ASTRAL DOMINE







"Arcanum Gloriae"




イタリア出身のシンフォニックメタルバンドによる1stアルバム。


B級クサメタル大国イタリアから登場した、極めてイタリアらしいエピックなムードを
内包したB級シンフォニックメタルの新人バンド
である!本作がデビューとなっており、
音楽的にはまさしく往年のRHAPSODYやらTHY MAJESTIEやらを劣化させたかのような
愛すべきB級っぷりを強烈に発散しており、例によって例の如く音質は悪くスッカスカな
デモレベルのバンドサウンド
に加えクワイア等も多用されるシンセオーケストレーションが
また相当にチープ
で、一昔前に多数存在していたB級イタリアンクサメタルバンド丸出し
音作りが逆に嬉しくなるな(爆)。またRHAPSODY OF FIREのファビオ・リオーネがゲストで歌っているが
それ以前に専任シンガーの声質がファビオにそっくりである!

1曲目は語りに始まり本格的なソプラノVoスキャットも登場、チープさ漂うクワイアや
オーケストレーション
も顔を出すイントロで、続く2曲目は叙情的なアコギに始まり
チープなオーケストラ、タッピング
が聴け疾走開始!半端にテンポダウン荒削りで
洗練とは無縁な曲展開
冗長さも強く、まさに劣化RHAPSODYな空気を強烈に放っているな・・・!
3曲目はチェンバロで幕を開け様式美的な雰囲気と同時にやはり劣化RHAPSODYなムードを演出、
その後はショボくもクサさ漂うコテコテなギターフレーズが聴け疾走!後半のクワイア
無駄に壮大でなかなかに良いのう・・・!4曲目はアコギ、フルートフォーク寄りの叙情性を演出、
これもやはり劣化RHAPSODYなバラード系の楽曲冗長さもあるんだが、途中から盛り上がりを見せるぞ。
5曲目もフォーク、トラッド系と言うかRHAPSODYがやりそうな楽曲だがバンドサウンドも登場、
チェンバロストリングスベタなネオクラシカルギターも聴け、楽曲自体はB級バンドらしく
冗長で無駄が多くダレるんだがオペラティックなクワイアは良いな。6曲目はクワイア、オーケストラ
やっぱRHAPSODYっぽさを強烈に発散しており叙情性も演出、エピック的な盛り上がりもあり
勇壮なクサさを醸し出しているな・・・。微妙なミックスだがファビオ・リオーネがゲスト参加
冗長なスロー曲でありつつも雰囲気は良く、メロディーの質感もかなりRHAPSODYっぽいぞ!
7曲目はシリアスな空気を放ちダークな印象もあるミドル〜アップテンポ曲で、オペラティックな
スキャット
も登場するのう・・・!8曲目は淡々とした暗めのバラードで、サビは朗々とした盛り上がりを見せ
ドラマティックで良いな。9曲目はSEに始まりダークな雰囲気を演出し疾走!ヴォーカルは相当に弱弱しい
ダミ声風のデスVo
だがクリーンVoやクワイアも聴けるぞ。10曲目はノイジーな音色だが勇壮かつ叙情的で
クサいギター
が顔を出し、その後は意外とスラッシーなノリも見られつつクワイアが登場、エピック色濃い
大仰なドラマ性
も見られメロディーラインもRHAPSODYまんまなのが良いな(笑)。


思い切りB級チープさ、劣悪さ漂いまくりマニアックなクサメタル
かつてディスクへヴンで輸入盤漁りしていた経験のあるクサメタラーじゃないと楽しめない
ショボさが目立っているんだが、そういうタイプのクサメタラーにとってはご馳走のような
1枚である!
最近はこの手のクサメタル、シンフォニックメタルバンドもそれなりに洗練されており
オーケストレーション
とかチープさを感じさせない本格派の空気が強かったりするんだが、
それだけにこの前時代的なヘナチョコ加減逆に嬉しくもなるか!?ファビオそっくりで
キッチリ大仰に歌えているヴォーカルはよくあるヘナチョコハイトーンVoと一線を画す最大の強みで、
クサさはあるしメロディーもエピック系で個人的に好みのスタイルなんだが、楽曲もまだまだ荒削りで
無駄に詰め込み過ぎな冗長さ
が目立っておりそこも大きな課題であろう・・・!




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