AZYLYA







"Sweet Cerebral Destruction"




ベルギー出身のフィメールシンフォニックゴシックメタルバンドによる1stアルバム。


2009年にベルギーのブリュッセルで結成された、女性シンガーをフロントに据えた
4ピースバンドで、音楽的にはよくあるタイプ女性Voモノのシンフォニックゴシック
なっており、へヴィさを感じさせつつもスローテンポで退廃ムードを放つバンドサウンド
ストリングス系のオーケストレーションが基本だが、ピアノが何気に目立っておりそこが
彼等の特徴となっているだろうか・・・!?デスVoも頻繁に顔を出しデスメタル由来の禍々しさ
しかと感じさせつつ女性Voの声質はソプラノでは無くソフトで儚い印象があるな。

1曲目はオルゴール風の音色ストリングスシンセも聴けるイントロで、2曲目は怪しげかつ
メロウなムードを漂わせたピアノ
に始まりストリングス、バンドサウンドも盛り上がりつつ
淡々とした儚げな女性Voが登場、ギターリフは結構ヘヴィな感じでゴシックメタルらしい
重厚さ
も演出、デスVoも顔を出しイーヴルな印象もあるがゴシックメタルなんで当然ながら
疾走はせずスローテンポである。
3曲目もまた叙情的なピアノ、ストリングス女性Voが聴け
メランコリックな空気を演出、その後は意外とテンションの高いヘヴィなバンドサウンド
顔を出し勢いも感じさせ、後半は短いながら疾走もするぞ!4曲目は壮麗なムードを放つ
ストリングス等のオーケストレーション、バンドサウンド
ミステリアスさを演出し
どこかクラシカルな格調高さも感じさせるだろうか!?中盤からピアノが美麗さを放つ
パート
になり高貴な印象が強いのう・・・!5曲目はヘヴィなギターがどこかエキゾチックなムードを演出、
女性Voのスキャットもそんな感じのフレーズをなぞり中東ライクな空気を醸し出し、デスVoも久々に顔を出すぞ。
6曲目はストリングスリフに始まりドラムも登場、女性Vo等は淡々とした感じマイルドな空気
纏っているな・・・。7曲目はハープ系の音色にちょいとハードロック寄りな印象のあるギターが聴け
デスVoと共に何と疾走開始!その後は女性Voが顔を出しテンポダウンするぞ。
後半はプログレ風の怪しげなムードを醸し出し本作初のギターソロも聴けるのう・・・!
8曲目はメランコリックなストリングスシンセ、オルゴール風の音色に始まり怪しく
ヘヴィなギターリフ
が登場、その後は遅めのブラストビートが顔を出し重苦しい印象もあるだろうか!?
9曲目はグレゴリオ聖歌風のクワイア鐘の音が登場、その後はシリアスさ漂うへヴィサウンド、
ストリングス
重々しくもクラシカルで劇的なムードを放つぞ!中盤のティンパニ唐突ながらも
重厚
で、その後はへヴィな中にトレモロギターも顔を出すのう・・・!10曲目はストリングスが舞う中
へヴィかつアップテンポ前のめり感を放ち、さらにデスVoと共に疾走しギターリフも
どこか正統派と言うかメロパワ風ブラストビートまで登場するぞ!


マイルドで儚いタイプの女性Voが聴けるフィメールシンフォニックゴシックではあるが、
何気にバンドサウンドは重厚さ、ヘヴィさも強く、部分的に勢いを見せたり疾走したり
ゴシックメタルらしからぬアグレッションを放つパートも目立っておりデスVoが出てくる
頻度も結構多め
で、この手のバンドとしてはなかなかにエクストリームなんだが、その一方で
ピアノクラシカルな優雅さ、叙情性を放っておりメランコリックな情緒もしかと備わっておる!
欠点としてはプロダクション、弱く一本調子な女性Vo、フックに乏しいメロディーだろうか・・・!
やけに潰れてて音色の汚いギター、必要以上に前に出ているドラムも一工夫欲しい所だが、
この辺が改善されれば相当に化けそうな印象があり今後に期待が持てるバンドである!




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満足度 79% お気に入り曲 Woodscape  Delirius  Electroconvulsive
Darkness Ascending  Rise of the Wicked (La Revolte Des Fous)







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