BLODWEN







"Black Symphony"




インドネシア出身のフィメールシンフォニックゴシックメタルバンドによる1stアルバム。


HM/HR後進国なれど、少しずつバンドが出始めている印象のあるインドネシアから
新たに登場した5ピースバンドで、2004年に結成され何と元々はJ-ROCKの
コピバン
から始まったそうだ・・・!そういう訳で音楽的には所謂女性Voモノの
シンフォニックゴシックメタル
を基本としているが、出自を感じさせる日本人好みの
キャッチーさ、ポップさ
が見られ、さらにギターはネオクラシカル風味があり
ただの雰囲気モノフィメールゴシックでは無いクサさ、フックが見られるな・・・!
とは言えHM/HR辺境国出身なだけあって音質はかなり悪く、アマチュアのデモ以下の
薄っぺらいプロダクションに加え演奏もキレが無くあまり褒められたものでは無いが、
女性Voはソプラノ系でなかなかに悪くは無いな。

1曲目は音質最悪ながらもキャッチーでクサいギターが登場、ミドルテンポで
ポップさがあり、ギターソロは技術的に未熟で雑だがネオクラ風だろうか!?
2曲目は怪しげなクサさを漂わせ、ギターのオブリも目立った軽快なクサメタル系
3曲目は穏やかさ漂うバラードとなり、4曲目は稚拙ながらもネオクラシカル丸出しな
ギター
がメインのインストだ。5曲目は叙情的なリードギターに始まり歌謡曲丸出しな
クサさを放つミドル曲
となり、歌詞も母国語実にエキゾチックだな・・・!
6曲目は細かいギターが目立ちつつ淡々としたミドルテンポで、一部だが疾走もしており
中盤はクラシックルーツのクサいギターが聴けるものの、コード進行に
違和感があるか!?
7曲目は雄大な民謡ムードも見られるバラード。8曲目はソプラノVoが
目立ったクサめのシンフォニックゴシックと言えそうな曲だな。9曲目は何と日本語詩で歌う
哀愁歌謡バラード
である!10曲目もピアノ、シンセ主体のバラードで、これ以降はボーナス扱いらしく
11曲目は9曲目のアコギインストで、12曲目は8曲目のオーケストラアレンジだが
シンセがかなりショボく、辺境バンドの限界が伺えるのう・・・!


J-ROCKのコピバン出身だけに日本人好みのクサいフックが多々見られ、
メロスピ、クサメタルと言うよりも一昔前の同人音楽ばりのクサメロが聴け
懐かしい気分にさせられるが、上記したよう音質は相当に酷く、さらに演奏も
ネオクラギターの割には稚拙で雑さが目立ち、リズムもイマイチ噛み合っておらず
もどかしさがあるものの女性Voは悪くは無いだろうか!?歌謡曲、J-ROCKルーツ故か
リフの存在感は皆無で、HM/HRと言うよりもメタル風歌謡ロックと言えなくも無い
雰囲気もあり、バラードがやけに多くダレを覚える要因になっているしで
現段階ではコアでマニアックなクサメタラー向けだろうな・・・!




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満足度 68% お気に入り曲 Midnight Fairytales  Into the Darkness
Night〜Black Symphony







"Winter Falls"




インドネシア出身のフィメールシンフォニックゴシックメタルバンドによる2ndアルバム。


元々はJ-ROCKのコピバンからスタートしたバンドで、それ故に基本的には
ソプラノ女性Voのシンフォニックゴシックとされつつも、実際にはかなり
歌謡曲的な要素の強いサウンドで、音質、演奏の厳しさもありHM/HR
言うよりも哀愁歌謡ロックと言えそうな雰囲気すら漂うバンドである!本作は通産2作目の
アルバム
で、音楽的には歌謡曲的なクサさが目立ったメタル要素の薄い
前作
とはうって変わってシンフォニックゴシックらしさを見せるようになり、
ミステリアスな怪しさが漂いつつもメロディーの良さはしかと踏襲し、
プロダクションも決して良くは無いが、少なくとも前作よりは大分マシだな。

1曲目はナレーション、オーケストラによるイントロで、2曲目はクワイア、
ソプラノVo
がフィメールシンフォゴシックらしさを放つミステリアスなミドル曲で、
ギターソロはネオクラシカル寄りファンタジックな叙情性も見られるのう・・・!
3曲目もまたミステリアスさ漂うシンフォニックなアップテンポで、4曲目は怪しさと共に
歌謡曲的なクサさ
を放つスロー曲だな。5曲目もまた歌謡曲的な哀愁漂うバラードで、
ソプラノVoも説得力があり、ピアノ、ストリングスメロウで良いのう・・・!
6曲目はハモリギターと共に疾走感を放つアップテンポで、音も演奏もショボいが
クサくて良いな。
7曲目はチープな音なりに一応はヘヴィさを放とうとしており、
細かいギターも目立ったスロー曲だ。8曲目は本格的なソプラノが美しいバラードで、
9曲目はギターソロで幕を開けるメロスピ寄りの疾走曲となり、後半はミュージカル風の
ファンタジックさ
が見られるな・・・!10曲目もメロスピに近い疾走チューンで、
11曲目は怪しげなギター、Voが印象的なスロー曲だが、一部で疾走もするぞ。


日本人受けの良い哀愁歌謡クサメロをキープしつつ、よりシリアスで本格的な
シンフォニックゴシックらしさを放つようになり、なんちゃってメタル、
メタル風J-ROCK
だった前作とは異なり、ちゃんとゴシックメタルしており
メタラー的に好感が持てる仕上がり
になっただろうか!?演奏、プロダクション共に
まだまだ平均以下ではあるが、相当に酷かった前作よりかはマシになっており、
劣悪な前作の時点で光っていた女性Voはさらに説得力を増し、本格的なソプラノも
随所で聴かせてくれるな・・・!
この手のフィメールゴシックは雰囲気こそ良いが
肝心のメロディーが全然面白くない
ケースが多い中にあってこの歌謡クサメロは
強力な武器
だと言えよう!この方向性でよりクオリティーアップを図って頂きたい!









満足度 76% お気に入り曲 For A New World  Ghost Town
Running Out Of Time  Rabbit Hole Suite  World On Fire







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