ART ZOYD







"u.B.I.Q.U.e"




フランス出身のチェンバーロックバンドによるアルバム。


ベルギーの大御所、UNIVERS ZEROと双璧を成す暗黒系チェンバーロックの大物らしく、
1969年に結成され76年に自主制作でデビューアルバムをリリース、その後80年代に
入ってからはバレエ音楽に手を出し、90年代には映像と音楽をコラボさせたりと、
ただバンド形式で活動するのみならず様々なスタイルのアート表現を試みて来たようだ・・・!
アルバムリリース数も多く、本作は2001年にリリースされた恐らく15作目辺りの
フルアルバム
で、40人編成のオーケストラを起用してレコーディングされているが、
基本的にはアヴァンギャルドでミニマルな現代音楽となっており、クラシカルさもあるが
それ以上にスペイシーで怪しく胡散臭い、昔のSFのサントラに近い雰囲気があるだろうか!?
ちなみにこの手のバンドらしくロック色は皆無である。

1曲目はほぼSEのような静かなトラックで、2曲目はダークで怪しくアヴァンギャルドな
オーケストレーション
が次第に顔を出し、3曲目もまたサントラのようなオーケストラが
かなり怪しいミニマル感を演出、無機質なSEも見られ4曲目は物静かな
SE的繋ぎ
だ。5、6曲目も最小限の金属音やシンセによるテクノ的反復で、
7曲目はストリングスサントラっぽさを演出しつつも基本はミニマルな感じだな。
8、9曲目はオーケストラ入りアヴァンギャルドなミニマルで、
かなり静かなミニマルの10曲目に続いて11曲目は静かながらティンパニが登場、
次第にオーケストラが盛り上がりサントラ感を漂わせ始めるぞ。12曲目は海辺のSEが聴け、
13、14曲目は静かなだけでやけに長く、後者においてはほぼ半分が無音である(爆)。
15曲目はホーンが聴け、16曲目はドラムが顔を出すぞ。


生のオーケストラとコラボしてはいるが、決して判り易くシンフォニック
盛り上がったりはせず、あくまでもミニマルで無機質な現代音楽としての
怪しさ、アヴァンギャルドさ
を最重視しており、クラシカルな面は多少は
見られるものの、メロディーも無ければドラマティックさも無く、ただただ
ひたすらに不穏で怪しい空気を演出する事に徹底しており、ほぼSEだけのトラック
多々見られ、この手の前衛音楽、アヴァンギャルド、ミニマル系が好きじゃないと
マトモに評価は出来ないだろうなぁ・・・!個人的にもオーケストラパートしか
ピンと来なかったし(爆)。





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