ANNALYNN







"Stare Down the Undefeated"




タイ出身のメタルコア/ニュースクールハードコアバンドによるアルバム。


ムエタイニューハーフ、そしてトニー・ジャーのおかげでアクション映画大国にも
なった感があり、さらにドラえもんをフィーチャリングした寺(!?)で世界的にも
有名なタイから登場したメタルコアバンドである!実はそこそこメタルシーンも
活発
なタイだが、彼等も精力的に活動しているようで、CALIBAN、HATEBREEDと言った
メタルコアの大物からCHILDREN OF BODOMとも競演、特に日本のCRYSTAL LAKEと交流が
深いようで、彼等のライヴに参戦したり本作でもメンバーがゲスト参加していたり
しているようだ・・・!音楽的にはメタルコアではあるが、イマドキなチャラめの
没個性ポストハードコア
では無く、何と前時代的も甚だしいニュースクール系の
胸を焦がす叙情性を放っており、
演奏や音作り等まだまだ拙い部分もあるにはあるが、
パンク直系の青臭さメタルの無骨さ、ストイックさ双方を感じさせてくれる、
この御時勢において貴重な存在だと言えよう!ちなみに歌詞は英語ワールドワイドな
活動
を視野に入れているっぽいな・・・!

1曲目はトレモロギターに始まり無骨なグロウルも登場、禍々しさを漂わせる
イントロ風スロー曲で、続く2曲目は何と今時珍しい、ニュースクール寄りの
タフで無骨かつ叙情的なムード
を放つ無愛想な曲調で、3曲目はさらに叙情派
ニュースクール要素を増した疾走感
を放ち、ナヨいクリーンVoが微かに遠くで
聴こえる辺りがまたニュースクールだな。4曲目もニュースクールらしい軽快さと
胸を焦がす叙情
を見せており、5曲目はデスメタルに近いダーティーな禍々しさがあるが、
サビはポジティヴさがありこの辺がニュースクールじゃのう・・・!6曲目はクリーンギターが
穏やかさ
を演出、泣きのギターも聴けるバラード系だな。7曲目は再び無骨な
ニュースクール
となり、クリーンVoコーラスのヘッポコな青臭さがまさしくパンクルーツの
ニュースクールらしさ
である。8曲目はいかにもニュースクールな胸を焦がす叙情を放つ
疾走チューンで、ブレイクダウンもお約束な感じである。9曲目はダーティーな
邪悪さ
を放つブレイクダウン主体だが、その後疾走もするぞ。10曲目も禍々しいギターが聴け、
淡々としたミドルテンポで展開しており、11曲目もまた無骨なダーティーさを漂わせたスロー、ミドル曲で
サビはシンガロング入りパンクらしい青臭さがあるな・・・!12曲目はいかにもな
青臭さ
を漂わせ疾走する、王道路線のニュースクールだな。


ここ最近メタルシーンが根付きつつあるも、まだまだ辺境の地であるタイ出身故か、
イマドキな要素
が微塵も無く、前時代的な叙情ニュースクールハードコアを
今の時代にプレイしており、
在り来たりなチャラい売れ線ポストハードコア、
メタルコアばっか
になっちまった近代シーンにおいて逆に新鮮かも知れんな・・・!
まぁ演奏はそれなりだし、ギターソロがあるのは好印象だが巧いとは言えず、
グロウルはデスメタル寄りの禍々しさがあるがパワフルでは無く一本調子な印象があるし、
音質も軽くチープさが残っており、少し顔を出すクリーンVoもかなりショボいんだが、そこがまた
ニュースクールらしさだな。演奏がタイト過ぎたり洗練され過ぎたりするとニュースクールらしさが
消滅しちまう
んで、この位が丁度いいのだろう・・・!




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