ARTIFEX PEREO







"Time in Place"




アメリカ出身のプログレッシヴ/ポストハードコアバンドによる1stアルバム。


ケンタッキー州ルイビルから登場したバンドで、本作がフルアルバムとしては初だが
以前にEPもリリースしているようで、その音楽性は基本的にはポストハードコアなんだが
エモい高音クリーンVoプログレメタル的とすら言えそうなテクニカルさ満点の緻密な
バンドサウンド
が聴け、それでいてフレージング楽曲展開シアトリカルとすら言えそうな
大仰さ、ドラマティックさを内包しておりメロディーも劇的なフックがあるぞ!

1曲目は穏やかさ漂うギターの音色、エモい高音ヴォーカルメロウさを放ちつつも
どこか怪しげな緊迫感を醸し出し、途中からそれなりにハードな盛り上がりも見せ
ドラマティックかつプログレッシヴな展開
になりギターもテクニカルさを放つぞ!
その後は再びメロウな穏やかさも見られるが劇的さもしかと備わっているのう・・・!
2曲目は軽快かつ手数の多さを見せるバンドサウンドがやはりテクニカルなエモい曲で、
アレンジがまた緻密なプログレ要素を放ちつつもメロディーがシアトリカルな
ドラマティックさ
を放っているぞ!3曲目もまたテクニカルなアンサンブルプログレ的ながら
ヴォーカルはエモコア系で、メロディーにまたシアトリカルなドラマ性を感じさせ良いな・・・!
4曲目は淡々とした穏やかさを見せつつもギターがまた細かいフレーズを奏でており
プログレ的な緻密さ
を披露、5曲目も軽快なノリを見せつつギター等がやはり細かく
穏やか
さと共にいい意味でオシャレさを放つサビも印象的だな・・・!中盤の展開がまた
かなりシアトリカル
で、ハモンドも顔を出し昔のヨーロッパ映画に通じる印象もあるか!?
6曲目はメロウで穏やかなクリーンギター、ヴォーカルが聴け怪しくもマイルドな空気
醸し出す叙情的なバラード風だな。ジャズっぽい部分嫌味に聴こえない辺りが流石である!
7曲目は再び怪しくも劇的でシアトリカルなアップテンポチューンになりマイルドさを交えつつ
実にドラマティックで良いな・・・!8曲目は淡々とした落ち着きを見せる大人しめの曲で、
ファルセットを駆使して歌うヴォーカルがまた上手く新人離れしておるわい!
9曲目もまた落ち着いたムードを放ちポストロック寄りのフワフワした印象もあるが、
ギターやドラムが手数の多さを見せておりそれなりに緊迫感もあるだろうか!?
10曲目は怪しげなテクニカルさを見せるアップテンポシアトリカルプログレエモで、
途中で失速するも焦燥感を煽りつつメロディーもかなり劇的なキラーチューンである!
中盤でハモンドも顔を出しプログレ要素がさらに増強されるぞ!11曲目は枯れたピアノの音色
古い雰囲気を放つ短い繋ぎで、12曲目は淡々とした穏やかさを見せつつもシアトリカルかつ
ポストハードコアらしい倦怠感
を醸し出すスロー曲である。途中からの展開はポストロック風だな。
13曲目はピアノ淡々とした打ち込み風リズム、ソフトなヴォーカルが気だるさを放つバラード曲だ。


カオティックと言う程にアグレッシヴさは無く、プログレメタル的なテクニカルさを見せる
バンドサウンド
エモスタイルの高音クリーンVoが乗り、それでいてメロディーラインや曲展開は
シアトリカルさ漂うドラマティックさ
があり、“THE BLACK PARADE”の頃のMY CHEMICAL ROMANCE
PANIC! AT THE DISCO、CHIODOS辺りに通じる雰囲気はある意味クサメタラーでも対応可能だろうか!?
エモ系のヴォーカルも殆どクリーンオンリーでマイルドかつ伸びがあって上手く、ファルセットの
使い方も堂に入っており表現力もしかとあるな。
基本はバンドサウンドでシンセはあまり
使われてはいない
んだが、こういうスタイルの音楽性ならオーケストレーションを大々的に導入しても
面白そうだろうな・・・!プログレハードエモ、スクリーモ、ポストロックのいい所取り
言えるであろうハイブリッドかつハイクオリティーな新人バンドである!




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満足度 85% お気に入り曲 No Stranger To Worry  To Listen & Say Nothing  Hands Of Penance
Laugh & The World Laughs With You  The Straight & The Winding Way  Cut Sign







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