ALEXISONFIRE







"Alexisonfire"




カナダ出身のスクリーモバンドの1stアルバム。


LOUD PARK 10にも参戦しハードコアなノリを披露したカナダ出身の2000年初頭より活動している
ベテランバンドによるデビューアルバムである!この手のスクリーモ系は
過去にSECRET & WHISPERPOISON THE WELLが参戦しているが
前者はスクリーモバンドらしく(!?)演奏が下手でガッカリさせられ、
後者は観たいバンドと時間がバッティングしており結局観ず仕舞いじゃったわい・・・!
彼等は演奏自体は悪くは無かったがダレる部分が多かったなぁ・・・!(爆)

そんなわけで音的にはまさしく2000年以降の王道を行くスクリーモ以外の何物でもなく
90年代に台頭してきた初期型スクリーモに通じるカオティックコア的な変拍子を残しつつ
今に通じるペラペラなバンドサウンドなれどHR/HMっぽさを十分に感じさせる
バンドサウンド、隙あらばタッピングでオブリを放り込むギター、絶叫と
クリーン
双方で畳み掛けるヴォーカル等まさにスクリーモ以外の何物でもない
最近の小奇麗なエモ、スクリーモ勢には無い混沌とした怪しいダーティーさが色濃く
洗練されていないが故の荒々しさ、いかがわしさが逆に味となっており
非売れ線のアンダーグラウンドパンク臭プンプンで嬉しくなってしまうな・・・(笑)。
そんな中で8曲目は実に正統派メタルライクなリフが聴け絶叫シャウトのみならず
低音ガテラル系のデスVoまで披露され本作中最もメタル寄りなのが面白いのう!


AT THE DRIVE-IN等と並ぶ初期スクリーモの傑作アルバムである!
音は軽くクリーンVoに弱さを感じさせるもこのアグレッシヴに暴れ倒す
バンドサウンドはメタラーでも楽しめる要素満点!それでいて
ただアグレッシヴに畳み掛けるのみならず部分的にピアノも使われ
ポストロック系の静寂パート
も目立ち意外性を感じさせ実は知的な
センス
も持ち合わせているのかも知れんのう・・・!LOUD PARKで観たとおりダレる部分も目立ち
荒削りではあるが1stにして早くもナイスアルバムの登場と言えよう!




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満足度 83% お気に入り曲 44. Caliber Love Letter、Counterparts And Number Them、
A Dagger Through The Heart Of St. Angeles、The Kennedy Curse







"Watch Out"




カナダ出身のスクリーモバンドの2ndアルバム。


2000年台以降のスクリーモスタイルを決定付けた先人バンドの一つである
カナダ出身のALEXISONFIREによる、まるでサイコビリーのような濃厚な
如何わしさ
を持つジャケが日本人ウケしなさそうだが個人的には好みな(笑)
2ndにあたるアルバムである!

メタルっぽさを持ちつつも音は軽く若干バタつきながら意外と下手ではなく
タイトさもあるカオティックなバンドサウンド、絶叫シャウト主体
妙にキャッチーなコーラスも聴けるいかにもスクリーモなヴォーカル、
部分的にメロウな大人しさを見せポストロック辺りの影響も感じさせる
緩急付いた展開王道っぽいスクリーモサウンドを出しつつも、
物静かで叙情的なスローパートが続いたかと思いきや突如メタリックさのある
バンドサウンド
が暴れ絶叫が飛び出したりまたその逆になったりと非常に
インパクトの強い展開の読めない個性的なアレンジ
が施された楽曲を
前作で聴かせてくれたが、それに続く本作の方向性はというとこれまた叙情ポストロック要素
交じり
変態的なカオティックスクリーモスタイル
仕上がっており前作の方向性をキッチリと踏襲した感があるな・・・!
5曲目はタッピング系のオブリ、前のめりなドラムが目立ったバンドサウンド、
絶叫等本作中特にアグレッシヴな曲調でメタラーにもウケそうか!?
8曲目もバンドサウンドのへヴィさは完全にメタルのそれである!
途中から疾走しヴォーカルもシャウトしまくりで非常に熱いぞ!


一部のコーラスで多少のキャッチーさは出てきたが基本的にメロディアスな
音楽ではない
ので静寂ポストロックパートはやはり前作同様ピンと来ず
ダレがある
ように感じられるしバンドサウンド・・・特にドラムが相変わらず
スカスカ
なれどアグレッシヴなパートはやはりカッコいいのう!
アルバム重ねるごとに牙をもがれ絶叫が消え、アグレッシヴさが消え
気が付けば差しさわりの無い大衆エモポップロック化してしまう事も
多いのがこのジャンルの恐ろしさではあるが彼等にはこのアグレッシヴで
先の読めない変態カオティックスクリーモ
徹底して追求して
もらいたいもんじゃて・・・!





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満足度 83% お気に入り曲 Accidents、'Hey, It's Your Funeral Mama'、
That Girl Possessed







"Crisis"




カナダ出身のスクリーモバンドの3rdアルバム。


絶叫Vo主体のアグレッシヴでカオティック寄りながら所々でポストロック系
叙情パート
を設けた展開の読めないハイテンションスクリーモサウンド
聴かせるベテランバンドの3作目である!本作は過去2枚と比べて方向性が
若干の変化を見せておりヴォーカルはやはり絶叫が多くスクリーモらしさは
健在だがクリーンVoパートがさらにキャッチーさを増しライヴで共に
シンガロングできるレベルにまで到達しておる!

1曲目は絶叫こそ従来どおりバンバン聴けるもリズムやギター等が
ロックンロール寄りの雰囲気を出しておりカオティックさが強かった
従来と比べるとかなり変わった感があるな・・・!2曲目はクリーンVoが
かなりの比重を占めたミドルチューン
で勿論シャウトもあるがサビは実に
メロディアスでバックのギターもメロウなフレーズを弾き実にエモいのう・・・!
3曲目はメタリックというよりはハードコアライクなノリのアグレッシヴさを
見せるアップテンポチューンだが軽快なパートも目立っているな。4曲目も
パンキッシュさの濃いリズミカルなノリ、シンガロングが聴けるアップテンポ曲だ。
5曲目はアグレッシヴな疾走感、畳み掛ける絶叫シャウトが熱いファストチューンで
曲調はストレートだがこういう曲がやはり好みだな・・・!6曲目は怪しい
ダークさ
が濃厚なスロー、ミドルチューンで徐々に盛り上がりを見せるバンドサウンドが
メタリックではないがへヴィな印象を与えインダストリアル系に通じる空気もある。
7曲目は軽快なドラム、クリーンVoで始まるこれまたパンク色濃い疾走曲だ!
8曲目はやはりメタルではないがラウドで勢いあるバンドサウンド、絶叫が聴ける
アップテンポチューンで怪しさ、如何わしさも健在だがクリーンVoは妙にキャッチーだな。
9曲目はこれまた初期エモっぽい怪しさを感じさせるデリデリしたバンドサウンドが
聴けつつもノリは軽快でやはりシャウトしまくりVoが熱くギターのオブリも
そこかしこで宙を舞う感じである!10曲目はミドルテンポで憂いを持った
キャッチーなクリーンVo、アトモスフェリックなギター
が聴けつつも基本は
絶叫シャウトが目立っているのう・・・!11曲目はピアノやハモンドが使われた
メランコリックかつ怪しい雰囲気のスクリーモバラード(?)だ。
こんな曲調でもやはり絶叫は必ず顔を出すな(笑)。


1stの頃と比べるとかなり上達したクリーンVoの比重が上がりよりメロディー重視
なると同時にノリ・・・リズム、バンドサウンドがパンキッシュになった感があり
先の読めないカオティックさは残っているもメタル要素は減退しており
コアさも薄れてしまった辺りは賛否あるだろう・・・。しかし絶叫シャウトは
当然のように残されやはり目立っており雰囲気的にも洗練されていながら
アンダーグラウンドパンク臭漂う如何わしさも部分部分で健在、幅広い層に
アピール
しつつパンクスの支持も集められるサウンドに仕上がったと
言えるかも知れんな・・・!後半特にアグレッシヴになるぞ!




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満足度 79% お気に入り曲 This Could Be Anywhere In The World、
We Are The Sound、We Are The End、Crisis







"Old Crows/Young Cardinals"




カナダ出身のスクリーモバンドの4thアルバム。


1st、2ndでは変拍子多用のスクリーモをプレイし音は薄く荒さも
あったが非常にインパクトの強い楽曲を聴かせてくれたが前作から
方向性に変化が見られ、初期の頃にあったカオティックな変拍子、
先の読めない展開といったマニア好みの要素はかなり減退しており
絶叫シャウトはしゃがれたダミ声に取って代わられスクリーモっぽさも
薄まり、その結果シンプルなハードコアエモい要素を混ぜ合わせ
所々で怪しさを出したスタイルにチェンジしておりポストロック的な
静寂パートも消滅、
初期と3rd以降で大きく異なる方向性を
目指した
ようでこれは賛否分かれるだろうなぁ・・・!

1曲目はベースが唸りギターも切り裂くようなコードを叩きつけ
加工気味のシャウトVoが聴ける怪しさを残したスロー、ミドル曲で
2曲目はハードコア色濃いバンドサウンド、ダミ声吐き捨てVo
聴け疾走するもスローになりクリーンなコーラスが聴けるパートは
スクリーモというかエモな感じだな。3曲目はデリデリしたバンドサウンドで
軽快さを出したアップテンポ曲でやはりヴォーカルはしゃがれたダミ声
なっておりシンガロングも聴けサビはなかなかにキャッチーで良いな。
4曲目もノリの良いアップテンポでキャッチーなサビにシャウト系の
シンガロング、ダミ声が聴けるがバンドサウンドはそこまでアグレッシヴでは
ない
な・・・!5曲目はパンク的な歪み方をしたギター、ベースで始まり
怪しい雰囲気を放つもサビは急にノリが良くなりシンガロングが盛り上がるぞ!
6曲目はハモンドが聴けるエフェクトがかったスローチューンでマイルドさと
怪しさ
を携えた空気があるのう・・・!7曲目はエモの要素が濃くクリーンVoと
ダミ声が交互に顔を出しギターサウンドはまるでシューゲイザーみたいな
感じである!8曲目は再びパンクっぽい軽快さが押し出されメロディーは
なかなかに悪くないな。9曲目もノリの良いアップテンポでクリーンVo、
ダミ声が登場し前作までにあった絶叫シャウトがものの見事に消滅しちまって
おるのう・・・!10曲目はそこそこハードなバンドサウンドで始まる
ノリの良いパンキッシュな曲でシンガロングが印象的じゃのう・・・!
11曲目はハモンドが登場しメランコリックな雰囲気を放ちギターも
ブルージーなフレーズを披露するバラード曲だ。ヴォーカル等には
ポストロックの面影が残っているぞ!


1st、2ndの頃の怪しく変態的な絶叫多用のスクリーモサウンドは鳴りを潜め
前作からちょいと怪しいパンク風スタイルにシフトした感があり初期派と
3rd以降派で派閥が分かれそうじゃのう・・・!俺も初期の頃のほうが
好みじゃったなぁ・・・!
音は軽くまだ洗練もされておらずメロディーに
フックは無くポストロックパートはダレを生みクリーンVoも
下手だったがそれでも俺は1st、2ndの頃のスタイルが好きである!




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満足度 74% お気に入り曲 Young Cardinals、Sons Of Privelege、
Emerald Sunset







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