BOY SETS FIRE







"The Misery Index: Notes From The Plague Years"




アメリカ東海岸デラウェア州出身のポストハードコア/スクリーモバンドの4thアルバム。


メタルコア、ニュースクールハードコアが確立する以前のスタイルであるポストハードコア、
激情ハードコア系
のカテゴリーに属する東海岸出身のバンドによる4作目でどうやら本作を
最後に解散してしまった
らしい。音楽的にはポストハードコアと言うよりはスクリーモ
かなり近くカオティックな猥雑さ、変態性を持ったファストチューンもある事はあるが
それよりもストレートな曲調キャッチーなクリーンVo、コーラスがメインで絶叫
勿論あるが頻度は少なくバンドサウンドもタイトでそれなりにハードロック寄りだが
そこまでへヴィでもメタリックでもない音作りになっているな。

1曲目は古い音質に加工されたアコギ、ヴォーカルが乾いたメロウさを演出しそのまま
ちゃんとした音質になりそしてパーカッシヴなドラム、ベース、電子音絶叫気味の
ヴォーカル
が登場しミドルテンポのスクリーモ然とした音作りになる!2曲目も
ミドルテンポでどこか淡々としたムード漂う曲調だがヴォーカルが入ると少しだけ
テンポが上がり
サビはキャッチーさのあるコーラスが聴けバックで絶叫シャウト
僅かに顔を出すぞ。3曲目は絶叫シャウトがメインで疾走感のあるハードコア色濃い曲。
滅茶苦茶ブチ切れているわけではないがそれなりにカオティックな所があるな。
4曲目は退廃感を持たせつつメロウで淡々としたムード漂うミドル曲で5曲目は
アコギ、ヴォーカル穏やかなバラード風味を演出、6曲目は急にムードが変わり
怪しい呟きヴォーカル、ストリングス
混沌としたムードを放つもその後はストレートな
叙情エモ/スクリーモ
でなかなかにドラマティックな空気を放っておるのう・・・!7曲目は
穏やかで叙情的なクリーンギター、ヴォーカルに始まりバンドサウンドも盛り上がる
やはり淡々としたムードの強いミドル曲でバラードに近い雰囲気が感じられるな。
8曲目は何故かジャジーなピアノ、ウッドベース、ホーン怪しさを放ちそのまま
カオティックな緊迫感を感じさせるバンドサウンド、絶叫タイプのヴォーカルが登場する
数少ないアグレッシヴな曲だがバックで能天気なホーンの音色も顔を出すぞ!
後半はなぜか電子音が怪しいエレクトロニカ要素を醸し出し始めるのう・・・!9曲目はうってかわって
クリーンギター、ヴォーカル穏やかさを演出するマイルドでメロウな曲。
10曲目はノイズ、SEに始まり軽快なリズムでポップさを放つ明るめの曲だがサビでこれまた
ホーンが能天気なムードを放つのう・・・!11曲目も明るめのアップテンポ曲
カラッとした中にエモらしい湿り気も感じさせ今風のメロコアに近いかも知れんか!?
サビはピアノも登場し急に叙情的になりこのセンスが良いのう!12曲目は実に怪しく
気だるいムード
を放つスロー曲でギターのフレーズは王道のスクリーモだな。中盤でピアノ、
ストリングス
が急にドラマティックなムードを演出し始め盛り上がりを見せる!
メロディーもキャッチー
で良いな!13曲目はミドルテンポだがヴォーカルは絶叫で
喚き散らしダーティーなムード
がプンプン放たれる怪しいスクリーモになるぞ!
中盤以降は加工された演説のような語り、クリーンギターのみが続きダレを覚える
その後別の曲になったようなムードで新たに展開する。14曲目はいきなりのメタリックで
ワイルドなリフ
に始まりアップテンポで軽快に展開するノリの良い曲。ラストのコーラスが
妙に穏やかじゃのう・・・!15曲目はいかにもパンク、メロコアなムードプンプン
アップテンポな曲調でストレートな作りになっているな。


アグレッシヴな疾走曲も勿論あるが全体的にミドルテンポでキャッチーなヴォーカルを
配した曲が多く激しさ、攻撃性、カオティックさを求めると肩透かしだろうが
ポストハードコアと言うよりはメロディー重視のスクリーモに近くそういった音を
求めるエモキッズなら十分以上に楽しめよう・・・!ヴォーカルメロのキャッチーさ、
ギターリフの退廃感、叙情性等センスは良く
ヴォーカルもよく歌えておりメロディーを
生かす事に成功
しているな。つくづく解散が惜しまれるわい!




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満足度 80% お気に入り曲 Requiem、Final Communique、Falling Out Theme、
So Long...Thanks for the Crutches







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