ALTROCK CHAMBER QUARTET







"Sonata Islands Goes RIO"




イタリア出身のアヴァンギャルド/チェンバーロックプロジェクトによる1stアルバム。


イタリアのクラシックシーンで活動する演奏家が集まって結成されたプロジェクトで、本作は
どうやらアヴァンギャルド、チェンバーロック畑で名の知れたバンドの楽曲をクラシック側の
アプローチでカヴァーしたアルバム
らしく、ROCK IN OPPOSITION(RIO)界隈の
バンド、ミュージシャンの楽曲を取り揃えている
ようだ・・・!

RIOとは70年代に活動したイギリスのアヴァンギャルドプログレバンドHENRY COWが提唱する、
プログレ畑のバンドによる反体制ムーブメントで、パンク、ハードコア界隈が政府、官僚、
権力者どもに対しNOを突き付けた
のに対し、RIOはカネ儲け、拝金主義のクソレーベルどもに
対してNOを突き付けており、
今も昔も変わらずクソみてぇなアイドルやら何やらを安易に
クソ持て囃し、真の芸術には見向きもしない我が国
においても非常に共感出来る思想である!
そんなわけで我等メタラー視点でも実に頷けるこのRIOムーブメントだが、それを提唱している
バンドは流石に非主流、非商業主義を徹底しているだけあってかプログレを超越しあまりにも
アヴァンギャルド、前衛的過ぎて正直言ってメタラーどころか叙情派、メロディー重視の
プログレッシャー
でさえもとても理解出来ない変態ばかりだったりする(爆)。まぁそれでも
中身の無いクソ薄っぺらい流行のゴミクズJ-POPなんざを聴かされるよりは遙かに楽しめよう!
日本でも今年(2014年)こういうバンドを集めたフェス、ROCK IN OPPOSITION JAPAN 2014が開催され
いよいよ腐れマスコミ、メディアどもの押し付けNOを唱える日本人が増えて来たという事だろうか・・・!?

前置きが長くなったが、本作はそんなプログレを超越しアヴァンギャルド方面に足を踏み入れた
暗黒ド変態チェンバーロック界隈
の楽曲をクラシックのアンサンブルでカヴァーするという
思い切った試みを見せた1枚で、UNIVERS ZEROFRED FRITH、YUGEN等の楽曲をプレイしておりまぁ正直
UNIVERS ZERO以外知らんバンドなんだが(爆)、
アプローチ的にはチェンバーロックの音作り
そのままヴァイオリン、チェロ、フルートクラリネット等に置き換えてプレイしており、
チェンバーロック自体が室内楽の要素を取り入れたプログレなんであまり違和感は無いんだが
こっちはロックとしてのバンドサウンド、リズムセクションが無いためホンマモンのクラシック・・・
室内楽の楽曲を聴いているような印象
に陥るのう・・・!


そんなわけで本作にはロック要素が微塵も無く、当然ながらメタラーにはオススメ出来ないんだが
それでもクラシック由来のメロディー軽快さの中に突如牙を剥く変態アヴァンギャルド要素
強いインパクトを放っており、聴いてて楽しめる音楽かどうかと聞かれたらズバリ普通に楽しめると
答えられる1枚
である!どうにもこの手のジャンルはリスナーにクラシック畑のようなお堅い面を
要求している
ような傾向にあり、聴く時は正装し正座して襟を正して聴け!みたいな風潮があって
あんま馴染めないんだが(爆)、商業主義にNOを突き付けるその姿勢は紛れも無くロック・・・
俺達側の音楽である!







満足度 77% お気に入り曲 これと言った曲は無いがどの曲も良い







もどる


inserted by FC2 system