AUGUST BURNS RED







"Thrill Seeker"




ペンシルバニア州ランカスター出身のカオティックメタルコアバンドの1stアルバム。


メタルコアではあるがその実かなりカオティックコアに近いテクニカルな変態的
アグレッション
を持った話題のバンドである!LOUD PARK2011への参戦も噂されているが
その音楽性たるやまさしく限りなくカオティックなメタルコアで他のバンドと大きく違う部分は
終始デスVoで絶叫、咆哮しておりクリーンVoの類が一切使われていないという点で
アグレッシヴさがより強調されておりカオティックコアらしい変態的テクニカルさ
目立っているがギターリフ、リードフレーズメロディアスで叙情的な部分が強く
この辺がメロデスルーツのメタルコア色濃い要素だろう・・・!ビートダウンも多用されているが
それすらもどこか勢いを感じさせ決してスローでダラダラしないのが良いな。

1曲目は早速のカオティックリフ、ブラストアグレッシヴに爆走しヴォーカルも
シャウトタイプのデスVoを披露、ビートダウンも顔を出すがどこかせわしないムードが
漂っており
後半はメロディアスなギターフレーズも聴けるぞ!2曲目は壮大で
エモい雰囲気を感じさせるギター
に始まりやはりアグレッシヴな疾走&ビートダウン
ヴォーカルも激しく喚き散らしておるのう・・・!ギターフレーズがメロディアス
叙情的なのが北欧メロデスの流れを汲んだメタルコアたる部分だな。3曲目はノリの良さを
感じさせる
ワイルドなリフに絶叫、テクニカルなドラムが聴け変態的なリズムが
勢い良く飛び出す豪快な曲
である!後半のギターがメロディアスで良いな。4曲目は
へヴィではあるがスタスタとした軽快な疾走感を見せブラストも登場、その後はテンポダウンし
ギターはメロディアスなリフ、フレーズを披露するぞ。後半のビートダウンは他のバンド同様
極めて重苦しくへヴィだな。5曲目は勢い良くリフ、リズムが飛び出しギターがトレモロを弾き
メロディアスなフレーズも見せ叙情性が強いがワイルドなリフ、ハードコア然とした
シャウト
も聴けるぞ。中盤でいきなり疾走を始めギターはテクニカルなオブリを放り込みつつ
メロディアスなリードソロも顔を出す!6曲目はなかなかにドラマティックな出だし
ベースも顔を出しリフは変態寄りだがどこかスクリーモに近い印象もあり
後半のトレモロ、軽めのブラスト邪悪かつ叙情的である!7曲目はこれまた邪悪ながらも
メロウな印象のあるギターに始まりへヴィなビートダウンに突入、中盤は熱く
ドラマティックな疾走
を見せてくれるのう・・・!8曲目はワイルドな疾走感を見せるパワフルな
アップテンポ曲
で疾走後はテンポダウンするがそこまで重苦しくダラダラしたビートダウンに
ならない
のは良いな。9曲目はタイトでパワフルなリズムにスクリーモ寄りのギターが顔を出し
中盤はクリーンギター穏やかなムードを醸し出しポストハードコア系の要素も
取り入れているのだろうか!?後半はメロディアスなギターも聴けビートダウンも登場だ!10曲目は
重々しいスローテンポで幕を開け淡々と展開し中盤はクリーンギター、サイレンのSEも聴ける
これまでの曲とは異なる雰囲気モノの要素が濃いポストロックをへヴィにしたようなインスト。
そのまま繋がる11曲目はドラムがスタスタしつつも疾走はせずスローテンポで始まり
カオティックな疾走感
もあるが全体的に変態的な要素が濃いスローな曲だ。
長い曲だが後半は反復要素が強くこういうのが好きじゃないとダレを覚えるか・・・!?


カオティックコアに近いメタルコアなのか、メタルコアに近いカオティックコアなのか
その辺の境目が曖昧なバンドで変態的テクニカルアグレッション叙情味をプンプンに放つ
メロディアスなリフ、リードギターが強烈な武器となっている!他のメタルコアバンドが
サビにクリーンVoを取り入れるも(日本人にとっては)大してフックの無い微妙なメロ
聴かせる事が多い中ヴォーカルは全てシャウト、デスVoアグレッシヴさに特化しているのは
好印象じゃのう・・・!1stでありながら質は高く捨て曲も見当たらない良作である!




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満足度 83% お気に入り曲 Your Little Suburbia Is In Ruin、Eve Of The End、
A Wish Full Of Dreams、The Reflective Property、Barbarian







"Messengers"




ペンシルバニア州ランカスター出身のカオティックメタルコアバンドの2ndアルバム。


カオティックコア要素をかなりの割合で盛り込みつつ叙情、慟哭系のメロデススタイル
踏襲しヴォーカルはクリーンを使わず終始絶叫、咆哮タイプのデスVoを披露する質の高い
実力派メタルコアバンド
2作目のアルバムである!音楽的には前作同様メロデス系の
リフワーク
ビートダウンブラストを部分部分で交えヴォーカルはほぼデスVoオンリー
カオティック的な変態要素は幾分か減退しストレートなメタルコアに接近したような
印象があり良くも悪くも判り易くなったと言えるかも知れんな・・・!

1曲目は早速のメロデス系慟哭リフ、絶叫シャウトに始まり疾走、リフ裁きはやはり
テクニカルでリズムもカオティック寄りになったりビートダウンも見せつつ
基本は叙情的なギターがメインである。僅かであるがクリーンVoも顔を見せるようになったのが
前作との違いか!?2曲目もドラムに始まりメロデス的リフと共に疾走、シンバルが
かなり目立っておりトレモロリフにそこまでの速さは無いがブラスト的リズムも登場するぞ!
ビートダウンもやはり顔を出すな。中盤のビートダウンはかなりゴリゴリしたへヴィなリフに
ガテラル寄りの咆哮
を披露している。3曲目もメロデス系ハモリリフを披露するメタルコア
ビートダウン時に聴けるリードギターが印象的だな・・・!ラストはゴリゴリにへヴィな
ビートダウン
で締めだ。4曲目は勢いあるパワフルなギターが顔を出しカオティック要素が
戻ってきた
感のあるサウンドになるがサビ(?)は開放感あるスローテンポになるぞ。5曲目も
叙情メロデス系ハモリギターで始まるがテクニカルなリズム、オブリも披露され疾走、
やはりビートダウンも聴けるがその後はこれまた広がりのある壮大なパートになりクリーンVoを
使わずともこの辺はメタルコアらしい部分だな。男臭いシンガロングごく僅かだが
掛け声的なクリーンVo
も顔を出すぞ!6曲目はビートダウンで始まりつつリードギターが
繰り返しのフレーズを奏で
疾走パートもあるが基本はスローテンポへヴィでテクニカルな曲だ。
途中カオティックというかプログレッシヴなギター、リズムも登場し後半は壮大さに加え
妙なノリの良さをも内包したパートになる。7曲目は咆哮に始まりパワフルに展開しつつも
やはりスローなへヴィさ、カオティックなリズムがメインとなっているが途中でブラスト、
トレモロリフ
も披露される!8曲目はパワフルな勢いを感じさせ疾走、リードギターが印象的な
フレーズを披露する
もやはりすぐビートダウンに突入するのう・・・!中盤以降の疾走パートは
広がりを感じさせ実にドラマティックだ!ギターソロもメロディー重視である。
9曲目も劇的なギターで疾走するがすぐにビートダウンとなり勢いを削がれるも再び
パワフルなリフ、リズムで展開するぞ!後半は怪しいムード満点のクリーンギター
聴けるパートになりその後は再び疾走しビートダウントレモロが聴けドラマティックさ
保っているな。10曲目はテクニカルかつ劇的なギターが聴けメロデス的な疾走を開始
パワフルでアグレッシヴかつドラマティックに展開しお約束のビートダウン
そろそろ煩わしくなる頃だ(爆)。後半はブラストで爆走するぞ!そのまま繋がる
11曲目はドラマティックで叙情的なギターフレーズを聴かせてくれるスロー曲
途中からテンポアップし軽快さが演出されギターがかなり強烈な劇的さを放ちブラスト
僅かに登場!野郎シンガロングも披露され重々しいビートダウンも当然のように顔を出すぞ。
中盤以降は疾走しそしてエモーショナルなパートになり壮大さ、開放感を見せ付けるのう・・・!


ギターのオブリが叙情メロデス的フレーズを踏襲しつつもカオティックな要素を盛り込んでおり
この辺が前作の流れを汲んでいるがリズム面は疾走とビートダウンの繰り返し複雑な変拍子は
かなり減退した
感がありストレートなメタルコアになったという点では賛否分かれるかも知れんが
クオリティーは前作同様高く半端にクリーンVo入れてダラダラしたつまらんメロディー
得意気に歌われるよりはずっと好印象である!
壮大さを感じさせるドラマティックさも目立っているが
メタルコアのお約束であるビートダウンも多用されておりどうにも盛り上がってきた
勢いを削いでしまっている感があり
この辺がライヴで暴れたいメタルコアキッズはともかく、
楽曲そのものを楽しみたいメロデスリスナーにとってはうっとおしく感じられる部分じゃな・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 全部







"Constellations"




ペンシルバニア州ランカスター出身のカオティックメタルコアバンドの3rdアルバム。


LOUD PARK 2011への参戦もとうの昔に発表されて久しいカオティックコア要素入りの
勢いあるメロデススタイルの叙情メタルコアをプレイするペンシルバニアの若手バンドによる
3作目のアルバムだ!前作でカオティックな要素が何気に減退し判り易いストレートな
メタルコアに接近した印象
があったが本作でもその流れを踏襲しておりやはりクリーンVo
使われずハードコア直系のシャウトタイプの咆哮Voを乗せギターはリフやオブリ、リードギター、
ソロ
等いかにもなメロデス系メタルコアサウンド変態性を求めると思わぬ直球振り
肩透かしになるだろうが判り易いメタルコアが聴きたいならばその欲求に応えてくれるであろう!

1曲目は早速勢いある疾走感に満ちたメタルコアサウンドで展開しギターリフや
リードフレーズ
北欧メロデス直系のストレートな慟哭スタイルでクリーンVoは無いが
定番と言えるビートダウンはしかと顔を出すぞ。2曲目もまたギターが叙情的な
メロデスフレーズ
を披露し勢い良く疾走するファストチューンだ!後半でちょいと
ブラスト風のドラムも聴けるぞ。
3曲目もまたメロデス系疾走メタルコアで途中やはり
ビートダウンパートも登場し中盤以降はクリーンギター、アコギ穏やかでマイルドかつ
どこか怪しいムードを放ちこの辺はかつてのカオティックな変態要素が残っているのだろうか!?
4曲目もカオティックな怪しさが戻ってきた感のあるリフ、リズムが聴けそして勢い良く爆走開始!
ギターが印象的でリフやオブリ、リードプレイ激しく自己主張しておりビートダウンも
登場だ!
5曲目はクリーンギターが穏やかでエモーショナルなムードを演出、マンドリンのような
トレモロ
も顔を出しギターフレーズが目立ち続けインストと思わせておいて中盤でようやく咆哮が聴けるぞ。
6曲目は畳み掛けるようなリズムで勢い良く疾走しデスラッシュ的な側面もありガテラル系の
低音咆哮
と共にブラストも一気に畳み掛けを見せる!ラストはピアノで幕だ。7曲目は
これまたメロデス直系の慟哭ハモリリフと共に爆走ビートダウンも顔を出す定番の曲(!?)。
中盤以降で何と珍しくクリーンVoによるコーラスも聴け特に効果的というわけではないが
驚かせてくれるな・・・!8曲目はドラマティックなギターが聴けビートダウンでもギターが
細かいフレーズで手数多く自己主張しているが基本的には定番スタイルの曲。
9曲目はインストのスローテンポトレモロギター禍々しいムード
演出しシリアスな雰囲気が強いものの途中から穏やかなクリーンギター雰囲気モノの空気
醸し出すぞ。そしてバンドサウンドもそこに入り混じり後半からはスローで退廃的なドゥーミーさ
出しつつもキチンとメタルしておるな。10曲目はパワフルなミドルテンポで幕を開けたかと
思いきやすぐに勢い良く爆走!ギターはメタルで叙情フレーズを紡いでおり泣きのフレーズも飛び出すぞ!
後半はブラストからビートダウンに雪崩込む怒涛の展開じゃ!11曲目もまた慟哭メタルコア色濃い
疾走チューン
でヴォーカルは高音絶叫も披露しギターソロはメロディー重視のプレイである!
12曲目もこれまた奇をてらわないストレートな疾走メタルコアチューンだが中盤はクリーンギター
顔を出し退廃的な哀愁を感じさせるスローパートに突入するぞ。


1stの頃には存在していたカオティックコア的な変態テクニカルサウンドは前作でほぼ鳴りを
潜めている
が一応は部分的にそういったパートが残されておりリスナーをハッと
させるだろうが基本的にどの曲も似たり寄ったりな所があり良くも悪くも金太郎飴状態
そこを評価するリスナーそうではないリスナーに分かれそうだな・・・!まぁメタルコアや
カオティックコアなんて大体どれもこんな感じだし一定水準以上の
クオリティー
があればいいのだろうか!?




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満足度 83% お気に入り曲 Thirty And Seven  Existence  Ocean Of Apathy
   The Escape Artist  Rationalist  Meddler  Crusades







"Leveler"




ペンシルバニア州ランカスター出身のカオティックメタルコアバンドの4thアルバム。


テクニカルなプレイは今も健在なれど曲調的にはアルバムを出す毎にストレートに
なりつつある
ペンシルバニアのカオティックメタルコアバンド通算4作目の
最新アルバム
である!モダンかつ北欧メロディックデスの流れを汲んだハモリ多用の
叙情的なリフワーク
リードギター、ソロがメインでヴォーカルはデスVoとはまた
ニュアンスが異なるハードコア直系の咆哮シャウト
でクリーンは殆ど・・・というか
まったくと言っていいほど使われずそこが他のメタルコアバンドとの違いになっているな。
音楽的には前作、前々作とストレートになってきている印象があったが本作は再び
変態的なノリが戻ってきておりラテンフレイバーを放つアコギ、クリーンギター
メタルコアではなくオールドスクールなハードコアのノリを出したりと一本調子ではない
幅広さが見え始めた感
があるぞ!

1曲目はモダン寄りのグルーヴィーさが前面に押し出されたへヴィなリズムで
幕を開けつつも
やはり疾走しブラストも登場!リフワークはストレートなメタルコア
メロデスルーツながらモダンテクニカルなリードギターも聴けるぞ。
ギターソロはドラマティックで流麗なプレイを見せその後はお約束のビートダウンだ。
ベースも何気にかなり目立っておるのう・・・!2曲目もアグレッシヴな疾走感のある
パワフルなメタルコア変拍子リズムも顔を出しさらに途中でラテンのムード漂う
穏やかなアコギ
も顔を出し変態性が帰ってきたか!?後半ではさらにクリーンギター
聴けラテンと言うかフラメンコと言うか、そんなノリも見せその後のギターソロは
泣きのメロディー重視
で実にエモーショナルなプレイとなっておる!3曲目は軽快な
ドラム
で幕を開けハードコア的なノリが一気に強くなるファストチューンだが
中盤でビートダウンに突入しその後はスローテンポ退廃的な叙情ムードを演出するぞ。
ギターソロもこれまたエモーショナルなプレイだ。4曲目はブラストも聴け攻撃的な
疾走感
を見せつつも垂れ流すようなギター叙情性を出しミドルテンポのパート
多くさらにクリーンギターによるエモーショナルなアレンジも顔を出すぞ。まるで1曲の中に
何曲か入っているような曲調
じゃのう・・・!5曲目は早速ギターが細かいフレーズを弾き
ドラムも暴れ
そしてメタルコア的なノリで疾走するストレートで勢いある曲だ!ギターソロが
これまたメロディー重視になっておるな。6曲目は何やら怪しげなギターノイジーさを出し
クリーンな音色と絡みスローテンポで淡々とした退廃ムードを演出、ヴォーカルはいつになく
高音でシャウトする箇所もあり中盤以降はクリーンギターメロウなムードを放つぞ。
後半はツインリード泣きのソロを聴かせてくれるのう・・・!7曲目は勢いある疾走感を放つ
ファストチューンでヴォーカルの上を縦横無尽に舞うギターのオブリが叙情的だな。
8曲目はどこかジャーマンライクなノリの良さを見せる疾走パートスローパートが
聴け
ギターが目立ちキャッチーながら変態的なプレイを披露しておる!中盤以降は
ベース、クリーンギターの絡みが見られメランコリックなムードがありラストは何と
クリーンVoによる気だるいコーラスだ!9曲目はストレートな勢いを持った
アグレッシヴなメタルコアカオティックなギターのオブリを放り込んだ
パワフルな曲。後半はビートダウンがメインになるぞ。10曲目はクリーンギター、
ベースによる繋ぎ
で続く11曲目はこれまたストレートな勢いのあるメタルコアだが
やはりベースがビンビンに目立っているのう・・・!ギターフレーズはどこか和の軽快な
ノリ
があるな。12曲目はカオティック寄りのリードギターと共に爆走するアグレッシヴな
メタルコアチューン
でドラムのバスドラ連打、ビートダウンでギターリフより
目立つベース、絶叫、ブラスト
が熱いぞ!13曲目以降はボーナストラックで本作収録曲の
アレンジ違いが楽しめるぞ。アコギ、ピアノアレンジなんかもあるがクリーンVoで
歌う自信がまだ無い
のかインストになっておりあまりの潔さに逆に好印象じゃ!(爆)
しかも16曲目なんか今時珍しい(?)ファミコンムード満点のmidiアレンジである!(爆)


ここ最近はストレートなメタルコアに接近していたが本作で再び変態的な
カオティックさ
を取り戻しテクニカルな変拍子を多用したり唐突な曲展開を
見せ
いきなりアコギやクリーンギターが飛び出したりラテンのノリを出したり
ハードコア色が濃くなったり目まぐるしさを出しており、そのおかげか
どの曲も似たようなスタイルだった前作と異なりメリハリが付いたというか各曲に
個性が出てきた
感がありクオリティーの向上に繋がっているな。ゴリゴリにへヴィと
いうわけではなくメタルコア王道の音作りが施されているが何気にかなりベースが
前に出て来ており
ギターソロはメロディー重視のエモーショナルな
泣きのプレイが大半を占めている
のも大きな聴き所である!




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満足度 84% お気に入り曲 Empire  Internal Cannon  Cutting the Ties
   Pangea   40 Nights  Poor Millionaire  Boys of Fall  Leveler







"Presents: Sleddin' Hill a Holiday Album"




ペンシルバニア州ランカスター出身のカオティックメタルコアバンドによる企画インストアルバム。


初期の頃はカオティックコアの要素が強かったが、アルバムを重ねる毎にそう言った
要素よりも北欧メロディックデスの方向性が強くなり、猫も杓子もデジタル要素や
ヘヴィグルーヴ
を重視するようになったメタルコア、ポストハードコアシーンにおいて
チャラくならない叙情性を未だにキープしている良心的バンドである!本作は彼らの
通産5作目のアルバムではあるが、何とクリスマスソングをアレンジしてカヴァーした
完全企画モノのインストアルバムとなっておる!

そんなわけで本作だが、クリスマス企画のインストアルバムだからかメタリックさは
あるが従来の彼らのようなカオティックな叙情メタルコア要素は薄く、ギターは
十分にHM/HR
なんだがテクニカルインストと言う様な事も無く、どちらかと言ったら
ポストロックとか、叙情ハードコアとかその辺に近い印象があり、メロディアスさよりも
雰囲気重視な感じになっているだろうか!?随所で非メタルなオシャレさが漂うアレンジを
導入しており、ジャジーなポップ感も見られつつ曲によっては普通に疾走しているが、
明るめな曲調が多くメタルコアと言うよりもパンク、メロコア的な印象もあるな・・・!
7曲目のみヴォーカル・・・と言うかシンガロング入りで疾走するぞ。


有名クリスマスソングと言う事で聴き覚えのあるフレーズがそこかしこで飛び出すが、
正直言ってリードギターはあまり上手くは無く、泣きのセンスも足りず
同人メタル色濃いネタ企画止まりのレベル
なのが惜しい所だな・・・!曲によっては
ヴァイオリンバンジョー等も導入しHM/HRやハードコアに留まらない
音楽性の広さ
を見せてくれてはいるんだが、全体的にどうにも煮え切らず
イマイチな印象
があるのは普段のスタイルとかけ離れているからだろうか!?
チャラめのイマドキ系メタルコアを好む層はまだイケてるグループ寄りだが、
クサメタルメロデスを愛するメタラーはギーク系のイケてないグループなんで、
クリスマスなんざ唾棄すべき存在じゃろう・・・!音楽的にもクサさは無く
ネタ的にもイマイチ
クオリティーもそれ程では無く、クサメタラー層には
色んな意味でまったくもってオススメ出来ないアルバムだな(爆)。
俺はクリスマス嫌いじゃないんでいいけどさ(笑)。




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満足度 70% お気に入り曲 God Rest Ye Merry Gentlemen  Carol Of The Bells
We Wish You A Merry Christmas







"Rescue & Restore"




ペンシルバニア州ランカスター出身のカオティックメタルコアバンドの6thアルバム。


かつてLOUD PARKにも出演し、荒削りなパフォーマンスながらもハードコア野郎を
ガンガンにモッシュ
させたペンシルバニア州出身の若手メタルコアバンドによる
通算5作目のアルバムである!初期の頃はカオティックコアにも通じるテンションを
見せていたが
アルバムを重ねる毎にメロデス寄りのストレートな叙情メタルコアに
接近、
本作で聴けるリードギターのドラマ性、泣き相当なレベルに仕上がっており
北欧メロディックデスメタルのファンにも大きくアピール出来そうである!

1曲目は早速のドラマティックな叙情ギターが聴けテンションの高いシャウトと
共に疾走するメロデス直系タイプのメタルコアになるぞ!
リフ等ギターがとにかく
劇的かつメロディアスである!
中盤ではクリーン寄りのギターが聴けメロウさを
放つパート
になり後半のリードギターも相当に美麗じゃのう・・・!2曲目もまた
叙情的なギターが聴けるもカオティックさを感じさせる疾走感も見られへヴィな
ビートダウン風パートも登場、
この辺はいかにもメタルコアなんだがそれでも
リードギターは実にドラマティックである!中盤のアコギ、ストリングスも美しく
彼等がいかにメロディアスさ、劇的さを重視しているかがよく判るのう・・・!
後半はこれまた泣きのギターも聴けるぞ!3曲目はクリーンギター、ストリングス
顔を出しメロウさを見せ、テンションの高いパート、勢いあるブラストも顔を出すが
やはり根底にあるのは泣きのギターである!4曲目はメタルコア・・・ハードコア的なノリ
感じさせつつギターはやはりメロウ叙情的なリードギターも目立っておるな・・・!中盤以降は
これまたクリーンギターが聴けその後のギターソロがまたいちいちメロディアス極まり無く
決して手癖の速弾きソロに逃げる事は無い!後半はカオティックさも見られるのう・・・!
5曲目はテンションの高いカオティック系で幕を開け無骨なシンガロングも登場、
ギターはやはりメロディアスハモリもまた劇的じゃわい!6曲目はどこか日本の
琴っぽい和のムード
を感じさせる音色に始まり叙情的なギターも登場、淡々とした穏やかさを放つ
インスト曲
と思わせておいて後半シャウトが聴けるぞ。ストリングスがまたメロウで
ちょいコミカルなパーカッション、哀愁漂うサックス
も顔を出すぞ!7曲目はメロデス色濃い
叙情慟哭ギター
と共にドラマティックな疾走感を放つ泣きまくりのキラーチューンである!
ビートダウン寄りのパートですらバックではギターがメロディアスさを放っておるのう・・・!
8曲目もまた叙情性満点のギターと共に疾走するメロデス系メタルコアで、キャッチーなノリ
垣間見られニュースクール系の胸を焦がす激情すらも感じさせる程だ!途中またクリーンギターが
メロウさを放つパート
が登場し語りも聴けるのう・・・!9曲目は中東系のエキゾチックなメロを
披露するギター
が聴け重厚さと共にカオティックな要素も見られるミドル〜スロー曲。
勿論アグレッシヴに疾走するパートもあり部分的にベースも目立つぞ!
10曲目は穏やかなクリーンギター、唸るベースが聴け淡々とした空気を放ちエモ的なムード
醸し出すがカオティックな側面も目立ち疾走もするぞ!後半はハードコア的な青さのある
シンガロングも顔を出すのう・・・!
11曲目は出だしから早速ハイテンションなカオティックさ
放つが、壮大で重厚な面もありギターはやはりドラマティックだな・・・!


へヴィさ、イマドキっぽさ重視のモダンなメタルコアが増えている昨今、潔いまでに
メロデス直系の叙情メタルコア
を追求しており、カオティックなテンションの高さ
見せるパートやビートダウン風の無骨なへヴィさを見せるパートも勿論あるが、それ以上に
本作で目立っているのはメロディアスな泣きっ振りをこれでもかと言う程見せ付ける
ギターフレーズだろう!アメリカのバンドでここまで慟哭しているのは他に類を見ない程で、
日頃アメリカのバンドをバカにしがちなヨーロピアンメタラーも本作は聴く価値が
十分以上にあるぞ!
昔からそうだがクリーンVoを一切使わずシャウトオンリーなのもまた潔いな!




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満足度 87% お気に入り曲 全部







"Found in Far Away Places"




ペンシルバニア州ランカスター出身のカオティックメタルコアバンドによる7thアルバム。


カオティックコア色濃いスタイルでデビューしつつ、今は北欧メロデスの叙情性
前面に押し出した希少さがあり、誰も彼もがグルーヴ重視のデジタル系メタルコア
なりつつある中にあって数少ない叙情慟哭ギターをフィーチャーしたバンドである!
本作は彼らの企画盤を入れての通産7作目で、音楽的には基本的には過去作を
踏襲した叙情メロデス要素の強いメタルコアだが、初期に見られたカオティックな
テクニカルさ
も戻って来ておりテンションの高さを放っているぞ!

1曲目はヘヴィでストロングな勢いを放ちつつカオティックな要素も戻って来ており、
細かいギターワークブレイクダウンも目立っているな。2曲目はちょい今風の
グルーヴィーさ
を見せつつ叙情的でカオティックなギターも登場!
中盤はクリーンギターストリングスが聴けどことなく中華っぽい印象があるな・・・!
3曲目もカオティックなギターフレーズが暴れ倒しつつエモメタルな面も見られ、
中盤は唐突にマカロニウェスタン風のパートが顔を出し、さらに後半ヴァイオリンも聴けるぞ。
4曲目はサイレンのようなギターが響き、その後は疾走しメロデス寄りな印象も見られ
ブレイクダウンに突入!さらにその後怪しさ満点のジプシー風フォークとなり相当に
胡散臭い
のう・・・!5曲目は退廃的なギターが聴ける激情ハードコア風だが、途中から
叙情ギターと共に勢いも見せゲストによるクリーンVo、コーラスも聴けるぞ。
6曲目はリードギターが目立ったノリの良い軽快なハードコア寄りの曲で、
中盤これまたマカロニウェスタンなパートになるぞ。7曲目はカオティックかつ叙情的な
ギターフレーズ
と共に疾走!メロデス要素は薄くスクリーモ然とした印象があるか!?
8曲目は細かいギターが聴けテクニカルな中にエキゾチックな怪しさがあるか!?
途中穏やかなパートも見られるのう・・・!9曲目は叙情的なギターシリアスなムードを放ち
ドラマティックに疾走!やはりこういう劇的な曲が俺の好みじゃわい!
ギターソロもメロディアスで良いのう・・・!10曲目は無骨なヘヴィさが目立った
ギター
が印象的なタフさのある曲。軽快に疾走するパートも見られ、中盤は穏やかな
空気
が放たれチェロの音色も顔を出すぞ。11曲目はピロピロギターが聴け
ヘヴィながら穏やかさも押し出されているな・・・!これ以降はボーナストラックで、
12曲目はメロデスと言うよりもニュースクール寄りな空気を放ち勢い良く疾走!
中盤は穏やかになるぞ。13曲目は6曲目のアコースティックヴァージョンで、14、15曲目は
それぞれ3、10曲目のmidiヴァージョンである。正直不要なんだが(爆)。


ここ最近の中ではかなりカオティックな要素が目立っており、手数の多い細かい
ギターワーク
が自己主張しまくりでテンションの高さを見せつつ、部分的に穏やかさや
怪しさ、胡散臭さ
もあり凝った仕上がりとなっているな・・・!ただカオティックさが
戻って来た
代わりに前作までによく見られた北欧メロデスライクな叙情性は
減退しており、
この辺は人によって賛否分かれるじゃろうて・・・!個人的にも彼らには
テクニカルさよりもメロデス的な叙情性を求めたかったんだが、変態的な要素
かなり前面に押し出されておりカオティックな変態メタルが好きなら楽しめるだろうか!?




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満足度 83% お気に入り曲 The Wake  Separating the Seas
Everlasing Ending  Blackwood







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