BATTLE BEAST







"Steel"




フィンランド出身の女性Vo正統派HM/HRバンドによる1stアルバム。


ACCEPTJUDAS PRIEST、MANOWAR等に影響を受けたバリバリの正統派メタルをプレイし
次作で一気に日本でも注目を集めた超・実力派の新人バンドによるデビュー作である!
時代錯誤ながらもハイレベルなオールドスクールの正統派HM/HRに圧倒的歌唱力の
女性シンガーという触れ込みのバンド
で、この頃は別の女性シンガーがフロントに
立っていたんだがこっちのシンガーもまた滅茶苦茶巧く、男顔負けのパワフル過ぎる
ハイトーンシャウト
から意外な繊細さのある歌い回しまで幅広さを見せており
演奏、楽曲、プロダクションもデビュー作とは思えぬ程に洗練されているのう・・・!

1曲目はロックンロール風の出だしから北欧らしいシンセと共に力強さを
放つ女性Vo
が登場!サビのシンガロングACCEPTっぽさのあるミドル曲で、
2曲目も男顔負けのパワフル過ぎるハイトーンシャウトで幕を開けるが、
ノリ自体は意外と淡々とした感じウドっぽいダミ声シャウトもサビのバックで
自己主張しているな・・・!3曲目は北欧らしさ漂ういい意味でダサめの
シンセ
で幕を開け、穏やかな面もありつつ男Voと共に勇壮な空気も放たれるぞ。
4曲目はロックンロール的な軽快さがあり、Voも生き生きとしたノリを見せつつ
ハモンドもバックで登場!5曲目はLOUDNESSの“Crazy Night”みたいなリフが聴けつつ
シンセや加工Voがいい意味でダサさを放っているな(笑)。6曲目も北欧らしいシンセが目立ち
80年代っぽさが感じられる正統派HM/HRで、無骨な男Voも部分的に顔を出すぞ。
ギターソロも速弾きしまくっておりこの辺も80年代だな。7曲目もまたいい感じに80年代な
空気
を醸し出す軽快なアップテンポ曲で、8曲目は正統派らしい勇壮さと共に
北欧らしいシンセが目立った軽快な楽曲となるぞ!Voがまた凄まじくパワフルだな・・・!
9曲目はアコギ意外な程しおらしいウィスパー歌唱が乗るバラード。途中から次第に
歌い上げるようになっていき巧さがよく判るな。10曲目はホーン系シンセに始まり淡々としつつも
やはり北欧らしさが感じられ、シンフォニックな印象もあり途中オーケストレーション
壮麗さを放ちソプラノVoも聴け、その後ギター、シンセソロに続いていくぞ。
11曲目はウドっぽさ満点の男Voが聴けるアップテンポ曲となり、ワイルドさがあるも
やはりシンセ等北欧らしさが残っているな。12曲目は日本盤ボーナスで、これまた
LOUDNESSの“Crazy Night”風のリフが聴けるストロングなミドル、スロー曲である。


メロパワ、メロスピでも無ければエクストリームメタルでも無い、奇をてらわない
オーソドックスな正統派HM/HRながらも随所に北欧らしいシンセが味付けされており、
それでいてデビューアルバムとは思えぬ高い完成度を見せ付けておる!つくづく
HM/HR大国フィンランドの底の深さを思い知らされるのう・・・!
有名になるのは
次作からだが、本作の時点で既に高いポテンシャルを見せ付けており驚かされるわい!




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満足度 80% お気に入り曲 The Band Of The Hawk  Die-Hard Warrior
Cyberspace  Show Me How To Die







"Battle Beast"




フィンランド出身の女性Vo正統派HM/HRバンドによる2ndアルバム。


本作で一気に知名度を上げた激ウマ女性シンガーを擁する北欧産正統派HM/HRの
実力派バンド
で、前作から女性シンガーが交代しておりニッテ・ヴァロから
ノーラ・ロウヒモ
にチェンジ、こっちの女性Voで一気に有名になっただけあって
前任者に引けを取らない超パワフル歌唱を披露しており実に素晴らしい!
音楽的にも前作の流れを汲んだ北欧らしいシンセを導入した、いい意味で古い
オールドスクールな正統派HM/HR
となっておりオッサンメタラーでも楽しめよう・・・!

1曲目は早速の北欧らしいシンセ煌びやかさを放ちダミ声Voも登場!
ギタリストによるウド・ダークシュナイダー的Voが北欧サウンドとミスマッチな
感じ
があるも、新たに加わったノーラのVoもまた激ウマじゃのう・・・!2曲目も北欧らしさ漂う
シンセが目立った軽快な曲
で、かなりソフトな歌い回しを見せるVoが聴け
サビ等はダミ声になり前任者以上の器用さである!3曲目はかなりキャッチーな
コーラスワーク
が目立ったいい意味で80年代な北欧メタルである!
4曲目はデジタル寄りなシンセが聴けるが、今風では無くやはり80年代臭プンプン
シュレッドしまくるギターソロいい意味で前時代的だな。5曲目は正統派らしい
ストロングさ
を感じさせるアップテンポチューンで、6曲目は煌びやかなシンセ
エモーショナルな泣きのギターが聴けるメロディアスなミドル曲。7曲目はSF的な
SE
に始まり80年代っぽいノリを放つシンセ主体の軽快さを見せるのう・・・!
8曲目は北欧土着のメランコリックな民謡ムードを放つ笛等が聴ける美麗な繋ぎで、
9曲目は北欧らしさと共にメロパワ的な空気も感じさせるアップテンポチューンである!
10曲目は映画“オーバー・ザ・トップ”がモチーフらしい無骨なACCEPT風ミドル曲。
11曲目はメロパワと言うよりも正統派に近い無骨な疾走チューンとなり、
12曲目は彼等の知名度を一気に上げた代表曲で、ソフトな出だしから
サビは有名な「シーザブラックニンジャー!!!」が炸裂!
途中で琴のソロがあり、一応は和がテーマである事を申し訳程度に表現するぞ(爆)。
13曲目は映画“レインマン”をテーマにした曲で、これまた80年代なフィーリングを
感じさせるミドル曲
となりギターソロは弾きまくりのシュレッドだ!


新たに加わったノーラのVoは前任者以上にハスキーな感じ巧さは据え置き、
さらにソフトなウィスパー歌唱においてはこっちに軍配が上がり、よくもまぁ
こんなクッソ巧いシンガーを見つけてきたモンじゃて・・・!音楽的にも基本は
前作同様の昔ながらの正統派HM/HRなんだが、よりシンセが目立つようになっており
北欧らしいキャッチーさ、メロディアスさ
が増しており日本人好みなサウンドに
仕上がった
印象があるな。無骨な正統派も好きだが、やはり俺等はそれ以上に
北欧美旋律が好きだからなぁ・・・!(笑)





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満足度 85% お気に入り曲 Let It Roar  Out Of Control
Out On The Streets  Raven  Kingdom  Fight Kill Die  Black Ninja







"Unholy Saviour"




フィンランド出身の女性Vo正統派HM/HRバンドによる3rdアルバム。


前作で一気に日本でも人気となり、LOUD PARK14でパフォーマンスを披露し音源と変わらぬ
ハイレベルなヴォーカル、演奏で評価を高めた実力派バンドによる通産3作目である!
超パワフルかつ“シュガー・ラッシュ”の原語のほうの
ヴァネロペ的ハスキー声
からメルヘンチックなウィスパーまで自在に操る
実力派女性シンガーが素晴らしいバンドで、女性Vo版ACCEPTな印象のあった
1stと比べて続く2ndはシンセを増強し北欧らしい煌びやかさ、メロディアスさを
持ったスタイルにシフトし成功を収めた・・・!
続く本作も前作のスタイルを
踏襲した美麗さ重視の北欧メタル
だが、さらに日本人ウケする要素が目立っており
80年代ライクなキャッチーさのある曲から本格的に疾走する
メロパワチューン
まで聴かせてくれるぞ!ただ本作リリース後にウド風のダミ声Vo
味を出していたコンポーズ担当のギタリスト、アントン・カバネンが
解雇されており
今後が気になる所じゃのう・・・!

1曲目は早速ドラマティックなギターに始まりメロパワ的に疾走!まぁAメロ以降は
淡々としたテンポになるがサビは再び疾走するぞ!2曲目は北欧らしいシンセが盛り上がり
シンフォニックな印象もありつつ80年代的なキャッチーさも見られ、後半のアコギ
実に美麗だな。3曲目はオーソドックスな正統派HM/HRに接近したノリの良い曲調で、
やはりシンセが80年代っぽくて嬉しくなるな・・・!4曲目はストロングかつ軽快なシャッフルリズムで、
5曲目はアコギ、ソフトなVoがメロウさを放つバラード。この寒々しい北欧情緒がたまらんなぁ・・・!
6曲目は正統派のストロングさを内包したパワフルな疾走チューンで、ギターも硬質だが
サビは北欧メロパワらしい盛り上がりを見せ中盤のシンセがクサく、さらにギターソロは
ネオクラシカルである!7曲目はシンセ主体で80年代風ながらHM/HR要素の薄い
ポップ寄り
だな。サビはかなりキャッチーじゃのう・・・!8曲目もメロウで美麗なアコギが聴ける
壮大な印象の短いバラードで、9曲目は80年代風シンセがドラマティックに彩りクサさを
漂わせる軽快なインスト
である!10曲目は正統派らしい軽快なギターリフが聴けるアップテンポで、
11曲目はこれまた北欧らしい雄大さを漂わせた穏やかなバラードとなるぞ。12曲目はボーナス扱いで
映画“スカーフェイス”の曲がカヴァーされており、やはり80年代臭プンプンな
アレンジ
が施された軽快なミドル曲になっているのう・・・!


前作の流れを汲んだ、正統派でありつつ煌びやかなシンセが目立った美麗な
北欧メタル要素
さらに増強しており、メロパワ的な疾走チューンもあり
80年代的なキャッチーさ、メロディアスさ、ドラマティックさ
クドくならない塩梅で散りばめられておりHM/HRとして極めて高品質な仕上がりで、
強烈なインパクトを放つ激ウマ女性Voもしかと健在でパワフルかつ器用さを見せておる!
最近のHM/HRシーンの女性シンガー・・・と言うか国産女性シンガーは殆どが
アニソン、J-POP上がりの弱弱しい媚び歌唱ばかりで個人的に気に入らんのだが、
やはり外タレはそういった見てくれだけの嬢メタル連中と違いホンマモンの
メタルシンガーしており実に素晴らしい!
やはりメタルを歌うのであれば
女だろうとこれ位パワフルでいて貰いたいんじゃ!




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満足度 86% お気に入り曲 Lionheart  Unholy Savior  Madness
Sea Of Dreams  Speed And Danger  Hero's Quest







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