BEHEMOTH







"The Apostasy"




ポーランド出身のデス/ブラックメタルバンドによる8thアルバム。


エクストリームメタル大国ポーランドで最も成功した大物バンドの一つで、
最初期は普通にアンダーグラウンドなブラックメタルだったが、アルバムを
重ねる毎に次第にデスメタルに接近していき、禍々しさをしかとキープしつつ
プロダクションがマトモになり、曲のレベルの高さもあって世界的な成功を
収める事に成功したのであろう・・・!本作は通産8作目のフルアルバムで、
音楽的にはブラックメタルの邪悪さ、禍々しさデスメタルの突進力、
音の分厚さ
を兼ね備えたサウンドで、クドくならない程度にアクセントとしての
ホーンクワイアが顔を出し、中東的なエキゾチックフレーズも目立っており、
邪悪で禍々しく重厚で荘厳なシリアスさを感じさせる、こけおどし感皆無の
ハイレベルなエクストリームメタルを聴かせてくれるぞ!Voもブラックメタルで
よくある高音喚きでは無く、低いグロウルでより荘厳なムードを演出しており、
特にドラムが非凡で圧倒的な手数の多さで高速フレーズを連発、音がクリアなので
より鮮明にその技巧を堪能出来るな・・・!

1曲目は早速重厚で荘厳なシリアスさ漂うイントロで、2曲目は手数の多いドラムに
良プロダクション
のバンドサウンドが聴けブラストも登場、ホーン系の音色や
クワイア
も彩りを加え荘厳さを演出しているな・・・!3曲目も部分的にクワイア
交えつつドラムが手数を見せ付け、エキゾチックなギターも聴けるぞ。
4曲目はリードギター、アコギが叙情性を演出、これまたエキゾチックな
フレーズ
が目立ち、クワイアも顔を出すぞ。5曲目はミドルテンポだがドラムが
相当な手数
を見せ付けており、疾走パートも見られ6曲目もドラムが凄まじい
ミドル曲
だな。7曲目はピロピロギターが聴けつつ疾走し、怪しいホーンも登場、
8曲目はデスメタル寄りの重厚なヘヴィさが見られるミドル曲だ。9曲目は怪しさ
前面に押し出されたヘヴィなミドル曲で、やはりドラムは手数が多いが胡散臭さが凄まじい、
嘆くようなクリーンVo
も登場、アコギソロもフックになっているな・・・!10曲目は重厚な
ストロングさ
を発散し勢い良く爆走!短い曲で案外シンプルだな。11曲目も爆走しており、
シンプルで判り易い中に圧倒的な勢いを見せ付け、リードギターホーンも聴けるぞ。


ブラックメタルらしからぬ厚みのあるプロダクションでドラムが圧倒的な
手数の多さ
を見せ付ける、邪悪で禍々しくも重厚で荘厳な空気を醸し出す
シリアスなエクストリームメタルで、上記したよう部分的に顔を出す
クワイア等が適度なアクセントとなっており、エキゾチックな中東フレーズ
効果的に使われ、ミステリアスな怪しさの演出に成功しているな・・・!案外ミドル曲も多く
そこまでメロディアスでは無いんだが、総じてハイレベルなブラックメタルである!




Amazon.co.jpで見てみる





満足度 83% お気に入り曲 Slaying The Prophets Ov Isa  Prometherion
Arcana Hereticae  Pazuzu  Christgrinding Avenue







"Evangelion"




ポーランド出身のデス/ブラックメタルバンドによる9thアルバム。


デス、ブラックメタル大国ポーランドの頂点に立つバンドの一つで、
ブラックメタルらしからぬ厚みのある良質なプロダクションで重厚さ、
荘厳さ、シリアスさ
を演出、それと同時にドラムが圧倒的な手数で畳み掛ける
ハイレベルなエクストリームメタルを聴かせてくれるワールドワイドな存在である!
本作は通産9作目で、路線としては近年の彼等のスタイルを踏襲した、シリアスかつ
ミステリアスなデス、ブラックメタルで、前作で見られたエキゾチックさ
微かなシンフォニックさは薄れたが、その分ストレートになった印象があるだろうか!?

1曲目はアジテーション、SEに始まりブルータルな勢いある爆走ブラックメタルとなり、
ドラムが実に手数が多く、2曲目もまたブラストで爆走しつつ怪しいギターが登場、
3曲目はスローテンポで禍々しさを演出するが、途中から疾走し4曲目も勢いあるブラストが聴け、
メロディアスと言える程では無いがリフが印象的だな。5曲目もまた手数の多い
ブラストが見られるストレートなブラックメタルで、微かに怪しいオペラティックな声
ホーンも顔を出し、後半の禍々しくも叙情的なトレモロも良いな・・・!
6曲目は重厚なミドル、スローテンポで途中から疾走、7曲目は重厚かつ禍々しいミドル曲で、
8曲目は早速のブラストが聴ける、手数の多いドラムが光るファストチューンとなり、
メロディーを奏でるギターソロも顔を出すぞ。9曲目は重厚で禍々しい
スローテンポとなり、微かにシンフォニックな面も見られる8分の大作だ。


前作同様のマトモなプロダクションによる厚みを持ったブラックメタルで、
上記したよう前作にあった微かなシンフォニックさエキゾチックさ
薄れているが、重厚さ、荘厳さは残っており、比較的ストレートな印象の
王道ブラックメタル
に接近した感じだろうか!?ドラムの手数の多さ
しかと健在で、全体的にメロディアスと言う訳では無いんだがブラックメタルとしては
かなり聴き易い、ある意味初心者向けの1枚かも知れんな・・・!




Amazon.co.jpで見てみる





満足度 82% お気に入り曲 Daimonos  Shemhamforash
Transmigrating Beyond Realms Ov Amenti  He Who Breeds Pestilence







"The Satanist"




ポーランド出身のデス/ブラックメタルバンドによる10thアルバム。


言わずと知れたポーランド最高峰のエクストリームメタルバンドで、
2010年に中心人物のNergal白血病に倒れるも、見事復活を果たし
2013年にはLOUD PARKにも参戦し存在感を見せ付けた実力派の大物である!
本作は2014年リリースの通産10作目となっており、アートワークは
Nergal自身の血を混ぜて描かれる
という、実にブラックメタルらしい、
悪く言えば中二なエピソードがあるんだが(爆)それはともかく、音楽的には
過去作の延長線上にあり、部分的にシンフォニック化したりするが、基本は
王道を貫く正統派ブラックメタルで、それを良質なプロダクション
プレイしており極めて聴き易く判り易い、実に有難いブラックメタルだな・・・!

1曲目は禍々しいギターに始まり重厚さを演出、スローテンポで展開するが
途中クワイアと共にブラストで疾走もするぞ。2曲目もブラックメタルらしい
禍々しさを放ち疾走、音の良さがシリアスさをより際立てており3曲目もまた重厚で
シリアス
な印象があり、ミドルテンポで展開しつつ部分的に疾走しドラムも暴れているな。
4曲目はストロングさを放ちつつリードギターも登場するアップテンポである。
5曲目はいきなりのブラストで禍々しく勢いが見られる爆走チューンで、6曲目は怪しげ
雰囲気が強い気だるい曲調となり、後半でブラスト、ギターソロが聴けるぞ。
7曲目も怪しく淡々とした曲調だが、8曲目は早速ブラストで爆走するが、その後アコギ
メロウな怪しさを演出、サックス、語りも顔を出しサイケプログレ風味もあるか!?
9曲目はシンガロング系のVoが顔を出す重厚なスロー曲。10曲目はパーカッシヴな
ドラムが目立った淡々としたスローテンポだが、メロディアスなトレモロ
クワイア的なコーラスも目立ち疾走もするぞ!11曲目はトレモロと共に軽快なノリが見られ、
これまたコーラス、シンガロングも登場、12曲目は突進力ある爆走チューンだが、
中盤は重厚なスローテンポホーンが顔を出すぞ。


やはり本作も音楽的には正統派路線の、王道を貫くブラックメタルとなっているが、
プロダクションが良いんで俺みたいなスカスカでチープなプロダクションを好まない
非ブラックメタラーとしてはこれくらいマトモな音質で初めてブラックメタルという
ジャンルの魅力を感じられるわい!終始ブラスト、トレモロというワンパターン
陥る事無く、適度にミドル、スローを交え緩急付いた展開を見せているのも
また聴き易くて好印象だな。ブラックメタルは音スカスカでこそナンボ、
ショボければショボい程良い
という意見はB級メロスピ、クサメタルでも見られるが、
そういう自虐的な楽しみ方は個人的には興味は無いぜ!音の良いつまらん曲よりも
音の悪い良い曲のほうが良いとは言え、音が良いに越した事は無いからな・・・!




Amazon.co.jpで見てみる





満足度 83% お気に入り曲 Furor Divinus  Messe Noire
Ora Pro Nobis Lucifer  Amen







もどる


inserted by FC2 system