AZRAEL







"KING OF THE STEELY NATION"




日本のメロディックスピードメタルバンドの2ndアルバム。


ハイトーンVoが強烈なインパクトを残す国産メロスピバンドの
今は廃盤の2ndアルバムである!ゴシックメロスピ系ユニット
Asrielと同じ名前を持つが綴りは異なりこっちのほうが
キャリアも長くメタラーの間で知られているのはこっちである!
そういやスペインにも同じ名前、同じ綴りのバンドがおるのう・・・!
音楽的にはまさしくマイケル・キスク在籍時のHELLOWEEN
髣髴とさせるハイトーンVoを擁したメロスピと言えるものだが
この頃はそこまでコテコテなメロスピをプレイしている
わけではなくどちらかといえば80年代メロハーに通じる
雰囲気を持った曲も多くそこまで疾走しているわけではないな。
次作で化けるもののまだまだこの頃はB級レベルでまず
プロダクションがかなり劣悪で薄っぺらく、さらにバンドの
看板であるヴォーカルも非常に線が細く不安定さも
残っているがそれでも随所で顔を出すハイトーン
やはり凄く大器の片鱗は十分感じさせてくれるのう・・・!

ノイジーなハモンド、時代を感じるシンセストリングスが聴ける
イントロに続く2曲目はかなりチープな音質だがリードギターが
印象的なアップテンポ曲で雰囲気的には明るめのジャーマン風だな。
3曲目はマイルドさを持ったミドル〜アップテンポ曲で
雰囲気的にはメロハー寄りである。4曲目はメロスピ系の
疾走を見せるがやはりどこか弾けきれず大人しい感じだな。
サビなんか典型的ジャーマン風なんだがなぁ・・・!
ベースソロも聴けるぞ。5曲目は非常に明るくキャッチー
メロハーだ。あざといまでにポップな所は硬派メタラーには
ウケが悪そうじゃのう(笑)。6曲目は煌びやかなシンセが聴け
疾走する待ってましたのメロスピでシンセがオブリで目立ち
サビは意外と地声も聴かせるがラストは超絶ハイトーンだ!
7曲目はチープさの残るエレピが聴けるソフトなバラードで
サビのバックで聴けるシンセストリングスがいい仕事しておるのう・・・!
ギターソロも泣きのメロディアスなプレイで良いな。8曲目は
リフがアグレッシブなメロスピでギターソロも緊迫感ある
スリリングなフレージング
を見せるぞ!9曲目はオーソドックスな
リフ
が聴ける王道のミドルテンポHR/HM。10曲目はアコギの
音色も登場する哀愁漂うメロハーで何とも言えない80年代風味があるな・・・!
オブリが目立つバッキングのギターが何気に聴き所である!11曲目は
緊迫感あるイントロからシンフォニックなシンセがドラマティックさを
演出しアップテンポで展開する叙情的かつ王道のこれまた
80年代風メロディックHR/HMである!


疾走メロスピのみならず明るくポップなメロハー等も目立つが
やはり個人的には疾走チューンが好みじゃのう・・・!
最近の、日本人らしい歌謡曲クサさ満点の国産バントと違い
海外志向のためメロディーにベタベタかつ強烈なクサさ
無く、最近のクサい日本人バンドにハマッたリスナーには
物足りないかも知れんがこういう洋楽志向のバンドがいたって
いいじゃないか!だが最近海外でブイブイ言わせとる
Dir en grey
ムック等を見るに海外で日本のバンドが受けるには
下手に洋楽志向にならず自分達らしさ、日本人らしい土着の
民族性
を前面に押し出したほうがいいんだろうなぁ・・・!









満足度 74% お気に入り曲 Behind the Mask、
King of the Steely Nation、Shadowdancer、
Lethal Lover、Close to the Soul







"SUNRISE IN THE DREAMLAND"




日本のメロディックスピードメタルバンドの3rdアルバム。


GALNERYUS登場と時期を同じくしてリリースされた
アルバムでどうも向こうに話題を奪われた感はあるが
こっちはこっちで高い質を持った1枚である!音楽的にはまさに
マイケル・キスク在籍時のHELLOWEEN等を
髣髴とさせる明るくキャッチーに疾走する王道を貫く
メロスピを中心にメロハー風のミドル曲、バラードも
取り揃えており質は高く、何よりヴォーカルの天を駆ける
ハイトーン
が強力なインパクトを放つ大きな武器である!
線の細さ、いかにもファルセットなナヨナヨ感こそ強く
そこが癖になっている部分があるもここまで高音が出せる
シンガー
もそうはおらんだろう!歌詞も完全に英語
日本のバンドらしさが無く実に洗練されておるのう・・・!
演奏陣もアルバム聴く限りじゃ上手くプレイしており特にギターが良いな。

1曲目からさっそくギターが泣き咽びポジティヴに
疾走、ヴォーカルも線は細いがハイトーンで堂々と歌い上げる
シンセも目立った判りやすい王道のメロパワ、メロスピである!
2曲目はオーケストラヒットの音色も目立ったメロスピで
ファルセットのコーラスもインパクトを放っているな。
3曲目はキラキラしたシンセで始まり80年代メロハーらしい
雰囲気を感じさせるミドル曲。こういう曲をやらせてもサマになるのう・・・!
4曲目はこれまた明るくキャッチーな爽やかさ満点
ミドル曲でSTRYPERとかを思わせるメロディアスさ
重視のLAメタル
に通じる部分もあるやも知れん・・・!
泣きのツインリードを聴かせるギターソロも良いな。
5曲目はハイトーンで始まりシンセも聴ける待ってましたの
メロスピチューン
でヴォーカルもちょいとアグレッシヴ
歌いやはり日本のバンドとは思えん本格派の音を出しておるのう・・・!
6曲目はピアノがメロウなバラードでヴォーカルも低音で
歌っており
奥に引っ込み気味だがバンドサウンドとともに
本来のキーに戻り曲調も王道のメタルバラードとなる。
ギターソロはパッヘルベルのカノンのフレーズが使われその後の
シンセヴァイオリンはGALNERYUSと同じ音だな(笑)。同じ音源を
使っているのか!?7曲目はハイトーンがとにかく強烈なミドルテンポの
メロハー曲。線は細いが結構パワフルにシャウトしており
実は十分パワーがあるんじゃなかろうか・・・!?
8曲目はドラムに始まりドラマティックなツインリード、
シンセで疾走するメロスピでAメロは低音で歌ったりしており
他のメロスピ曲との差別化を図っているのだろうか!?
この手のメタルらしくリフは弱く全然目立っていない
その代わりリードギターが終始メロディアスなフレーズ
奏でているぞ!9曲目はファルセットコーラスが印象的な
ミドルテンポのメロハー曲。10曲目はデジタル風シンセ
聴ける明るさ満点のポップなアップテンポ曲だ。
11曲目は再びメロスピに戻りヴォーカルのバックのリードギター
いい仕事をしておりリフ、バッキングも良くハイトーンも強烈、
特にサビが凄まじすぎるわい!


最近は日本のバンドのレベルもかなり上がりクサさは勿論、
アレンジ能力や演奏技術もこなれてきた感があるが
本作はもう7年近く前のアルバムだと言うのに今聴いても
色あせる事は無いのう!今思えば彼らやGALNERYUSの登場から
国産バンドの質が向上していったのやも知れんな・・・!
若干音が軽く主にコーラスが非常に癖の強いヘナチョコっぽい
ファルセット
になっておりハイトーンも出しすぎで若干
あざとさを感じる
部分もあり楽曲も類型的で個性は無く
疾走曲以外があまり面白くなく埋もれている感があるも
ここまで海外のバンドとの差が無い国産バンドも珍しいわい!
最近はいい意味で日本人らしさを出しまくったバンドが多く
そういった点が俺等好みなんだがこういう日本人らしさの無い
バンド
もたまには良いな(笑)。7年前でこの音は脅威である!




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満足度 84% お気に入り曲 Sunrise in the Dreamland、
Gates Beyond Reality、The Betrayers、New Destination、
Lay Down Your Guns







"Dream On"




日本のメロディックスピードメタルバンドの4thアルバム。


話題となった前作“SUNRISE IN THE DREAMLAND”から何と
6年振りにリリースされた待望の新譜である!
この間にメインコンポーザーが脱退した模様だが
音楽的には前作の流れを汲んだいかにもジャーマン
明るいポジティヴメロスピ80年代メロハー
多く揃えられており彼ら得意の楽曲が詰め込まれ、特に曲の方向性が
変わったりする事は無く安定したクオリティーを持っているので
前作が好きだったリスナーが安心できるモノはしかとあるぞ!
今回マスタリングをPINK CREAM 69のデニスワード
手がけており音自体はやはりソフトなマイルドさ
あるものの各楽器の分離が良くなり音自体も厚みを
増した
感があるな。日本人離れしたハイトーン
操るヴォーカル、演奏もタイトさを増している。

オルゴール音で幕を開ける1曲目から早速HELLOWEENライク
王道のツインリード、ハイトーンVoで疾走する典型的
ジャーマン風の明るいメロスピ
だが中盤ベースが目立ち
語りも聴け変わった雰囲気を醸し出しその後ツインリードの
ソロとなるぞ!2曲目もハイトーンシャウトで始まる
メロスピでシンセソロもいきなり登場!この手の
メタルとしてはベースも目立っておりリフも良いな。
GALNERYUS、ALHAMBRA等で腕を振るうYUHKI氏がゲストで
プレイしたキーボードソロも実に印象的である!3曲目は
ノリの良いリフ、煌びやかなシンセが聴けるどこか
80年代ライクなメロハー系の曲で4曲目もミドルテンポで
落ち着きのあるポップな曲調だ。5曲目もミドル、アップテンポの
キャッチーさを感じさせるメロディアスなハードロック
シンセが透明感を出しこれまた煌びやかなポップさを放っている。
そして6曲目は待ってましたの疾走メロスピでキラキラした
シンセ、ツインリードがクサさを出しヴォーカルも意外と
がなり気味に歌いアグレッシヴさを演出、分厚いコーラスに
超絶ハイトーン
も登場するぞ!キーボードソロ、ギターソロも
聴き所だ!7曲目は再び落ち着いたミドルチューン
キーボードソロに始まりファルセットが非常に美しい
メロウな曲である。8曲目はツインリード、刻まれるリフ、そして早速の
ギターソロ
が飛び出す疾走チューンでピアノの音色も聴けシンセも
バックで鳴るが全体的にかなりギターが主体となっておりリフにオブリに
終始攻撃的なフレーズを弾いておる!9曲目はポップな面
強調されたミドルテンポの明るくキャッチーなメロハー。
10曲目はピアノ、コーラスで始まり叙情的なツインリード
共に疾走するメロスピチューンで重ねられたコーラスワークも
印象的だ。ギターもいい仕事をしているな!ソロ後はなぜか
デス声・・・というよりはウド・ダークシュナイダーのような
無理してるダミ声も登場するぞ(笑)。


過去のアルバムからそうだったのだがギターのバッキング、
オブリ
が何気なく良い仕事をしておりヴォーカルの
裏で対位法的にリードフレーズを奏でているのも
隠れたポイントだろう。音質は良いがいい意味で
80年代っぽさが残っており
そこが音楽性にマッチしており
好感が持てるのう!丸みを帯びたギターの音色が
ラウドなメタルコア、デスコアに慣れた耳を
癒してくれるわい・・・!(笑)ただ今回疾走メロスピが
減っており
途中ミドルテンポのメロハーが続いたりして
そこの所が微妙じゃのう・・・!終始疾走していれば
いいという訳ではないがミドル曲にそこまで魅力が
あるわけではない
からなぁ・・・!この辺がメロスピバンドの
難しい所
じゃのう!疾走チューン以外でいい曲を
書ける
というのが実力あるバンドなのだ!




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満足度 82% お気に入り曲 (We Can)Dream On、Try Again、
Endless Slaughter、Vanishing Memories、My Blackest Heart







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