は疾走感を放ちつつリフワークは一昔前の叙情メタルコア系で、クリーンVo
これまた目立っておりエモいキャッチーさを見せているぞ。3曲目は煌びやかなデジタル系の
シンセ
クリーンVoで幕を開け、重過ぎないがへヴィさを見せるリフ、デスVoも登場、
4曲目はメロデス系のリフで疾走しつつサビはやはり定番のクリーンVoが聴け、
5曲目はスクリーモに接近したかのような曲調になり淡々と展開、リードギターも
メタルと言うよりはエモ系だな。後半はビートダウンになりへヴィさが出てくるのう・・・。
6曲目はビートダウン系のへヴィなリズムで幕を開けるスローチューンで、7曲目は久々の
アップテンポ曲
となりメロデス風のリフも登場、まぁすぐにテンポダウンする辺りがいかにも
メタルコアと言えなくも無いか!?
後半はビートダウンになるぞ。8曲目は叙情的なアコギに
クリーンVo
が乗る弾き語り系の曲で、9曲目は再びへヴィな音作りでデスVoもストロングな
低音で男らしさを放っているな。
まぁサビはクリーンVoで爽やかな印象もあるのだが・・・。
10曲目はスクリーモ、ポストハードコアに接近した曲調になり、リフはメタルだが
曲調自体は完全に叙情ポストハードコアである。11曲目もまたポストハードコアに近い
叙情的かつ退廃的なムード
を放つが、その後は軽快なリフ、リズムが顔を出すぞ。


今時珍しいメロデス系メタルコアで、デジタル音に頼る事も無ければへヴィ過ぎる事も無く
非常に聴き易い音作りになっているが、
全体的にどうも小粒な印象があり、テクニカルで
派手なギターソロ
がある訳でも無く、メロデス系リフリードギターも悪くは無いものの
そこまでメロディーが良い訳でも無いし、疾走チューンでもメタルコアのお約束か
すぐにテンポダウンしてしまい勢いが削がれる
という欠点もあるが、伸びのある高音の
クリーンVo
キャッチーなサビを歌う部分評価出来るだろうな・・・!




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満足度 77% お気に入り曲 Confessions  Evolution of Self  Her Bones in the Sand
Factory of Embers







"The Union Of Crowns"




イギリス出身のメタルコアバンドによる2ndアルバム。


若手のメタルコアバンドでありながらも、最近のこの手のバンドのような非メロデス系の
モダンさ、デジタル要素
を感じさせず、昔ながらの北欧メロデス的なリフワークを披露しつつ
曲によってはポストハードコア退廃的なスクリーモにも接近するイギリス産バンドによる
通算2作目のアルバムである!
音楽的には基本的なスタイルは崩していないものの、前作と
比べてよりポストハードコアポストロック的な叙情性、退廃ムードが強まっている傾向にあり
メタルコアのアグレッション以上にメロウさを重視しているかのようだ・・・!

1曲目はモダンさのあるリフにどこか退廃的なギターが登場、メタリックな音作りだが
スクリーモに近いムード
があり、2曲目も叙情的なギターが聴ける
スクリーモ寄りの曲調
で、3曲目は穏やかかつ軽めの疾走感を見せるが、メタルコア的な
グルーヴィーさ
もあり、4曲目は勢いある疾走感を放ちリフワークメロデスタイプの叙情性を
見せてくれるが、
その後はすぐにテンポダウンビートダウン風になるのう・・・!
5曲目はエモ寄りのギタークリーンVoが登場し淡々としたムードを放つが、その後は
デスVoスクリーモ風のピロピロギターが聴けテンポアップするぞ。6曲目は今風のモダンで
グルーヴィーなリフ、リズム
が聴け、7曲目もまたモダンなグルーヴを見せるスロー、
ミドルテンポのメタルコア
だ。8曲目はアップテンポギターはへヴィだが曲調自体は
どちらかと言ったらスクリーモに近い感じで、9曲目は今風のへヴィリフで幕を明けつつ
メロウなハモリも聴け疾走!中盤以降はトレモロギターがこれまたポストロック風の叙情性を
醸し出すのう・・・!
10曲目もモダンな面を見せつつポストハードコア的な情緒を披露、
11曲目はバラードっぽさを醸し出すも、その後はグロウル等が聴けテンポアップするぞ。
12曲目はなかなかにストロングなリフ、デスVoが聴けるグルーヴィーな
ミドルテンポのメタルコアチューン
となり、13曲目は淡々としたスローテンポ
気だるいリードギターも登場、14曲目はクリーンギタークリーンVo
メロウさを放ち、泣きのギターも聴けるバラードである。


メロデス要素を感じさせるリフが目立った前作と比べてよりポストハードコア、スクリーモ、
ポストロック要素
が強まった感じで、メロデス系メタルコア叙情性やアグレッション
期待する向きには少しズレた印象があるかも知れんが、それでもクリーンVoのキャッチーさ
まだ残っており、スクリーモタイプのフックを求めるリスナー向きかも知れんな・・・!




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満足度 75% お気に入り曲 Redeemer  Lionheart  Message to a King
Abdication of Power  Kingdom







"Runes"




イギリス出身のメタルコアバンドによる3rdアルバム。


メロディー重視のメタルコアポストハードコアポストロック叙情性、退廃を導入した
イギリスの若手バンドによる通算3作目のフルアルバムである!前作はメタルコア要素以上に
叙情ポストハードコア
エモ、スクリーモ的な側面が目立ちアグレッションよりも退廃的な
メロウさの演出を重視
している印象があり、本作もまたそういう要素を随所で披露するが
今回はメタルコアに接近したような感じで、疾走曲も結構あり、さらにこれまでは
あまり無かったギターソロ
も多用されているぞ!

1曲目は早速のポストハードコア的な退廃ムードに始まるも、メタルコア的なノリ
垣間見られ、2曲目は疾走感を放つメタルコア色濃いファストチューンで、
3曲目はメロウに幕を開けその後は疾走!だがメタルコアと言うよりは
メロコアをメタリックにしたかのような軽快さがあり、4曲目もまた疾走感を放つが、
Aメロ以降はテンポダウンビートダウン風のスローパートも登場、
5曲目はビートダウンで幕を明けるへヴィなミドル曲で、クリーンVoはなかなかにノリが良く
キャッチーさ
があり、ギターソロも結構メロディアスだな。6曲目もアップテンポで
ノリの良さ
を放つメタルコア色濃い曲で、7曲目もまたアップテンポのメタルコアチューンである!
8曲目もアップテンポのストロングなメタルコアで、デスVoもなかなかに無骨だが
クリーンVoは一転してキャッチーな憂いを見せているな。9曲目はテンションの高い
デスVo
と共に疾走!メロデスタイプのメタルコア今に踏襲するかのような曲調で、
10曲目はミドルテンポへヴィなグルーヴを重視したワイルドな曲になるが、やはりサビは
ソフトタッチの穏やかなクリーンVoになるのう・・・!11曲目は穏やかなクリーンギター、
クリーンVo
マイルドさを放つバラードで、12曲目はストロングなへヴィさを放つ
グルーヴィーなミドルテンポで幕を明けるが、その後は勢い良く疾走しメタルコア的な
カッコよさを存分に見せ付ける
すぐにテンポダウンするなぁ・・・!13曲目は細かい
ギターフレーズ
と共に淡々としつつも緊迫感を放ち、その後は勢い良く疾走するが
リフは実に叙情的である!14曲目はギターフレーズが細かく叙情的で、15曲目は3曲目の
アコースティックアレンジとなり、16曲目は穏やかで淡々としたクリーンギター、
クリーンVo
が大人しめのムードを放つポストロック要素を感じさせる曲調になるぞ。


ポストハードコア、スクリーモに接近していた前作とは異なり、本作はメタルコアの
要素が前に出ている感じで、
一昔前に多々あったメロデス直系の叙情メタルコアの
流れを汲んだリフやリードギター
が目立ち疾走曲もなかなかに多く、さらに過去作では
おざなりだったギターソロ
本作では自己主張しておる!それでいて1stの頃から
そうだったが、この手のメタルコアバンドとしてはクリーンVoが上手く、本作でさらに
成長している印象がありキャッチーさの増強に一役買っておるな・・・!メタルコアのお約束として
いい感じに疾走していてもすぐにテンポダウンしてしまうのが非常に勿体無いんだが、
メロデスタイプの叙情メタルコアを求めるリスナーであれば本作から
いきなり手を出すのが得策
だろうか!?




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満足度 80% お気に入り曲 Shadow, A Creator  The Torch  Another Journey
Under the Sun  Year of the Harvest  Of Glory  Last of the Ice  


 




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