ALMANAC







"Tsar"




元RAGEのヴィクター・スモールスキによる新たなバンドの1stアルバム。


以前RAGEでギターをプレイし作曲面でも貢献していた、クラシックをルーツとする
超実力派ギタリスト/コンポーザー、ヴィクター・スモールスキ
がRAGE脱退後に
新たに結成したバンドで、BRAINSTORMのアンディ・B・フランクPINK CREAM 69の
デヴィッド・リードマン
をシンガーに据えどちらかと言ったらプロジェクト的な側面があるか!?
RAGEのシンフォニック企画LINGUA MORTIS ORCHESTRA feat. RAGE
流れを汲んでいるようで、音楽的には生のオーケストラを大々的に導入した
シンフォニックメタル的なスタイルになっているが、それと同時に正統派HM/HR
要素も強く目立っており、クサメタル的な要素は皆無でヴィクターのギタープレイも
泣きの要素が見られない、流麗なシュレッド主体でプログレメタル的な無機質さもあるか!?

1曲目はシンフォニックさと同時に正統派HM/HRらしいパワフルさが見られ、
ギタープレイはプログレメタル的なテクニカルさがあるな・・・!2曲目は力強さ
醸し出し疾走感も見られ、サビのコーラスが分厚く3曲目はワウを効かせた
ギターが聴けるも、やはりトリッキーで泣きは薄くシンフォニックさもある短い繋ぎで、
4曲目はパワフルなリフ、リズムストロングな勢いを放つアップテンポチューンだ!
5曲目はピアノに始まりオーケストラが壮大に盛り上がり、その後はヘヴィな
正統派寄りプログレメタル
な感じだがノリの良さもあり、サビもキャッチーだな。
6曲目は民族的なムードが漂い、メロディーラインもそんな感じの民謡クサさがあるが、
その後はノリの良いキャッチーさが目立つぞ。7曲目も軽快かつシンフォニック
本作中最も疾走感があるが、これもメロパワ、メロスピでは無く正統派らしい感じか!?
8曲目はブルージーなヘヴィさがありつつオーケストラも聴けるスロー曲。
9曲目はヘヴィで無機質な、プログレメタル感がありつつやはりシンフォニックで、
軽快さキャッチーさも目立っているな・・・!


生のオーケストラを大々的に導入したシンフォニックメタルで、歴史、史実を
コンセプト
にしただけあってエピック的な勇壮さも見られるんだが、決してメロパワ、
メロスピ、クサメタル
のようにはならず、洗練されたプログレッシヴな正統派HM/HR
根底に横たわっており、そこが質の高いヘヴィメタルを求めるリスナーを喜ばせ、
それと同時にイモ臭いB級を好むマニアックなクサメタラーが敬遠してしまう部分か!?(爆)
ヴィクターは元々プログレメタル出身なんで、そのギタープレイはRAGE時代同様
泣き、メロディアスさを一切感じさせないテクニカルでトリッキーなプレイ主体で
この手のエピック・シンフォニックメタルにあんまマッチしてない印象もあり、
個人的にも泣きを好むんであんまピンと来ないんだが、シンフォニックメタルながら
バンドサウンドが埋もれるような事は無く、キチンとHM/HRしているのは良いな・・・!
B級クサさ皆無
ながら勇壮なメロディーも多く、ヨーロピアンメタル好きなら
十分に楽しめる力作だろう!





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満足度 84% お気に入り曲 Self-Blinded Eyes  Hands Are Tied
Children Of The Future  Nevermore  Flames Of Fate







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