APOTEOSI







"Apoteosi"




イタリア出身のプログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


1975年に自主制作でリリースされた唯一のアルバムで、これ1枚で消滅しており
昔からマニアの間ではレア盤扱いされていたらしい・・・!音楽的にはシンセや
ピアノ
等を多用した、ドラマティックさ最重視の極めてイタリアらしいシンフォニックな
叙情プログレ
となっており、クラシカルな要素もありポップス寄りのコケティッシュな
女性Voが穏やかに歌い上げており、技巧よりもメロディアスさ、叙情性重視で良いが
プロダクションは70年代という時代を考慮しても相当にチープで薄っぺらく、
この辺は自主制作の限界だろうか・・・!むしろこの時代に自主制作で
音源をリリース出来る
事の方が凄いか!?

1曲目は穏やかかつスペイシーなシンセ、ピアノに時代を考えても相当にチープな
バンドサウンド
がそれなりに緊迫感を放つインストで、2曲目はクラシカルなピアノ、
フルート
女性Voが登場、マイルドさが見られ3曲目はどこかジャズロック的な
オシャレ感あるアンサンブル
となり、途中からクラシカルな緊迫感が漂い始め
後半はアコギ、フルート、女性Voが聴けるぞ。4曲目はピアノに始まり細かいギター、
シンセ
が登場、プログレらしいスリリングな演奏に続きハイトーン系の男Voも顔を出し、
5曲目はオルガン、コーラス、女性Voが教会音楽的な神聖さを醸し出し、6曲目はムーグと共に
各楽器が技巧を見せるぞ。7曲目は穏やかなピアノ、シンセ、女性Voが聴け、
チープな音色だがそこそこメロウなギターソロも登場するバラード風。
8曲目はベース、シンバルが淡々としつつ緊迫感を演出する、のちのポストロック、
アンビエント
に通じる雰囲気モノのインストだ。


シンセ主体のクラシカルな叙情性を漂わせる、極めてイタリアらしい
シンフォニックプログレ
で、そんなに目立ってはいないが女性Voもなかなかに
魅力ある歌唱を披露
しており、部分的に緊迫感も見られるんだが、上記したよう
70年代のバンドの中でも自主制作故か相当にチープでショボいプロダクションが
大きく足を引っ張ってしまっており、
そこさえ何とかなればより高い評価の
隠れた良作
になったであろう・・・!




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