BETRAYING THE MARTYRS







"Breathe In Life"




フランス出身のシンフォニックデスコアバンドの1stアルバム。


エクストリームメタルのイメージがあまり無いフランスから登場した若手バンドで、
音楽的にはWINDS OF PLAGUEFLESHGOD APOCALYPSE辺りに通じる大仰な
オーケストレーション
を大々的に導入したシンフォニックなデスコアだが
それだけには留まらずクリーンVoによる湿り気を帯びたエモ的な要素
カオティックと言うよりもプログレッシヴと形容したくなるテクニカルで
タイトな変拍子
も顔を出し何気に様々な要素が大胆にブチ込まれておる!
美味しい所で顔を出す優雅でクラシカルな響きを放つピアノもまた持ち味で
ゴリゴリにヘヴィな極悪さを見せるパートとの対比が面白い効果を生んでおるのう・・・!

1曲目はストリングスクワイア系のシンセが早速シンフォニックさを演出し
ハープやピアノも顔を出すドラマティックなイントロで続く2曲目はいきなりの
ゴリゴリなヘヴィリフ、ブラストビート
絶叫が炸裂!エクストリームなノリ
見せるもオーケストレーションやピアノも顔を出し暴虐さの中に優雅さがあり
ミスマッチさが面白いな・・・!クリーンVoも顔を出しメロディアスな要素も
しかとある辺りが今風か!?
中盤以降はカオティックと言うかプログレ的な
変拍子も顔を出すぞ!
3曲目は意外なエモさが前面に押し出された曲調になり
メタリックだが重さが減退したバンドサウンドにクリーンVoで幕を開けるもその後は
やはりゴリゴリにブルータルなデスコアとなりつつやはりクラシカルで優雅なピアノも
顔を出すのう・・・!
さらにブラックメタル然としたトレモロ、ブラストも聴け
様々な要素が入り混じっておるわい!後半のビートダウン、ガテラルがまた邪悪だな。
4曲目はこれまたアグレッシヴなバンドサウンド大仰なオーケストラ、ピアノ
入り混じりヘヴィかつ壮大で荘厳なムードを醸し出すシンフォニックデスコアとなるぞ!
クリーンVoになると途端にエモくなるのも面白いな・・・!5曲目はブラストで爆走しつつ
ギターがピロピロ鳴りオーケストレーションや優雅なピアノも登場するファストチューンだ!
グルーヴィーなパートも顔を出し極悪さも十分エモいクリーンVoもキャッチーさを
放っておるわい!
6曲目は無機質なインダストリアルさが押し出されたメカニカルな
曲調
になりデジタル系の音色と共にビートダウンを見せる短い曲で7曲目は同じく
無機質な機械的ヘヴィさに加え退廃ムードも醸し出すヘヴィなスローチューンだが
途中からアグレッシヴに爆走、クリーンVoパートは実にエモくメロウじゃのう・・・!
8曲目は重苦しさを放つヘヴィリフが引き摺るようなムードを放つもオーケストラや
ピアノ
もバックで顔を出し壮麗さも見せるスローチューン。やはり途中でブラストを
披露し爆走する箇所
エモいクリーンVoが聴ける箇所も見られるな・・・!9曲目もまた
ゴリゴリにヘヴィなリフが聴けるモダンなスローチューン退廃的な
ギター
も顔を出しテンポアップし疾走するパートも登場!スローパートも多いがクリーンVoによる
サビ
勢い良く爆走するぞ!後半のストリングスはどこかエキゾチックだな。10曲目は
ピアノ、シンセ、打ち込みリズムクリーンVo相当にエモいムードを放ち
エクストリームメタル要素の欠片も無い叙情的なバラード系で後半は
オーケストレーションがドラマティックに盛り上がるぞ!11曲目はブラスト、絶叫、
オーケストラ
がまるでシンフォニックブラックのような禍々しさを見せるもグルーヴィーな
ヘヴィリフ
も聴けるモダンなデスコア要素も強い曲だ。後半のオルガン、ピアノに
ブラストビート
実に劇的である!


大仰なオーケストレーションを取り入れたシンフォニックなデスコアという事でやはり
WINDS OF PLAGUE、FLESHGOD APOCALYPSEに通じる要素が濃いもののクラシカルかつ
優雅なムードを放つピアノ
BETRAYING THE MARTYRSならではの持ち味
この辺はやはりフランスという出自だからだろうか・・・!?アルバム中盤以降で
スローテンポの曲やパート
が増え勢いが減退する印象があるもブルータルな事
この上無い
獰猛なアグレッションにテクニカルなカオティック、プログレ要素もこなせる
タイトな演奏、様々な要素を惜しみなく注ぎ込むアレンジ等新人離れしたスキルを見せつけておるわい!
クリーンVoが何気にかなりエモくキャッチーなのも特筆すべき美点だろう・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 83% お気に入り曲 Martyrs  Man Made Disaster  Because Of You
Tapestry Of Me  Azalee  When You Are Alone







"Phantom"




フランス出身のシンフォニックデスコアバンドの2ndアルバム。


HEAVENLYMANIGANCE、FAIRYLAND等を排出しクサメタラーの間でも以前から注目を
集めている気がしなくも無いフランス
から登場した若手バンドで、FLESHGOD APOCALYPSEと
同タイプと言えなくも無いシンフォニックデスコア
をプレイしていながらも、あっちと
比べてモダンなメタルコア、デスコア的な面が強いからかどうかは知らんがあんま
クサメタラーの間で話題にはなっていないバンド
である(爆)。本作は彼等の通産2作目の
フルアルバム
で、音楽的にはゴリゴリにヘヴィなメタルコア、デスコアを主軸としつつも
そこにシンフォニックな大仰さ、ブラックメタル丸出しなブラスト、トレモロ
叙情的なピアノ、エモくキャッチーなクリーンVoを交えカオティックなテクニカルさまで内包する、
贅沢なごちゃ混ぜサウンドを展開しており前作の延長線上にあると言えるだろう・・・!

1曲目は早速のゴリゴリなヘヴィサウンドと同時にブラックメタル的なトレモロリフ、
ブラストビートが炸裂し疾走!
その後はカオティックさをちょいと見せつつヘヴィな
ビートダウン
も登場、エモ的なクリーンVoリードギターも顔を出しドラマティックな
印象
もあるぞ!後半はピアノも聴けるのう・・・!2曲目はピアノエモ系のクリーンVo
幕を開けヘヴィサウンドも登場、シンフォニックな荘厳さも見せつつカオティックな
勢い
も感じさせ、中盤ではブラックメタルのようなトレモロ、ブラストも顔を出すぞ!
3曲目は怪しげなシンセ変態リズムが聴けつつキャッチーなクリーンVo、壮麗さのある
コーラス
まで顔を出しホーリーさすら醸し出されておる!4曲目は何と今年(2014年)クソ程話題を集めた
“アナと雪の女王”のテーマソング“Let It Go”のカヴァーである!(爆)
原曲通りピアノで幕を開けるもその後はゴリゴリのデスコアとなり、ドラマティックなトレモロ、
ブラスト
も炸裂しサビは一転してクリーンVoが登場、まぁありがちなアレンジだがやはり面白いな・・・!
後半はシンセビートダウンも聴けアグレッシヴだが、ラストのサビのハイトーンは流石に
難しいようで原曲より低いキーである。5曲目は怪しげなムードを醸し出すイントロに続き
叙情的なリードギターも聴けるインストで、6曲目は再びヘヴィになりブラストビートも炸裂、
テンションの高さ
を見せつつエモいクリーンVoビートダウンも登場し、後半はピアノエモ寄りの
叙情性を放つリードギター
も聴けるぞ。7曲目はシンフォニックさを纏いつつハイテンションな疾走感を放ち
ブラストビートも炸裂するが、サビはテンポダウンエモ系のクリーンVoになるぞ。中盤以降のギターがまた
メロディアスで良いが、その後はチャーチオルガンをバックに纏ったゴリゴリのビートダウンである。
後半は得意のピアノがまた効果的に使われメロウなセンスを見せ付けてくれるのう・・・!8曲目はピアノに始まり重厚なリズムや
ストリングス
も聴け、映画のようなムードを演出する繋ぎのインストとなり、9曲目は怪しげな語り
ヘヴィなリズムが登場、ゴリゴリに重苦しいデスコアとなるもクリーンVoやピアノ、トレモロリフも聴けるぞ。
10曲目はストリングスクワイア系の音色壮麗なシンフォニックさを放つも、へヴィな
デスコアサウンド
がフェードインしストロングな無骨さを演出、その後は結構淡々としたアトモスフェリック系の
ムード
を放つが直ぐにアグレッシヴな疾走感を見せ付けるのう・・・!11曲目はメロウなピアノチャーチオルガン、
ストリングス
が聴ける繋ぎで、12曲目はヘヴィかつノリの良さを感じさせるリズムが聴けつつブラスト
トレモロも顔を出し、細かいフレーズを披露するギターソロスウィープ等も決め
テクニカルさをアピールしつつバックのピアノがまたメランコリックだな。13曲目はドラムで幕を開け
シンフォニックな大仰さ
を放ちブラストで爆走!その後のリズムはカオティックな感じだが壮大な
劇的さ
はキープされておりクラシカルなピアノも良いぞ!


基本的に前作と変わらぬゴリゴリのデスコアシンフォニックブラックカオティックコア、
エモいクリーンVo
ピアノを導入したスタイルで、同じシンフォニックデスコアでも
HM/HRとしての荘厳なシリアスさを持ったFLESHGOD APOCALYPSEとはやはり異なり、
アメリカのイマドキ系バンドらしいエモいノリゴリゴリのビートダウンが多く、
この辺がメタラーにあまり受けずコアキッズに受ける部分なのだろう・・・!
“アナと雪の女王”効果で日本でもサクセスするといいが、俺は“アナと雪の女王”も
結構好きだが
“シュガー・ラッシュ”のほうが69倍は面白いと思っとるんじゃ
文句あっかマザーファッカー!メントスコーラに溺れちまえ!!(爆)




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 84% お気に入り曲 Jigsaw  Where The World Ends  Let It Go
What's Left Of You  Lighthouse  Closure Found







"The Resilient"




フランス出身のシンフォニックデスコアバンドによる3rdアルバム。


まさかの当時ブームだったアナ雪カヴァーで話題を呼びつつ(エクストリームな
荒くれキッズには叩かれたかも知れんが)確かな実力を見せてくれる、フランスから
登場したシンフォニックデスコアバンドによる待望の3作目である!
近年のメタルコア、ポストハードコア勢が揃ってチャラいヘヴィ路線に舵を切り、
デスコアバンドもイマイチ個性が見られず形骸的になりつつなる中にあって
シンフォニックな壮大さ、ドラマティックさ、シリアスさを内包した、
チャラさに逃げないドラマティックなデスコアサウンドは本作でも健在であり、
大仰なオーケストレーション、クワイアを大々的に交えつつエモさも見られる
個性的なデスコアはやはりハイクオリティーだな・・・!

1曲目は早速のオーケストレーション獰猛なデスコアサウンドが登場し、
シリアスな空気を放ちつつサビはクリーンVoになるぞ。2曲目はピアノ、クリーンVoに始まり
ヘヴィかつ穏やかなマイルドさがあるが、その後シンフォニックに疾走もしておる!
3曲目は不穏さを放ちつつ疾走感があり、壮大な印象も漂い4曲目はエモいクリーンVo
幕を開けつつやはりシンフォニックでヘヴィな感じで、僅かだがブラストも顔を出すぞ。
5曲目もブラストが目立ちつつ壮麗なオーケストラ、煌びやかな音色のシンセも聴け
メロディアスなツインギターのソロも登場!6曲目もヘヴィでシンフォニックで
エモいクリーンVoも登場、基本はスローだが後半でノリが良くなるぞ。
7曲目は怪しく重苦しいスロー曲で、8曲目はヘヴィかつノリの良さが見られピアノも登場、
9曲目もヘヴィかつ軽快な疾走曲で、煌びやかなピアノエモいサビが顔を出し
10曲目はブレイクダウン気味のスローテンポだが、途中ブラストも交えシンセも
目立っており、シンフォニックな疾走感があるな・・・!11曲目は北欧のような美麗な
シンセ
が顔を出し、サビもそれなりにキャッチードラマティックさが漂っておる!
12曲目は怪しい不穏さのあるヘヴィなスロー曲だが、やはりシンフォニックだな。


基本的に過去作と大差無い、シンフォニックなオーケストレーション
導入したクリーンVo入りのデスコアで、ミドル、スローパートが多いものの
同系統のバンドの中では疾走感があったりギターソロがあったり、メロディアスで
エモい印象
があったりと差別化が図られているのも過去作通りの部分だな・・・!
ただ似たような曲が並んでいる印象が強いのはこの手のバンドの宿命だろうか!?
前作のような面白カヴァーが無いのも物足り無さを覚える要因だな。
ベイマックスとか、ズートピアとかやれば良かったのに(爆)。




Amazon.co.jpで見てみる





満足度 83% お気に入り曲 Lost For Words  The Resilient
Ghost







もどる


inserted by FC2 system