ALESSANDRO FARINELLA







"Road to Damascus"




イタリア出身のプログレキーボーディストによるソロプロジェクトの2ndアルバム。


90年代にイタリアのプログレバンドを渡り歩いたキーボーディストによるソロ名義の
プロジェクト
で、本作以前にも1枚アルバムをリリース、その音楽性はキーボーディストだけに
シンセを主軸としたシンフォニック系のプログレ
で、テクニカルなソロプレイ変拍子が
長々と続くような事は無く、
どちらかと言ったら叙情派のプログレッシヴロックをプレイしておる!
P.F.M.Lucio Dalla、Roberto Vecchioni等に在籍していたメンバーがバックを固めており、
泣きのギターも目立っているが、ドラムは人間のプレイなのに打ち込みみたいな感じで、
ヴォーカル
もあるがどうにも弱々しくB級っぽさも強いのう・・・!(爆)

1曲目は戦場SEがエピック感を放つもその後は妙に穏やかな音作りになり
牧歌的な雰囲気を演出、
リードギターも実にマイルドでシンセもほのぼの感を
放っておるのう・・・!
後半の笛、ピアノシンフォニックな盛り上がりを見せる
オーケストレーションが良いぞ!
2曲目も大作だが穏やかな感じの曲調となっており
ギターが結構泣きを見せているな。ヴォーカルも顔を出すが非常に弱々しく
音程も怪しい感じ
でこの辺がマニアックB級プログレたる所以だろう(爆)。
3曲目はアコギ泣きのリードギター情感タップリのプレイを披露、それなりに
ハードな音作りを見せ緊迫したムードを演出するが、やはり途中から穏やかな雰囲気が
前面に押し出される
のう・・・!4曲目はピアノ憂いを帯びたVoが
湿った叙情性
を演出、ストリングス透明感を感じさせ実に美しいが
イタリアっぽさは無いな(爆)。
ギターソロはクラシカルな優雅さがあるぞ。
5曲目はアカペラコーラスで幕を開け穏やかで淡々とした展開を見せるスロー曲。
シンセやクリーンギター、フィメールコーラスが顔を出し実にマイルドだな。
後半でハモンドも聴けるぞ。6曲目はアコギ、ヴォーカルメロウな哀愁を醸し出し
PROCOL HARUMを思わせるオルガンの音色がまた叙情的なバラード系だ。
母国語ヴォーカルも上手くは無いが味があってまた良いのう・・・!


キーボーディストのプロジェクトらしい、シンセがメインの穏やかな叙情プログレ
テクニックよりも楽曲重視なのが好印象だが、イタリアのバンドでありながらも
お国柄がモロに出たコッテコテの濃厚な哀愁、叙情性は無く、どちらかと言ったら
穏やかなで明るいほのぼの感が目立っており、GENESISに通じる要素も強くこの辺は
イタリアンロックに何を求めるかで評価が分かれてくるだろうな・・・!やはり個人的に
イタリアのプログレに求めるのは濃厚極まりない、胸焼けレベルのコッテコテな
哀愁、叙情性
なんで、そういう要素を求めると肩透かしかも知れんが、叙情派シンフォ系を
好むプログレッシャーならば楽しめるだろう!










満足度 80% お気に入り曲 The Battle  Road to Damascus  Natural  Euridice







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