ALQUIMIA DE ALBERTO RIONDA







"Alquimia"




スペイン出身のシンフォニック/メロディックパワーメタルバンドによる1stアルバム。


スパニッシュクサメタルの大御所バンドAVALANCHのギターであるAlberto Riondaが新たに結成した
バンドで、メンバーはシンセ奏者が同じくAVALANCHで、ヴォーカルとベースが同郷の
AMADEUS
(日本のヴィジュアル系バンドとは無関係)となっており今はドラマーもAVALANCHの元メンバーらしく、
本作は2013年にリリースされたデビューアルバムなんだが、その音楽性はまさに
初期のAVALANCHを髣髴とさせるシンフォニックさ漂うメロディックパワーメタルとなっておる!
ヴォーカルも当然のようにスペイン語巻き舌全開のスパニッシュらしい暑苦しい
歌唱を披露、
それでいて初期AVALANCHのような垢抜け無いB級クサさは薄く、普通に洗練もされており
プロダクション、演奏も良質
なんだが母国語Voだけが実にスパニッシュクサく好印象だな(笑)。

1曲目はシンセオーケストレーション映画っぽいシンフォニックさを見せる大仰なイントロで、
続く2曲目はそのままクワイアの音色と共にバンドサウンドも登場、キラキラシンセも聴け
爆走
とまではいかないまでも疾走しスペイン語Voがクサさを放つぞ!展開もなかなかに劇的
中盤以降のオーオー言うコーラスもまた勇壮で、後半の泣きのギターもまたクサくその後は
クラシカルなギターとシンセのユニゾン、ソロバトルを見せ様式美的な面もあるのう・・・!
3曲目はピアノ、ストリングス、フルート等の音色美麗さを放つも、その後は正統派寄りの
ギターリフ
が顔を出し疾走!リードギターがまたいちいちクサくサビも相当にクサいフックがありたまらんわい!
4曲目はちょいとプログレッシヴな色合いのある演奏を披露しつつ淡々と展開するミドル曲だが、
サビは軽快なリズムになりストリングスをバックにキャッチーさ漂うヴォーカルが聴けるぞ。
5曲目はストロングなパワーメタル路線のアグレッシヴなリフに始まり
ギターとシンセがクサくユニゾンし疾走!判り易いストレートなメロパワとなりサビは
バックのストリングスも相まって相当にクサいぞ!ギターソロもなかなかに流麗かつ
構築美を感じさせ実にドラマティックじゃのう・・・!6曲目は泣きのギターエモーションを放ち
ヴォーカルも哀愁を漂わせるバラード系の出だしに続きストロングなバンドサウンド、
ストリングス
が顔を出しエピックメタル風になるミドル〜スローチューンである。ヴォーカルメロがまた
スペインらしい哀愁を感じさせるのう・・・!ギターソロがどこかラテン系なのもスペインという国柄ならではか!?
7曲目はピアノ、泣きのギターがメタラーの間でもお馴染みベートーベンの“月光”のフレーズを披露し
強烈なエモーションを放つバラードとなるのう・・・!こういうバラードでもオシャレさ皆無の
やり過ぎな哀愁
を見せてくれるのがスパニッシュバンドの良さだな。ギターソロの泣きっぷりもまた強烈である!
8曲目はシンフォニックなイントロに続きちょいとモダンなムードを醸し出すヘヴィリフが登場、
怪しげなムードを醸し出すも、その後はやはりスパニッシュらしいキャッチーなノリを見せ始めるぞ。
9曲目は正統派寄りのリフに始まり淡々とした空気を演出、マイルドな面も見られメロハーと
プログレメタルの中間
と言えそうな感じで、キャッチーさもしかとある辺り実に抜け目無いな・・・!
10曲目もまた淡々とした落ち着きを見せるも、その後はプログレメタル然とした緊迫感
放ち始めテンポアップし、サビは唐突に疾走しメロスピと化すぞ!11曲目はパワーメタル然とした
ストロングなリフ
ハイトーンシャウトが登場、基本は正統派寄りの曲調だがこれまたサビで爆走し
メロパワ、メロスピ化
するのう・・・!12曲目はどこか民謡ライクなリードギターチェンバロ系のシンセ
顔を出し次第に疾走していくファンタジックなクサメタルチューンである!ギターソロがまた相当に
クサく
ラストのコーラスもかなりのクサさじゃわい!13曲目は叙情的なピアノ、泣きのギターが聴ける
メランコリックなアウトロ的インストで、14曲目はボーナストラック扱いとなっており何とAVALANCH時代の
代表曲(?)“La Llama Eterna”のリメイクヴァージョン
である!


初期AVALANCHをそのままクオリティーアップさせたようなクッサクサなスパニッシュメタルで、
シンフォニックアレンジをバックに纏いつつヘナチョコさ皆無のストロングな
パワーメタル要素
を見せつつもヴォーカルから漂うのは暑苦しく濃厚極まりない巻き舌
スパニッシュクサメロ!
スペインらしさ満点の哀愁漂うコッテコテな泣きメロが随所で顔を出しつつも
決して垢抜け無いB級臭さは無く、プロダクションや演奏がしっかりしているのも嬉しいのう・・・!
メロスピでは無くメロパワなんでギターリフがしっかりしておりスカスカじゃないのも良いな。
全曲疾走チューンでは無くパッとしない曲もまだ残っているが、それでもキラーチューンは強烈
かつてのスパニッシュメタルを愛したクサメタラーに激しくオススメの1枚である!




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満足度 84% お気に入り曲 El Lobo y el Arca  Dama Oscura  La Penitencia del Noble
Claro de Luna  Sacrificio  La Morada del Alquimista  La Llama Eterna







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