AMADEUS






"未完の五線譜と暗闇の迷宮"




日本のクラシカル志向のヴィジュアル系バンドがかつて出した2枚のミニアルバムを一枚にまとめたアルバム。


キーボーディストが中心で男女ツインVo、ベーシストの4人組。音的にはシンセによる打ち込みサウンドが
主体
で、(ドラムも打ち込み)そこにクラシカルなピアノやチャーチオルガンが鳴り、
男女Voがデュエットするというもの。

雰囲気的にはマリスミゼルタイプと言えるだろう。クラシックの影響を受けたドラマティックで
クサいメロディーは絶品
でクサメタラーにも十分にアピールするだろう!
(シネマロックなどと言われている。)

13曲入りで最後の曲の後に隠しトラックがある。しかしただ語ってるだけのトラックが4つもあるので
実質10曲だ。あと異様にバラードが多いのも特徴。5曲もある、いや、隠しトラックを入れれば6曲だ!!
X JAPANのDAHLIAよりも2曲多いぞ!!(笑)これだけでだれる人もいるかもしれないが
安心してくれ。どの曲も死ぬほどクサいぞ!!

1曲目からいきなり語りだけのトラック。ただ自己陶酔してるだけ
語りはぶっちゃけ聴く必要なしだ。まぁ飛ばせるので問題は無いか・・・。

2曲目が実質始まりの曲だろう。チャーチオルガンに導かれるインスト。
途中オペラ座の怪人のフレーズが聞ける。

6曲目はかつてVIPERやYOSHIKIもやってたベートーベンの“月光”をアレンジしたバラードだ!!
ピアノが美しい!やっぱこの曲はいいねぇ!

そして7曲目“告白”はドラマティックなオルガンで始まる大仰な曲。カッコいいぞ!!クワイアっぽいのも
入ってていいなコレ!アルバム中2番目に好きな曲だ!

そしてバラードが3曲続く(笑)。しかしどの曲も異常なまでにクサい!!特に10曲目“霞”なんか
まるで昭和の歌謡曲ってな具合だ!!男女ツインVoなのも昔のデュエット曲っぽさを引き出してる!!
この曲は10分くらいあって普通なら思いっきりだれるのだが
思わず聴き入ってしまう!!名曲だぞ!!

そしてちょこっと語りが入った後に続く11曲目“虚像の神”。これだ!!これこそアルバム中
最強のキラーチューンにして全てのクサメタラーに
聴いてもらいたい至極の一曲!!!

スネア裏打ちで爆走する唯一の疾走曲!イントロからしてやられる!!チャーチオルガンが奏でる恐ろしく
劇的なサウンドに乗る激情のツインVo!!美しい!!美しすぎる!!歌詞も
むちゃくちゃカッコいい!!サビでテンポダウンするのだがそこがまたたまらん!
ロマンティックなピアノをバックにツインVoが掛け合いを見せる!!
男「追いかけて追いかけて手に取った宝箱」
女「青い疲労があなたの声を静かに奪っていくわ」
男「押し付けられた台詞は捨てて降りてしまおう
この舞台から」
女「あなたの事を愛した数だけ真綿で首を
しめつけてあげる」

カッコええわぁ〜!!そしてサビの後アルバム中唯一のギターソロが聴ける。そしてソロ後半で
被さって来るクラシカルなピアノがまた美しい!このキーボーディスト上手いな!
そして最後サビを繰り返し、イントロで聴けたドラマティックで大仰ななオルガンを伴って疾走し、
このキラーチューンは幕を閉じる。音的にはDOL AMMADの疾走曲に近いといえるが
断然こっちのほうが好みだ!クラシカルサイコー!!(笑)

いろいろ書いてきたが、このアルバムは“虚像の神”コレに尽きる!!この1曲のためだけに
アルバム買ってもいい
と言える位だ!!もちろん他のバラードもいいので機会があったらぜひとも
聴いてもらいたい一枚だな!しかしけっこう手に入りづらいかもしれないな。俺は新宿、池袋の
専門店をはしごしたが見つからず、新宿と池袋の中間にあるブックオフで運良く中古で手に入れたが・・・

どうでもいいのだが、メンバーフォトで男ヴォーカルがヴァイオリンを構えているのだがアルバム内で
生ヴァイオリンの音は聞こえてこない・・・意味ねぇじゃん!!(笑)
とにかく、常日頃からクサいものを求めていて、歌詞が日本語でも、メタルでなくても構わないっていう
剛の者なら聴く価値は十分にある!!ぜひとも手に入れて聴いてみてくれ!!



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満足度 90% お気に入り曲 虚像の神







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