ANTHELION







"Bloodshed Rebefallen"




台湾出身のシンフォニックブラックメタルバンドによる1stアルバム。


台湾から世界に飛び出した先人バンド、CHTHONICに続いて登場した期待の新人バンドで、
正しいバンド名は“幻日”らしい。2001年に結成され本作はシングルに続いて
リリースされたデビューアルバム
となっており、ツアーも多々こなし来日経験もある
叩き上げで鍛えられてきたバンドのようだ・・・!音楽的にはCHTHONICのようなオリエンタルな
要素は薄く、
比較的ストレートなシンフォニックブラックを追及しており、長尺の曲が目立ち
ドラマティックな構成を誇る楽曲が持ち味らしく、ダニ・フィルスを思わせるVo
CRADLE OF FILTH辺りの影響が強そうだな・・・!

1曲目は早速の9分越えの大作となっており、細かく刻まれるリフに始まりグロウルに続き
ダニ・フィルスばりの絶叫も炸裂!重厚なシンフォニックさが見られるブラックメタルで、
ブラストを交えつつドラマティックな展開を見せており中盤はピアノによるパートも見られるのう・・・!
2曲目はピアノによるメランコリックな繋ぎで、3曲目もピアノ怪しいスキャットが聴ける
短い繋ぎとなっておりよく判らん構成だが(爆)、4曲目はシンセを交えた軽快なシンフォブラである!
クサいリードギター煌びやかなシンセも聴けCHILDREN OF BODOMに通じる雰囲気もあるな。
中盤以降はまたピアノによるメロウなパートになりつつ、ホイッスル絶叫スタスタと疾走する
ドラム
も聴けるぞ。5曲目は女性Voのソプラノに始まり絶叫と共にクサい叙情ギターも登場、
ブラックメタルよりもクサめのメロデスに近い印象もあり、後半はチャーチオルガンも顔を出すぞ。
6曲目は怪しげな刻みを見せるヘヴィなギターに大仰なオーケストレーションが登場、
その後は叙情的なギターダニ・フィルスまんまな絶叫が聴けるスロー曲。途中煌びやかな
シンセ
も顔を出し軽快なテンポになるぞ。7曲目は劇的かつ怪しげな雰囲気があり、ピアノもどこか
幽玄な印象が見られるもその後はスタスタと疾走開始!途中でオリエンタルなスキャットも顔を出し
この辺は国民性も感じられるだろうか!?ギターソロも東洋的なメロディーを奏でており実に劇的である!
8曲目は重厚なオーケストレーションに始まりシンセを交えつつブラスト、トレモロで爆走!
ギターリフもタイトさがあり後半はこれまたチャーチオルガンが顔を出すぞ。9曲目はスタスタと
疾走するドラム
細かいギターが乗りシンセも派手さを放つシンフォニックブラックで、
怪しげなスキャットも顔を出し胡散臭さを演出、後半のツインリード
また相当にクサく泣いておりたまらんなぁ・・・!


基本はCRADLE OF FILTHのようなドラマティックシアトリカルシンフォブラで、
ホイッスル混じりの高音絶叫全盛期のダニにかなり近く、女性ソプラノVoや
ピアノ等を導入しつつ
曲によってはCHILDREN OF BODOM的なクサさを見せたりと、あくまでも
アグレッション、ブルータリティーよりも劇的なクサさを放つ事を重視しておりILLNATH
近い印象もあるのう・・・!CHTHONICのようなオリエンタル要素は薄く民族性は見られないが、
ヨーロピアンシンフォブラックとしてクオリティーは高く演奏、プロダクションもかなり
タイト
で好印象じゃのう・・・!長い曲が多くまだまだ纏め切れていない所も散見されるし、
リスナーによっては台湾、アジアならではの個性を求めるだろうが、クサメタラーとしては
本作の方向性で何ら問題は無いな。








満足度 84% お気に入り曲 全部







"Obsidian Plume"




台湾出身のシンフォニックブラックメタルバンドによる2ndアルバム。


GYZEのRyoji氏主宰のVanishing Heaven Festに参戦した、台湾の新たな実力派バンドによる
通産2作目のアルバムである!アジアのバンドではあるが民族性、土着性はあまり出さずに
CRADLE OF FILTHタイプのヨーロピアンなシンフォニックブラックをプレイしており、暴虐さ、
タイトさ
もありつつクサさを前面に押し出したクサメタラー好みのドラマティックな音作り
持ち味としており、さらに本作にはCHTHONICのシンガーであるFreddy日本のチェロ奏者、
斎藤孝太郎
がゲスト参加し華を添えているぞ。

1曲目はシンセオーケストレーション、ピアノによるイントロで、続く2曲目は意外にも
穏やかな空気を醸し出すピアノ、ストリングスシンセ、バンドサウンドが登場、
その後はどちらかと言ったらメロデスに近いギターが聴け疾走するぞ。ヴォーカルはやはり
ダニ・フィルスに近く、
さらに女性ソプラノVoも聴けるぞ。後半のツインリードIRON MAIDENの
“Hallowed Be Thy Name”
っぽいか!?3曲目はホイッスル絶叫と共に叙情的なギター、シンセが登場し
煌びやかなシンセCHILDREN OF BODOMに通じる部分もあるが、テクニカルな印象のある楽器の絡みも
印象的だな・・・!4曲目は軽快なノリソプラノVoも登場、叙情的なギターフレーズも目立っているな。
5曲目は怪しげなスロー、ミドルテンポだが途中からテンポアップするぞ。6曲目は軽快なリズムで
ブラックメタル
と言うよりもメロデスに近い感じだが、ソプラノVoオーケストレーション
幽玄な空気を放っているぞ。7曲目はチェロ、ピアノ物悲しさを演出するインスト。
8曲目は細かいリフグロウルが乗りメロデス的な空気を見せるが、シンセストリングスや
ソプラノVo
シンフォニックさを醸し出しているのう・・・!9曲目はストリングス、キラキラしたシンセ
目立ったこれまたシンフォニックな曲。ソプラノVoも目立っているな。


クサさと共にブラックメタル的な暴虐さ、獰猛なアグレッションも見せていた前作と比べて
かなり音作りがマイルドになり、穏やかなパート、メロデス的な叙情パートが増えており
泣きのギターも目立っているためメロディー派には良いだろうが、その分勢いは見事に
無くなっており
全体的に大人しくなってしまった印象があるのは否めんのう!
エクストリームメタルの攻撃性を好むリスナーはあまりピンと来ないかも知れんなぁ・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 K羽  殘暮破曉







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