BARREN EARTH







"Curse Of The Red River"




フィンランド出身のドゥーム/ゴシックメタルバンドの1stアルバム。


元Amorphisのメンバー等といったフィンランド名うてのミュージシャン達が
集まって結成されたスーパーバンド的な存在のようで、音楽的にはスローで
ダークでへヴィ
な昔ながらの暗黒系ドゥーム、ゴシックメタルを基本とし
そこにプログレ的な要素も塗し、さらにメロディーにヴァイキングメタルと言うか
Amorphisに通じる北欧土着の強烈なクッサイ哀愁民謡メロディーが乗る
実に美味しいスタイルとなっており、ヴォーカルはswallow the sunのシンガーによるもので
まさしく初期デスメタル臭プンプン低く唸るガテラル
クリーンなコーラスも導入、そしてギターはエモーショナルに泣きまくっており
ピアノ、シンセのみならずハモンドメロトロン、フルート等も登場し
古き良き70年代のバンドを思わせる要素も濃いのう・・・!

1曲目からいきなり長めの曲でスローに重く展開しつつも中盤ではアコギ、
フルート
が登場しアレンジもプログレメタルではない、往年の70年代
プログレッシヴロック的な雰囲気
を放ちそのままメロトロン風の音色も
聴けるラスト
に持っていくぞ!2曲目はデスVoで始まり胸を焦がす退廃的な
叙情性
を持ったドラマティックな雰囲気を感じさせるのう・・・!シンセも
バックで鳴りどこか軽めのカッティングも聴け、さらにアグレッシヴになりつつも
ハモンドが彩りを添えるアップテンポパートも顔を出しただのドゥーム、
ゴシックでは無い素養
を放つぞ!3曲目は冷たいピアノも登場しギターリフはどこか
ヴァイキングメタルに通じる雰囲気も感じさせるミドル曲。クリーンVoの
メロディー自体も民謡的じゃのう!そしてインストパートはピアノ、ギターが
プログレ的な風情
を放ちシンセソロに突入!4曲目もアグレッシヴさ
持っているが疾走はせずあくまでもアップテンポで、ストリングス音のシンセも
劇的さを演出、その後はアコギが聴けるクリーンVoパートになりメロディーは
やはり北欧土着の民謡に近い空気を放っているな・・・!シンセがまた
いい仕事しておるのう!そして中盤はデスメタル的な攻撃性を放ち大仰に
疾走するパート
も登場する!その後のピアノ、アコギ、叙情派プログレ的な
泣きのギター
もまたエモい!5曲目は珍しくノリの良いテンポ勇壮さを
感じさせるギターフレーズ
が乗るアップテンポ曲。サビのクリーンコーラスは
やはり民謡的である!6曲目はスペイシーさのあるシンセで始まりこれまた
民謡臭バリバリの叙情メロをギターが奏でるスロー曲で、バックを彩る
シンセ、メロウなピアノが良く途中のアコギもまた北欧のバンドらしい哀愁
放っておるのう・・・!その後はハモンドも聴けるぞ!7曲目はへヴィかつ
ワイルドなリフ
で始まり刻み系のリフ、これまたハモンドも登場する
ミドル〜アップテンポチューン。妖しさ満点の民謡、民族的なパート
インパクトを放ち盛り上がりを見せるバンドサウンドとの対比になっているな。
ラストの慟哭しまくりのハモリギターもたまらんのう!8曲目はアコギ、ピアノが
メランコリックさを放ち哀愁のバンドサウンドも登場、ツインギターの民謡的な
泣き
が胸を締め付けるもその後はタフな印象を与えるアップテンポになる
男泣きの1曲だ!後半ではピコピコしたシンセも顔を出すが電子音ではなく
ビンテージ系のプログレ的音色なのが面白いな。そして壮大なストリングス系シンセが
また曲を大仰に盛り上げる!9曲目は重ねられたギターが強烈なメランコリックさを放ち
へヴィなバンドサウンドがゴシカルな退廃性を持った叙情を感じさせるパワーバラードだが
泣きまくりのクッサイメロディーがとにかく強烈である!ガテラルも聴けるが
低音で浪々と歌うクリーンVoもまたいい味を出しているのう・・・!


プログレ的なパートも多いが特にテクニカルというわけではなくあくまでも
曲重視の姿勢を貫いており、初期Amorphisに通じるヴァイキング的とも
言える北欧民謡を思わせる泣きのメロディーがバンバン飛び出し
疾走こそしていないものの捨て曲は皆無で、この手のドゥーム/ゴシックに
ありがちな重苦しさ、ダークで厭世的な雰囲気のみでフック無く終始
ダラダラしている
ような評判倒れ的要素は皆無!ドゥーム、ゴシックメタル系の
ファンのみならず哀愁バリバリの民謡メロが好きなメロディー派メタラーにも
十分にオススメできる実に質の高い1枚だ!




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