ASHES OF ARES







"Ashes of Ares"




アメリカ出身の正統派HM/HRバンドによる1stアルバム。


ICED EARTHNEVERMOREの元メンバーによって新たに結成された
3ピースバンドで、どうやら本作が彼等のデビューアルバムらしく、
音楽的には一切の奇をてらわない王道中の王道を突き進む正統派HM/HR
なっており、シンセ奏者も居なければギターも1本のみで、相当に
シンプルでアッサリしておりメロスピ、メロパワ要素も皆無、基本は
無骨なミドルテンポで質実剛健に展開する硬派なHM/HRだと言えよう・・・!

1曲目はクリーンギターの怪しげなアルペジオにこれまた怪しげな高音、低音の
Voが乗り、その後はストロングさを放つミドルテンポの正統派HM/HRとなるぞ。
2曲目はなかなかに切れのあるリフが聴け、これまた無骨でシンプルながらも
ノリの良さを放つアップテンポ寄りになりVoも相当にパワフルである!
3曲目はシンプルながらもなかなかにエモーショナルなリードギターが顔を出し、
その後は叙情的なアコギも登場、ちょいフォーキッシュかつ硬派さを漂わせた
バラード系の曲調になるが、後半からテンポアップするぞ。4曲目は淡々とした中に
モダンさすら醸し出すへヴィリフが聴ける重厚なスローチューン。5曲目はアコギが
顔を出しこれまたフォーク的穏やかさ、男の哀愁を放つマイルドで叙情的な曲。
6曲目もストロングな無骨さを放つミドル〜スロー曲で、何気にドラムが手数多めだな。
7曲目は珍しく疾走感を放つモダンなへヴィチューンで、Voパートはテンポが落ちるも
グルーヴィーなリズムでゴリゴリさを演出、8曲目はアコギ、穏やかなVoで幕を開け
バンドサウンドも登場、へヴィさを見せるも基本はパワーバラードと言った所だな。
9曲目はモダンさ溢れるへヴィリフと共に疾走!このリフは完全にメタルコア系だが
リズム、Voはグルーヴ系でいかにも90年代以降な感じの音作りになっておるのう・・・!
10曲目はタッピングによるサイレンのようなギター、ハイトーンVoに始まり
これまたモダンな重々しさを醸し出すギターリフが聴ける無骨なへヴィチューンである。


へヴィな部分こそあれど、今風のエクストリームメタル要素も無ければ
メロパワ要素も皆無、徹頭徹尾硬派で無骨な王道の正統派HM/HRをプレイしており、
その分ミドルテンポ曲が殆どで相当に地味な仕上がりを見せており、最近の派手な
HM/HR
に慣れたリスナーにとっては退屈に感じられるかも知れんが、このストイックな
音作りこそ正統派HM/HRなのだ!部分的に聴けるアコギパートがまたどことなく
フォーク調男の哀愁が漂っているのも良いな。Voがパワフルなだけに
シンプルでも説得力が感じられるのもまた好印象である!アルバム後半付近で
モダン寄りな曲も増えるが、それでも基本は正統派HM/HRだと言えよう・・・!




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満足度 79% お気に入り曲 Move the Chains  This is my Hell
Chalice of Man  What I Am







"Well of Souls"




アメリカ出身の正統派HM/HRバンドによる2ndアルバム。


元ICED EARTHのMatt Barlow、Freddie Vidalesによって結成されたバンドで、
本作は前作からおよそ5年振りにリリースされた通産2作目のアルバムである。
音楽的には前作の流れを汲んだ、モダンなヘヴィさ、ソリッドさを放ちつつ
硬派さ漂う正統派HM/HRを基本としているが、プログレメタル的
テクニカルさ、無機質さが見られ、演奏、Vo共にかなりハイレベルだな・・・!

1曲目はシンフォニックなイントロに続いてソリッドな硬質さを放つ
リフ、バンドサウンド、ハイトーンVo
が登場、プログレメタル感もあり
2曲目はよりヘヴィでストロングな男臭さを増強したソリッドなミドル曲。
3曲目はかなりモダンでヘヴィなソリッドさを見せつつ叙情的なギターも登場、
弱めのグロウルも聴けアップテンポにもなるぞ。4曲目は男の哀愁を漂わせるバラード。
渋い曲調でナヨさが無いのが良いな。5曲目は引っかかるようなソリッドな
ギターが聴け疾走!
まぁその後はテンポダウンして怪しげなミドル曲となるが・・・!
6曲目は雄々しく勇壮なコーラス、緊迫感あるギターが聴けるストロングな
ミドル〜アップテンポだ!7曲目は男の哀愁、憂いを漂わせたバラードで、
Voもギターも渋さを放っているな・・・!8曲目は比較的シンプルで判り易い
正統派HM/HR
で、9曲目はドラマティックな重厚さを漂わせており、
アジテーションのようなVoも熱いが、その一方でマイルドな穏やかさもあるぞ。
10曲目は珍しくアップテンポでそこそこ勢いが見られる正統派だな。
11曲目は渋さ漂うヘヴィでストロングなスローテンポで、90年代以降の
モダンさ
を感じさせる感じでVoもそんな感じの低音である。12曲目はChris Cornellの
“You Know My Name”カヴァー
で、渋いメロウさを醸し出し叙情的な
ギター
も聴ける本作としては異質のキャッチーな曲だな。


正統派HM/HRでありつつゴリゴリにヘヴィでソリッドなモダンさもあり、
近代エクストリームメタルと言うよりは今風プログレメタルな質感で
シャープさ、無機質さもあり、ギターソロテクニカルで
トリッキーなんだが
完全なプログレメタルでは無く、あくまでも基本は
正統派
だろうか・・・!Voが巧いんで説得力があり、無骨な硬派さ
浸れる男臭さ満点の正統派HM/HRだと言えよう!とは言え全体的に疾走感が無く、
この手の正統派の宿命としてメロディーラインにフックが無いのは気になるが・・・!




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満足度 79% お気に入り曲 Unworthy  Transcending
Time Traveler







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