ANTHRIEL







"The Pathway"




フィンランド出身のプログレッシヴ/メロディックメタルバンドによる1stアルバム。


HM/HR大国フィンランドから10年程前に登場したバンドによるデビューアルバムで、
音楽的にはとりあえずはプログレメタルとされてはいるものの、北欧らしい煌びやかな
シンセ
によるメロディックメタル風味が極めて強く、ネオクラシカルな要素もあり
疾走感こそ無いもののSYMPHONY Xからの影響を感じさせ、Voもラッセル・アレンを
少々薄味にした
ような感じで無難に歌えており良いな・・・!

1曲目はSEに始まりネオクラシカルなギター、シンセが登場!ドラマティックさのある
様式美メロディックメタルとなり、アコギ、ピアノの使い方やシンセ、ギターのソロ等
SYMPHONY Xっぽさ
が強いな。2曲目もそんな感じの緊迫感、煌びやかなシンセ、
ミステリアスさ
を感じさせ、途中のチェンバロによる叙情パートが美しく良いな。
3曲目はヘヴィ寄りのギター、シンフォニックで煌びやかなシンセが劇的さ、
叙情性
を放ちやはり初期のSYMPHONY Xっぽさがかなり強く、そこが良いな(笑)。
4曲目はアコギ、ピアノによるメロウで美麗なインスト。5曲目はファンタジックかつ
プログレ的なシンセ、バンドサウンド
がやはりモロにSYMPHONY Xだな。
6曲目はヘヴィ寄りだがシンフォニック系のシンセもなかなかに目立っており、
7曲目はチェンバロ入りだがプログレメタル要素が強い短いインストで、
8曲目はヘヴィ寄りのバンドサウンドにファンタジックなシンセが乗り、軽快さもある
これまたSYMPHONY X感の強い曲だな・・・!9曲目もプログレメタルでありながらも
ドラマティックで叙情的な盛り上がりがあり、クラシカルで美麗なピアノが良いな。
10曲目はシンフォニックな短い繋ぎで、11曲目はギターがドラマティックさを放ち、
ピアノを交えサビが盛り上がるな・・・!12曲目は13分ある大作で、ファンタジックさのある
プログレメタルと言った趣で、中盤以降のアコギによる叙情パート等やはり
3rd辺りの頃のSYMPHONY Xを思わずには居られんわい!


北欧的な透明感、叙情性を持ったメロディアスなプログレメタルという
触れ込みだが、実際の所はSYMPHONY Xフォロワーと言うか劣化コピー
印象があり、個性を由とするリスナーにとってはあまり良い評価には
ならなさそう
ではあるが、最近の本家がヘヴィ、テクニカル志向になり
様式美的な叙情性、ドラマティックさが薄れているのに対し、こっちは
SYMPHONY Xのネオクラ様式美要素をしかと残しており、メロディー派の
メタラー
にとってはむしろこっちのほうが美味しいだろうか!?
疾走感判り易いクサメロが無いものの、全体的に質が高く雰囲気で楽しめるな。




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満足度 82% お気に入り曲 Devil's Lullaby  Light Divine
Promised Land







"Transcendence"




フィンランド出身のプログレッシヴ/メロディックメタルバンドによる2ndアルバム。


フィンランドから登場した、完全メロディー、ドラマティックさ重視の
プログレッシヴメタルバンド
による通産2作目のフルアルバムで、前作から
およそ7年振りのリリースとなる1枚である。音楽的には劇的さ、北欧らしい
叙情性
を重視したプログレメタルでありつつ、かなりSYMPHONY Xの影響が強い
フォロワー的なスタイル
で、主に3rd前後の頃のSYMPHONY Xっぽさが目立ち、
ネオクラシカルなギター、シンセも多用されシンフォニックさも見られる
スタイルだったが、本作では残念ながら様式美要素が減退し、後期SYMPHONY Xに通じる
ヘヴィな無機質さが目立ってしまっているが、それでも一応メロウな部分は残っているな・・・!

1曲目はアコギ弾き語りシンセを交えたアンビエントなイントロで、
続く2曲目はソリッドなギター、エレクトロニカ寄りのシンセが登場、
それでいてエキゾチックな叙情性もあり、3曲目はピアノも交えつつよりヘヴィで
無機質
な印象が強く、中盤以降はメロディアスな要素もある11分越えの大作。
4曲目はアコギ、ピアノ、コーラスが叙情性、憂いを発散するドラマティックな
プログレメタル
となるのう・・・!5曲目はここに来てようやくのネオクラシカル
ギター、シンセが顔を出す、疾走感も見られる劇的な曲だ!6曲目は再びヘヴィ志向となるが、
細かいギター、シンセクワイア風のコーラスも聴けるぞ。7曲目はギター、シンセに
アコギ、ピアノがミステリアスな叙情性を演出、サビもドラマティックで良いな。
8曲目は20分ある大作で、ヘヴィな印象が強いものの途中ピアノによる
メロウなパートも見られ、テクニカルでスリリングなソロも聴き所だが、
流石に長過ぎてダレるか!?


メロウさ、叙情性も一応は残っているが、前作で聴けたいかにもな様式美要素、
ネオクラシカルなギター
がかなり減退し、上記したよう後期SYMPHONY Xのような
ヘヴィな無機質さ、メカニカルな要素が見られるようになり、俺等のような
メロディアスさ、劇的さ重視のリスナーの好みからは離れてしまっただろうか!?
まぁそれでも部分的にシンフォニックで美麗なシンセ、アコギ、ピアノはしかと
残されており、そこいらのテクだけオナニープログレメタルなんざ聴くよりも
遥かに楽しめる事は確かだな。




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満足度 80% お気に入り曲 Siren's Song  Painted Shadows
My Dark Morning Star







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