AQUELARRE







"Requiescat in Pace"




スペイン出身のメロディックパワーメタルバンドによる1stアルバム。


2007年に結成されたツインギター、シンセプレイヤーを擁する6ピースバンドで、
本作は自主制作でリリースされたデビューアルバムとなっており、音楽的には
スペイン語ながら暑苦しさの薄い、マイルドなVoが乗りメロウさ、哀愁を放つ
シンセ、ツインギターが聴ける叙情メロディックメタルとなっており、メロパワ、
メロスピ的な疾走感
もあるが、それ以上に湿り気を帯びた愁いがかなり強く、
スパニッシュメタルでありながら暑苦しさの無い、北欧のバンドに通じる
メランコリックな情緒
が漂っているのが特徴である!

1曲目はギター、ピアノがメランコリックな哀愁を放つ、湿り気を帯びた曲調
途中から一気に疾走メロパワとなるぞ!2曲目はいかにも吸いな感じのグロウル
幕を開け、シリアスな印象を放つパワーメタルで、シンセが目立ちつつグロウルも
随所で聴けるぞ。3曲目は北欧っぽいシンセスペイン語Voが聴けるミドル曲で、
4曲目は正統派に近い憂いあるメロディックメタルとなり、基本はミドルテンポだが
軽快な疾走感もありギター、シンセソロも登場、5曲目も正統派寄り勇壮さがあり、
6曲目はいかにも北欧メロスピな疾走曲で、マイルドな部分もまた北欧っぽく
どことなくB級な印象があるのもまた北欧的か!?7曲目は再び正統派に近い
メロディックメタル
になるが、曲調の割に意外と長く8分近くあるのう・・・!


スパニッシュメタルではあるが、よくある暑苦しい濃厚さが見られず、Voの声質も
北欧タイプで母国語Voである事を除いてスペインっぽさが無いのが特徴だな。
プロダクションも自主制作ながらそれなりで、演奏もVoもなかなかに悪くなく
しっかりしており、ややB級な荒削りさがありつつもまっとうな音作り
仕上がっているな。スパニッシュメタル特有の暑苦しさを求めると肩透かしだが、
メロウな哀愁、憂いを纏った叙情メロディックメタルとして良い出来である!




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満足度 77% お気に入り曲 Ceniza  Ven a por Mi  Guardian







"Tempo"




スペイン出身のメロディックパワーメタルバンドによる2ndアルバム。


同名のプログレバンドもいるようだが、こっちはスペイン産のメロパワで、
本作は通産2作目となっており、音楽的には前作の流れを汲んだ煌びやかなシンセ
北欧的な湿り気を放つ叙情メロディックメタルとなっており、疾走曲もあるが
正統派寄りのミドル曲も多く、淡々とした中にもシンセ暑苦しさの無いVo
メロウな憂い、哀愁を放っているのう・・・!

1曲目はSEにメロウなシンフォニックさ漂うイントロで、2曲目はシリアスかつ
淡々とした印象のミドル曲となり、穏やかなパートもあるな。3曲目はオルガンの
音色
がバックで聴け、より勇壮さが見られつつ女性Voも顔を出すミドル〜アップテンポで、
4曲目もオルガンが顔を出し、どことなく様式美寄りの70年代HRな色合いもあり
5曲目はようやく疾走チューンとなり、シンセも目立ちか細いギターが逆に印象的だな。
6曲目はピアノがマイルドな情緒を放つバラード寄りのスロー曲。7曲目は再びメロパワ的な
疾走曲
で、ストリングス系のシンセ、ピアノも顔を出し、8曲目は軽快な正統派
言えそうな感じだが疾走感もあるのう・・・!9曲目もまた勢いが見られる疾走チューンで、
10曲目はそれなりにメロディアスでドラマティックなアップテンポ曲となり、11曲目はギターが
細かいフレーズを奏でつつも淡々としたミドル曲だな。12曲目はストリングスシンセによる
叙情的な短いアウトロである。


基本的には前作の流れを踏襲した、スパニッシュでありながらも暑苦しさの無い
北欧ライクなシンセ
湿った叙情性、メロウさを演出するメロディックメタルと
なっているんだが、前作にあったメロパワ、メロスピ要素が減退しており、疾走曲もあるが
マイルドなミドル曲のほうが目立っており、アルバム前半が特に顕著で
前作よりもイマイチな印象になっちまっているなぁ・・・!スペイン語Voなんだが
そこまでクサいとか、フックがあるとか言う訳では無いのもマイナスだろうか!?




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満足度 75% お気に入り曲 Parte de Ti  Roto  El Mismo Pecado







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