BELPHEGOR







"Blood Magick Necromance"




オーストリア出身のブラックメタルバンドの9thアルバム。


ストレートな空気を纏った暴虐なブラックメタルながらスローテンポを多用し
デスメタル的な要素も強い
事からブラッケンドデス等と言われる事も多いオーストラリア出身の
ベテランブラックメタルバンドによる9作目のアルバムである!音楽性はブラックメタルながら
意外に幅広くバンドサウンド主体でアグレッシヴに聴かせる曲からシンフォニックブラック的な
壮大なオーケストレーションを取り入れた曲、メロディックブラックと言えそうなメロディーの
導入、北欧のブラックメタルバンドに通じる荘厳な寒々しさ、意外と多用されるギターソロ、
爆走パート、スローパートの対比等
様々な側面を見せており、ヴォーカルも吐き捨て系の低音グロウルを
多用しており
この辺もお決まりのブラックメタルらしからぬ独特の(?)部分だろう・・・!

1曲目から早速ブラスト、トレモロブラックメタルらしく爆走しつつもどこか
気だるい退廃的なムードを醸し出しデスVoは高音絶叫も勿論あるがガテラル気味の
低音による咆哮
も披露、奇をてらわないストレートさを持ちつつ中盤ではギターソロ
顔を出しその後はスローパートになるぞ。2曲目は重厚なムードを纏いストリングス系の
壮大なオーケストレーション
も登場しシンフォニックブラック的な色合いを醸し出すも
テンポはスロー重々しさを出しているな・・・!中盤以降でようやく疾走しブラストも
顔を出すぞ!3曲目も重厚で荘厳なムードを醸し出し北欧のブラックメタルバンドに通じる
寒々しい空気を放っており疾走感もあり、ギターソロらしきパートも散見されベースがちょいと
顔を出した後ブラストで爆走!ヴォーカルは加工された不気味な歌唱を披露しリズムチェンジが
激しく複雑な曲展開を持っている
な・・・!クリーンギターのアルペジオ、デスVoクワイアとでも
呼べそうな邪悪なコーラスワークも面白く後半はビートダウンのようなスローでへヴィなパートも
登場しラストはシンフォニックな盛り上がりも見せるぞ!4曲目は不穏なクリーンギター
幕を開けスローテンポで淡々と展開、リフはハモリでメロデス的な側面を見せ手数多く弾き倒される
ギターソロ
も印象的だな。5曲目はイントロからアグレッシヴなブラストで爆走!大仰なムード
醸し出しストレートに攻撃性を発散させアーミングによる唸りまくりのギターも聴けるぞ!
6曲目はへヴィさのあるリフがデスメタル的なムードを醸し出しブラストを見せるも基本は
スロー
でヴォーカルも怪しい呟きクリーンを聴かせ、その後は再び寒々しく爆走し邪悪で
重厚かつアグレッシヴなアレンジになりこれまたギターソロも披露されるぞ!ラストはクリーンギター、
呟きVo、クワイア系の荘厳なアレンジ
ドラマティックなムードを醸し出し幕を下ろす。
7曲目は早速の絶叫シャウトにブラスト、メロディアスなトレモロがメロディックブラック的な空気
演出するもヴォーカルが入るとテンポダウンしギターリフが終始メロウさを放つミドル曲。
中盤以降のマーチング風ドラムがインパクトを放ちクリーンギターももの悲しさを演出、
その後はシンフォニックになりメランコリックなメロディーが実に美しいのう・・・!
8曲目はイントロから大仰かつ荘厳なブラストで爆走し北欧ライクな寒々しい暴虐さを見せ
リフは極めてメロディアスである!途中でやはりテンポダウンするも劇的さは
決して薄れずアグレッシヴかつドラマティックに展開するぞ!


バンドサウンド主体のストレートなブラックに見せかけて実は様々な要素が取り入れられた
複雑かつドラマティックなスローパート多用のメロディックブラックをプレイしており
ブラストによる爆走一辺倒に疲労感を覚えたリスナーに優しいバンドだと言えなくも無いか!?
疾走しない良さ、スローテンポである必然性を感じさせる荘厳で重厚なムード
このバンドの個性だと言えよう!捨て曲は無く曲作りの巧みさが伺える極めて良質な1枚である!




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満足度 84% お気に入り曲 In Blood - Devour This Sanctity、Rise to Fall and Fall to Rise、
Blood Magick Necromance、Impaled Upon the Tongue of Sathan、Possessed Burning Eyes、Sado Messiah







"Conjuring The Dead"




オーストリア出身のブラックメタルバンドの10thアルバム。


LOUD PARK14への出場が決定した、オーストラリア産の極悪ブラックメタルバンドによる
通産10作目のアルバムである!邪悪で禍々しいイーヴルな音作りでありながらも根底に
しかとメロディアスさ、ドラマティックさが横たわっており、思想だけが先に立ち
それ以外がおろそかでコアなブラックメタラーしか楽しめないプリミティヴ系とは一線を画す、
音楽としてしかとしたクオリティーを感じさせる良質バンドで、そのスタイルは本作でも
しかと健在でメロディアスさが強く漂っておりメロディックブラックとして
思想云々関係無しに楽しめるぞ!

1曲目は早速のブラスト、トレモロブラックメタルらしさを出しつつも、音がこの手の
バンドとしては珍しくパワーを感じさせ
しわがれたデスVoも登場、しかとしたメロディー
顔を出しドラマティックさがあるな・・・!後半のギターもまたメロディアスで良いのう!
2曲目は胡散臭いSE台詞に始まり意外と重厚なムードを演出、エキゾチックさ漂うフレーズ
顔を出し疾走はせずともドラマティックだな。中盤以降はアコギクワイア系シンセ重厚かつ
荘厳さを放つのう・・・!
3曲目はブラストに頼らずノリの良い疾走感を放つアップテンポ曲で、
禍々しさがありつつもリフ等ちょいとメロデスに近い印象もあるか!?この手のバンドらしからぬ
シュレッド系のギターソロも登場するぞ!4曲目は叙情的なアコギ壮大なバンドサウンド、鐘の音が聴け
その後は禍々しさを放ち疾走しつつ途中テンポダウンシンフォニックなシンセも登場、
壮大な大仰さを演出するのう・・・!5曲目は怪しげな儀式ムードを演出した後ブラスト、トレモロで爆走!
アグレッシヴ
かつメロディアスさ、荘厳さが強く漂っておりアーミングを効かせたギターソロも聴けるぞ!
6曲目は叙情性抜群のアコギ泣きのギターが登場し流麗な速弾きソロも聴ける短いインストの繋ぎで、
7曲目はヘヴィなブルータルさを感じさせるバンドサウンドに始まりブラストも登場!リズムチェンジがなかなかに複雑で
プログレッシヴブラック
とも呼べそうなムードがありテクニカルな部分も見せているが、中盤は大仰なシンセ壮大な
盛り上がり
を放ち速弾きアーミングを見せるギターソロも聴けるぞ!8曲目は禍々しくも大仰な空気を醸し出す
ミドル〜スローテンポ邪悪さを演出、疾走感に頼らずいい曲を書けるのもまた長所だな・・・!
9曲目は悲鳴のような絶叫に始まりメロディアスさ満点のトレモロ、ブラストも聴けるが決して
爆走一辺倒では無く、大仰なスローパートもかなり目立っているぞ。10曲目はダークかつ淡々とした
アコギがメイン
雰囲気モノである。


ブラックメタルらしい邪悪さ、禍々しさを残しつつもメロディー重視音楽性の高さを感じさせる
良質さは本作でも健在、プロダクションもこの手のバンドとしては悪くなく聴き易さがあり
ブラックメタル初心者にもうってつけのバンドの一つ
だと言えるだろうか!?あまりブラストに
頼らずテンポチェンジを多用
したりミドルテンポを導入したりで緩急を付けているのも聴き易さ
繋がっているな。高音と低音を披露するデスVo弱さが残っているも、曲が良いのであまり気にせず
楽しめる
だろう・・・!非シンフォニックながらもそういったバンドに引けをとらない良質メロディックブラックである!




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満足度 84% お気に入り曲 Gasmask Terror  In Death  Black Winged Torment







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