Arcana Heart







"アルカナハート3 ハートフルサウンドコレクション"




日本のプログレハード系ゲームサントラの3rdアルバム。


詳しいことは例によってサッパリだが以前ダイアリーでもプログレハードと紹介した
ゲームサントラのシリーズらしい。プログレの流れを脈々と受け継ぎ
映画、アニメサントラ同様ユーロロックプレスのレビューでもかならず軒を連ねる
このゲームサントラと呼ばれるジャンル・・・本作はBLAZBLUE、
ギルティギア
程ではないがさらにHR/HM要素が高くシンセ、ハモンド、
オーケストラヒット
が派手に鳴り響くプログレッシヴな
ハードロック然
としているのだ!80年代に台頭してきた
マグナ・カルタ系Prog Hardを今に受け継ぐその手法は
当時を知る者には懐かしく、今現在デスコアやらカオティックコアやらで
こういったテクニカルメタルを知ったリスナーには新鮮に聴こえる事だろう!
SHADOW GALLERYではないが曲間に短いトラックがある
別に繋がっているわけではなくサントラとしての都合だな(爆)。

1曲目から短いながら早速80年代プログレハード的な雰囲気を感じさせる
バンドサウンドが聴け機械的な質感の2、3曲目、インダストリアルな4、
ライトなカッティングにトランス系のシンセが聴ける5、これまた機械的
短い6といかにもサントラな短いトラックが続くが
7曲目以降はハードロックスタイルのバンドサウンドが
聴けるようになり初期チルボド並にやかましいオーケストラヒット、
ハモンド、丸みを帯びたトーンのギターがプログレハードに通じる
アンサンブルを構築する!プログレ的シンセ打ち込みリズム
穏やかな8曲目に続く9曲目はどこかメカニカルな印象
受ける曲でプログレ的なハモンドも聴け途中からテンポが
上がりシンセがリードフレーズを奏でるぞ。ギターが泣くオシャレで穏やかな
ラウンジフュージョン
系統の10曲目に続く11曲目もハモンド、
フュージョン寄りのマイルドな音色のギター、うねるシンセが
プログレ的質感を放ち速弾きソロはネオクラシカルだ!
明るくポップな12曲目を挟み13曲目はのっけからテクニカルな
ギター
が炸裂しノリの良いフレーズが聴けるシャッフルリズムの曲。
トランス系の音色のシンセもバックで主張しているぞ。
アコギが聴けるこれまた穏やかなラウンジミュージック、フュージョン系
14曲目から続く15曲目は王道のハードロックリフに得意の
オーケストラヒット、シンセが聴けギターフレーズはフュージョン的ながらも
哀愁を感じさせる甘いメロディーを聴かせ良いな。
短い16曲目はデジタルリズムに風のSE、オーバードライヴ辺りで
軽く歪ませたキレのあるギターリフが聴け17曲目は2ビートで疾走する
テクニカルなHR/HMで機械的なシンセも聴けオーケストラヒットも
大活躍だがギターの音色はエモーショナルだ。そしてやけに
勇壮なホーン系シンセ、ストリングスが聴ける戦隊モノのBGMみたいな
18曲目に続く19曲目はノイジーな音に始まりもろプログレなシンセ
主旋律を奏でギターソロも速弾きを見せるアップテンポチューンで、うねるシンセが
緊迫感あるトランス的風情を醸し出す20曲目に続く21曲目はのっけから
イングヴェイの“Blitzkrieg”みたいなネオクラシカル風味
感じさせシンセ、ギターが交互にメロディーを奏でるドラマティックな疾走曲
うねる音色とともにストリングス系の音も聴けるぞ!
一瞬で終わる効果音的な超短いインダストリアルの22曲目に続く
23曲目は尺八の音色も聴けるが特に和風と言うわけではなく
曲調はこれまで通りのアップテンポのシンセが目立ったハードロックである。
まるでLIGHT BRINGERみたいな異様に明るくハッピーな、
遊園地みたいなポップさのある24曲目を挟み25曲目は
ノリの良いリフ、オーケストラヒットに乗せてギターが
タッピング等を交えたメロディアスな速弾きを聴かせる
ギターオリエンテッドな曲。繋ぎの26曲目はうねるシンセと
乾いたクリーンギター
で構成され27曲目はアメリカンHR風の明るさを
感じさせるキャッチーさがあり、これまた打ち込み色濃いインダストリアル音に
カオティックなギターが乗る28曲目を挟んで29曲目は
機械的なリフが聴け曲名通りリズムはKING CRIMSONの
“21st Century Schizoid Man”
を思わせるかなり本格的な
変拍子
が炸裂するもろプログレなテクニカルチューンである!
そしてシンフォニックで緊迫感ある繋ぎの30曲目に続く31曲目はストリングス音
クラシカルさを演出し勇壮なギターフレーズが聴けるかなりクサい
待ってましたの様式美シンフォニックメタル
と化すぞ!ギターソロは
もろイングヴェイなネオクラシカルフレーズでたまらんのう!
ツインリードも聴けるぞ!フェードアウトがムカつくわい!(爆)32曲目は
ホーンも聴ける退廃的なシンフォサウンドで33曲目はシンセ、
ピアノ主体の穏やかな打ち込みラウンジ曲。34曲目も穏やかな曲調で
今度はアコギ、泣きのギターが聴けるぞ。そして機械的な35、
やさぐれた雰囲気(?)の36でガメオベラ(GAME OVER)や〜(笑)。


全編を通してとにかくオーケストラヒットがやかましいアルバムで
DEVIN TOWNSENDばりに音の隙間が無くへヴィではないがラウドだと
言えるだろう!ギターの音色はどちらかといえばフュージョンプログレ系統
丸みを帯びた甘い質感がありテクニック的にはなかなかで流麗な速弾き
聴かせてくれるぞ。今風のインダストリアルなマシーナリーさと往年の
プログレハード的質感が融合しており決してモダンへヴィネスメタルコア的な
方向性に進んでいない点が個性か!?メインの曲はどれもアップテンポだが
時に打ち込みのトランス、インダストリアル風で時にフュージョンライク
風情を醸し出す曲間の短いトラックが良くも悪くもサントラ的でダレを生み出す
要因になってしまっており、また1曲1曲が短く派手で劇的な展開、
複雑な変拍子、延々と続くテクニカルなソロパート
も無く
フェードアウトで終わってしまっている辺りで評価が分かれそうだが
全体を通してバンドサウンドを主体に構築している点は普通のサントラと
違ってメタラー好みであろう!クサさは無いがLa'cryma Christi、DGMがインストに
なったかのようなシンセ多用ながらシンフォニックではないフュージョン系の
プログレ要素が混じったHR/HM
が好きならゲームセンターCX、
課長オーン
してみてはいかがだろうか!?(爆)




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満足度 83% お気に入り曲 Mountain Temple、Little Angel、
Golden Fish Castle、White Valkyrja、Kamiari Shrine、
Crimson Valkyrja、Ragnarok







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