BINAL CORD







"Spirituality"




日本のヴィジュアル系HR/HMプロジェクトの1stフルアルバム。


2010年の冬コミで挨拶を交わしお世話になったプロジェクトの1stフルアルバムで、
本作以前にミニアルバムをリリースしているようだがフルアルバムとしては本作が
となるようだ・・・。本作以降で色々とゲームか何かのカヴァーをするが本作は
オリジナル曲で構成されており音楽的にはモダンなへヴィさのあるギターが聴ける
ヴィジュアル系ラウドロックと言った所でDirのようなブチ切れた曲展開
絶叫シャウト多様と言うわけではなくクリーンVo主体ギルガメッシュ
lynch.、或いはインディーズ時代のヴィドール辺りに通じる雰囲気があるな・・・!

1曲目はピアノ、シンセに始まりモダンさを持ったへヴィリフが登場しメインメロディーも
ギターが奏でるイントロ的扱いのインストで続く2曲目もゴリゴリのモダンさを持った
ギターが聴けるアップテンポで早速絶叫シャウトも登場するがヴォーカルは基本的にクリーンな
ヴィジュアル系スタイル
でまぁ線は細いがそこまで下手ではなくどこかlynch.っぽいか!?
ギターソロはちゃんとメタルのプレイ申し訳程度のツインリードがあるか無いかの
V系ラウドロックとは異なりこの辺はちゃんとメタルしておるわい!3曲目はタイトな
リフ、リズム
にオブリが放り込まれダークかつ軽快な疾走感もある曲。ヴォーカルは
低音で歌いシャウト系の歌唱も披露するもやはり弱さが目立っているな・・・!
スペイシーさのあるシンセもバックで微かに顔を出しギターソロはなかなかにレガートな
速弾き
を聴かせてくれラストのサビ前で短いがドラムソロも登場するぞ。4曲目は
クリーンギター、浪々と歌い上げるヴォーカルで始まる叙情的なムードを持った曲。
バラード系かと思わせて疾走しメロディーはキャッチーでギターソロもなかなかに
エモーショナル
だな。5曲目はモダンなギターで幕を開けシャウトも登場、リフが
全体的に目立った音作り
でブリッジになるとV系然とした絶叫シャウトが入りサビはやはり
キャッチーなメロディーを聴かせてくれるぞ。これまたギターソロが良いな。
6曲目はアコギが聴ける穏やかなV系バラード。やはりギターソロは泣いているのう・・・!
7曲目はワウをかましたギターが聴けるノリの良いV系でよくあるタイプ(?)の軽快な
シャッフル曲。ちゃんとしたギターソロがあるのがそこらのV系とは異なる美点か!?
8曲目はハードロック的な勢いを感じさせるギターリフが聴けバックでシンセも微かに
顔を出すミドル〜アップテンポ曲でヴォーカルはソフトな歌唱を披露しサビは2ビートで
疾走するぞ!
インストパートは低音で唸るベースソロに始まりギターソロはメタルと言うよりは
ハードロック的なプレイからハモリも聴けるぞ。9曲目はプログレ、
フュージョン的
と言えそうなギターが聴けヴォーカルが登場すると淡々としたムードが醸し出され
ギターが終始テクニカルなプレイを披露しておりギターソロもオブリの流れを継いだ
シーケンスフレーズでこの曲はプログレハード的なムードがあるのう・・・!
10曲目はキャッチーさを感じさせる歪みの薄いハモリギターで始まる湿り気を
帯びた叙情的なバラード。
11曲目はアグレッシヴで勢いのあるリフが聴けるも疾走はせず
ミドルテンポで展開するキャッチーな曲でギターがへヴィであるという点を
除けばポップスに近い曲調と言えるかも知れんな・・・。ギターソロ後はアコギが聴け穏やかさを
醸し出すパート
になるぞ。ラストのソロも泣いており良いのう・・・!12曲目はノイジーな音で始まり
ミュートされたギターが穏やかさを放ちメロディーはかなりキャッチーでセンスを感じさせる
いい意味でポップな要素の強い曲だ。ギターソロはやはりちゃんとしたメタルのプレイである!
独特のキャッチーさを持ったサビメロ等どこか藍坊主に通じるムードがあるのう・・・!


モダン寄りのバンドサウンドを持ったヴィジュアル系だがDirフォロワータイプでも
最近出てきた本格メタル(メロパワ)志向のV系メタル勢とも異なるタイプでまぁ
それぞれの良い部分を抽出しつつ湿り気を帯びたエモい部分もあり曲によっては
初期V系っぽいダークなムードもありメロディーのキャッチーさも非HR/HMなV系や
J-ROCKに近く
そういった要素を好む層にはかなりアピールできそうな1枚になっておるのう!
疾走チューンは無くミドルテンポ主体でアルバム後半でへヴィさの薄れたキャッチーで叙情的な曲が増えるも
少なくともジャケでイメージできる音とはかけ離れているためキャッチーで適度にモダンな
V系ラウドロック
が聴きたい人にこの場でオススメしておこう!まぁアレンジ面ではへヴィさを
出しつつ
もちょいと隙間が目立ったり冗長さを感じさせる箇所もあり、プロダクションは
良くは無いがそこまで劣悪でもなくヴォーカルも弱く低音部やシャウトなど甘い部分もあるが
キチンと歌えており演奏もなかなかにタイトで、ギターソロは速弾きを織り交ぜつつ
メロディアスな泣きのプレイも披露し十分にメタルのスタイルになっているぞ!




オフィシャルで見てみる





満足度 76% お気に入り曲 Awaking Cord、Face your insanity、Rainy、
Eclipse、Little Busters!







"Re:alize"




日本のヴィジュアル系HR/HMプロジェクトの2ndフルアルバム。


そこまで本格的なモダンへヴィネス要素は無いがなかなかにメタリックさのある
ヴィジュアル系
センスあるギタープレイが乗ったV系HR/HMをプレイする
プロジェクトの2作目のフルアルバムで、前作はオリジナル曲で構成された
アルバム
だったが本作は何かのゲームかアニメかよう判らんがそんな感じの
カヴァー
となっているもとりあえず上海アリス幻樂団カヴァー・・・東方ではないので
否定派にも安心の1枚だろう(爆)。またそのためかどうかは知らんが大半の曲がインスト
なっておりヴォーカルが聴けるのは2曲目と9曲目のみである。

1曲目はアコギが聴ける穏やかなイントロ扱い(?)のインストでHR/HM要素は無い
続く2曲目はそのままミュート気味のギターリフが登場しソフトな歌唱を見せる
V系ヴォーカルが登場、バンドサウンドではあるがメタリックさ、へヴィさは無く
ちょいと肩透かしだがギターソロパートは多少ハードロック要素が増しフレージングもなかなかに
テクニカル泣きのタッチも良いな・・・!3曲目以降はまたインストで早速の
ハモリギターで始まるもバンドサウンドはかなり軽くポップ寄りなのが気になるのう・・・!
ただギターソロは流麗な速弾きで曲調と相まってフュージョン風に聴こえるな。
4曲目は多少ハードロック系の雰囲気に接近しハモリギターが聴け中盤以降でテンポが上がり
どこかプログレハード的というかスタジオでジャムっているような感じになるぞ。
5曲目は音こそ軽いもちょいとモダンさを感じさせるリフが聴けリードギターはどこか
勇壮なフレーズを奏でており
ようやく前作の音作りに近づいた感があるな。トランス系の
音色を持ったシンセ
も顔を出しプログレ的というかゲームサントラ的なムードを放ち
ギターソロはやはりどこかプログレ、フュージョン系でテクもあるがメロディーもあり
大きな聴き所
になっているのう!後半でハモンドも顔を出すぞ!6曲目は穏やかなアコギが
FACTもカヴァーした坂本龍一の有名曲“MERRY CHRISTMAS MR. LAWRENCE”みたいなメロを
奏でるメロウなムードを持った曲。中盤から泣きのギターソロが聴けるぞ。7曲目はイントロから
いきなりの変拍子が炸裂しギターリフはHR/HM然としておりワウをかましたギターソロも登場、
ハモリのリードギターは穏やかでライトなポップス要素が強くどこか80年代に多くあった
アメリカンプログレハード的な音作りになっているか!?中盤のハモリリードギターは泣きの
フレーズ
で良いのう・・・!8曲目はピアノが聴けアコギも登場する穏やかで叙情的な曲。中盤以降は
やはり泣きのギターが登場しこのエモーショナルさ特筆すべき箇所だろう!いいギタリストが
いたもんじゃて・・・!
9曲目はクリーンギター、アコギがこれまた穏やかさを出しどこか中性的な
ヴォーカル
ウィスパー歌唱を披露するアトモスフェリックさのある曲。
中盤からバンドサウンドが顔を出しロック要素が増強されるも曲調、ムードは変わらないがベースソロに続く
ギターソロはやはりメロウかつレガートな速弾きが聴け出自はあくまでもメタルだ!
自己主張するかのようだ・・・!(爆)10曲目、11曲目はボーナストラックで前者はアコギが聴ける
穏やかなインスト
で後者は音こそかなり軽いもののバンドサウンドが聴け反復されるギターリフはどこか
祭り拍子のようにも聴こえその後いかにもHR/HM然としたツインリードも登場し疾走するインストだ!


全体的にどうもライトな感じになってしまっておりバンドサウンドもメタリックさ、
ハードさ
がかなり薄くポップスバンドに接近してしまっており前作のようなそれなりに
モダンさ、へヴィさのあるヴィジュアル系HR/HM
を期待すると思い切り肩透かしだろう・・・!
大半がインストなのもV系要素を大きく減退させている要因だな。ゲームサントラとは言え
FFロマサガのようなクサメロ、シンフォニックさ、様式美要素は無いが
ギターテクはあるので曲によってはフュージョン的な部分があり最初からV系メタルではなく
そういった音だと思って聴けば肩透かしにはならずこういうサウンドを好むリスナーなら楽しめるか!?




オフィシャルで見てみる





満足度 69% お気に入り曲 灰燼に帰す、勇壮なる闘い、彼女の本気







"CLOISTER OF MEMORIES"




日本のプログレッシヴHR/HMプロジェクトの3rdフルアルバム。


1stの頃はオリジナル曲で勝負しておりちょいモダン要素入りでギターがなかなかにセンスフルな
泣きのメロディアスなソロ
を披露するキャッチーなヴィジュアル系
ハードロック
を展開していたが前作の2ndからゲーム曲のカヴァーとなり方向性も変化、
大半がインストモダンさ、へヴィさがかなり減退しバンドサウンドは健在だがライトな
ポップス風
の音作りとなってしまい肩透かしになってしまった・・・!そして続く3作目にあたる本作も
やはりゲーム曲のカヴァーだが今回は何とFFロマサガ系統の曲のようで、
音楽的にも原曲がそうだろうがHR/HM要素が帰ってきておりゲームサントラだけに
全てインストだが前作よりはメタラーに好まれる方向性に仕上がっていると言えよう!

1曲目はシンセに始まりアコギが登場、穏やかさを感じさせるイントロ的な短い曲
続く2曲目はアメリカンプログレハード的な明るさとタイトさを持ったバンドサウンドが
聴けリードギターもそんな感じのフレーズを紡ぐミドル曲。中盤からテンポアップ
キレのあるリフが登場、さらにプログレハード要素が増強されベースも
スラップで目立ち始めるぞ!3曲目はピアノ、ストリングスシンセにベースが唸り
ギターは無いがアップテンポで緊迫感を出しプログレ要素もあるがやはりゲームサントラ然とした
雰囲気
のある曲だな。4曲目はモダンさを感じさせるメタルサウンドにプログレ的な
シンセワーク
が乗ったタイトでへヴィかつテクニカルな曲である!ギターソロ、
後半の畳み掛ける変拍子、その後のストリングス、泣きのギター等聴き所は多いのう・・・!
5曲目はピアノ、効果音的リズムが聴ける短いトラックでそのまま続く6曲目はストリングスが
顔を出し笛も聴けそしてモダン系のバンドサウンドも登場、ダークで淡々としつつもやはり
緊迫感が感じられる曲になっているな。後半でアコギ、ドラマティックなリードギター
登場するぞ!7曲目はアコギが穏やかな叙情性を演出するメロウな曲。民謡に通じるメロディー
なかなかに良いのう・・・!8曲目はドラムソロで幕を開けツインリードが大仰さを演出、
正統派メタル然としたドラマティックさ
を出しつつもリフはモダンドラムは暴れ
切り込むようなトレモロ
を聴かせるリードギターも印象的である!後半でギターソロと共に疾走するぞ!
9曲目はクワイア音のシンセにピアノが乗る叙情的な短い曲。10曲目は早速ギターがドラマティックに
盛り上がり
モダン系のリフ、ハモンドも登場!リードギターも勇壮なメロディーを奏でメロスピではなく
プログレメタル系のアレンジで淡々としたムードが強いがそれでも劇的さは十分にあるのう!
ストリングスもバックで顔を出しドラマ性の増強を促しておるわい!11曲目は叙情的なピアノが聴け
バラードと思わせてバンドサウンドがドラマティックに疾走する、所謂“Silent Jealousy”タイプの
アレンジが施された曲だ!ドラムが手数多く暴れギターが勇壮なフレーズを紡ぎ終始疾走というわけではないが
実にタイトな演奏が堪能できる本作髄一のキラーチューンとなっているのう・・・!
12曲目はスペイシーなシンセが緊迫感を出しベースも唸りギターが泣きのタッチでメロディーを紡ぎ
リズムは妙にダンサブルだがそれでもやはり十分にドラマティックな曲だ!中盤でスパニッシュ系の
アコギ
も顔を出しベースソロもバキバキに唸る曲展開も面白いな・・・!


1stの頃のような適度にモダンヴィジュアル系ハードロック要素も無ければ2ndのような
ポップなライトさも薄れ、全体的に原曲がそうなのかプログレハード的なスタイルになっており
そういったテクニカルなHR/HMのインストが聴きたいプログレッシャーにオススメ出来そうな
仕上がりになっていると言えなくも無いがやはり我々が最も好むのはイトケン曲である!(爆)
非東方のゲームサントラカヴァーアルバムを2枚聴いてきたがやはり個人的には
オリジナルをやってもらいたい・・・というよりも彼等にはオリジナルのほうが
向いている、センスを発揮できる
んじゃないか思えるなぁ・・・!ゲーム曲は必然的に
インストになってしまうしせっかくV系ヴォーカルが可能なのに歌わないのは
勿体無い
し、楽曲のほうも適度にJ-ROCKライクなキャッチーさを持った
メロディーセンス
が十分に備わっていると感じられるしで、是非とも今後はまた1stの頃のような
オリジナルの方向性
を検討していただきたいモンじゃて・・・!




オフィシャルで見てみる





満足度 73% お気に入り曲 子午線の祀り、世界変革の時、BATTLE2、
七英雄バトル、決戦!サルーイン







もどる


inserted by FC2 system