BALZAC







"Terrifying! Art Of Dying-The Last Men On Earth II"




日本のインダストリアル/ハードコアバンドによる5thアルバム。


ヤンキー上がりのアウトロー的な世界であるハードコア界隈において、ホラー要素を導入しつつ
極めてサブカル方面に強い印象を見せる大御所バンドである!ハードコア畑を超越して
様々なシーン
と交流を持ち、V系界隈ではメリーとの繋がりがある一方でハローキティと
コラボした経歴がある
事でも有名だろう・・・!(爆)本作は彼らの通産5作目のフルアルバムだが、
何と2枚組で2枚目のほうには彼らのデビューアルバムである“The Last Men On Earth”の楽曲を
そのまま丸ごとリレコーディングしており、実に太っ腹な仕様になっておるわい!
音楽的には基本はパンク、ハードコアなのだが曲によってはデジタルサウンド
導入したインダストリアル要素を放っており、さらにバンドサウンドのみの曲
ハードコアと言うよりは90年代のメロコア、青春パンクに通じるキャッチーな青臭さがかなり強いぞ!

1曲目は早速のデジタルサウンドインダストリアルムードを演出する怪しげなイントロで、
続く2曲目は意外にも軽快なギター、リズムが顔を出し青臭さ漂う昔ながらのメロコア、
青春パンク風
になりいきなりの予想外サウンドである!(爆)3曲目は多少はストロングさを
感じさせてくれるギター、無骨なヴォーカル
が聴けるワイルドな曲調となり、中盤では怪しさ漂う
喚き声
も顔を出すぞ。4曲目はパンキッシュな勢い、荒々しさを発散するヤンチャなアップテンポ曲で、
ハードコアらしく即効で終わり続く5曲目もまた悪ガキ感を漂わせたパンキッシュで軽快な曲となるのう・・・!
ラストは一変して何とジャズ的なムードを発散しギターもクリーンで細かい速弾きを披露、
お遊び
のように見せかけてこの手のパンク、ハードコアらしからぬ演奏技術を見せ付けるぞ!
6曲目も疾走感あるアップテンポのメロコアチューンだが、どこかニュースクール系に通じる
胸を焦がす憂いも感じさせるか!?ギターのカッティングがなかなかにキレがあるのう・・・!
ギターソロも顔を出し何とメタル的な速弾きを交えた本格的なプレイを披露!
やはり演奏技術は高いバンドだな・・・!7曲目は再び青臭くもヤンチャでバカっぽい90年代風の
メロコア、青春パンクナンバー
である。これまたちゃんとしたギターソロも聴けるぞ。

2枚目は上記したよう1stアルバムのリメイクとなっており、元の音源は未聴であるが
最初期から軽快さ漂う昔ながらの無骨なメロコア、青春パンクをプレイしていたようで、
インダストリアル要素漂うホラーパンク系の曲もあり、正直こういうタイプの
曲調のほうがずっと好み
なのは言うまでも無い(笑)。


ゴリゴリに過激でエクストリームインダストリアルハードコアだと思っていただけに
メロコア、青春パンク臭さがここまで強いとはかなり意外じゃのう・・・!とは言えヴォーカルが
男臭い
からかイマドキのこの手のメロコア、ポップパンク勢のような
チャラさは無く硬派と言えば硬派なんでそこが救いだろうか!?何気にメロディーも
結構キャッチー
と言うかフックがあり、こういう普遍的なセンスが今日まで活動を
続けられる大きな要因の一つとなっている
のだろう・・・!




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満足度 73% お気に入り曲 A DAY IN THE DARKNESS  GOD OF MERCY







"DARK-ISM"




日本のインダストリアル/ハードコアバンドによるミニアルバム。


パンク/ハードコア出身でありながらもシーンの流れに身を任せる事を良しとせずさまざまな業界に
足を突っ込みまくるベテランバンド
による8曲入りのミニアルバムで、音楽的にはデジタル音を
大々的に導入したインダストリアル色の濃いアグレッシヴな曲
も聴けるが、それ以上に
メロコア、青春パンク臭を強烈に発散する軽快な曲が多く、さらにこれまでは
英語詩主体だったようだが本作で初めて日本語詩の曲を披露しているようだ・・・!

1曲目は怪しげなイントロに続き煽る様なベース、それなりにハードさを感じさせるギター
聴けつつデジタル要素も見られるイントロ的なミドル曲で、2曲目もまたデジタル要素を
見せつつも
どこか青臭いシンガロング、絶叫シャウトも登場!ハードコア要素を内包しつつも
インダストリアルな印象がかなり強いアップテンポ曲で、何気にメロディーが良くラストの
リードギターなんかHM/HR的な質感メロコア風のメロディーを奏でておる!3曲目はシンプルな
ハードコア
と言うか最初期のメロコア、青春パンク風青臭い軽快さ、キャッチーさを放ち
メロディアスなリードギターも聴けるのう・・・!4曲目は邪悪なベース、スラッシュメタルに
通じるギターリフ
タイトさを見せ絶叫シャウトも登場!ダークさが強くハードコアと言うよりも
昔のヴィジュアル系に近い印象もあるだろうか!?5曲目はこれまた昔の青春パンク風になるが
ヴォーカルが相当に男臭く最近のこの手のバンドのようなチャラさは無いな。6曲目は軽快な音作り
ハードコア寄りの雰囲気を放つが、ヴォーカルメロディー等はこれまた90年代のメロコア、青春パンク風じゃのう・・・!
7曲目も昔のメロコアっぽい疾走曲で、ギターの刻みがそれなりにタイトだな。ギターソロも顔を出し
フレーズは簡単
だがそれなりにピロピロしておるのう・・・!8曲目も青春パンク寄りの曲調で、青臭さを放ちつつ
キャッチーさを見せるヴォーカルが聴ける穏やかな(?)ミドル曲である。


過去作同様90年代風の昔ながらのメロコア、青春パンク色濃い軽快な楽曲が目立っているが、
インダストリアル系のアグレッシヴでブチ切れた曲のほうがストロングでカッコ良く
メタラー
は基本的にデジタル音苦手なケースが多いが、彼らの曲はメタル耳だと
インダストリアルナンバーのほうが好印象
だろうなぁ・・・!こういうインダストリアル、
スラッシュハードコア的なアグレッション
メロコア系のキャッチーさ、フック
融合させればかなり良くなりそうなんだが、そういう方向性の曲はあるのだろうか・・・!?




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満足度 72% お気に入り曲 d.a.r.k







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