ALESANA
"On Frail Wings of Vanity and Wax"
カリフォルニア出身のカオティックスクリーモバンドの1stアルバム。
6人メンバーがいるうち3人がヴォーカルを担当し
トリプルシャウトという他に類を見ないスクリームが聴ける
スクリーモバンドである!音楽的には高音でギャーギャー喚く
タイプの絶叫デスヴォイス、特に疾走、時にリズムチェンジ、
そして時に様々な音楽スタイルを見せる変態的要素を感じさせる
一筋縄ではいかないカオティックな展開を持っているぞ。
2曲目なんか後半で急にブルージーな雰囲気が演出されるし
3曲目は中〜後半のリズム落ちパートでかなり奇妙なフレーズが
登場しカオティックコアのファンにもアピールできるであろう!
4曲目は疾走感溢れる楽曲だが低音デスヴォイスが聴ける
ビートダウンパートも登場する。7曲目はストリングスの
音色で始まり非常にメランコリックでエモい雰囲気が楽しめる
短い繋ぎのインストでそれに続く8曲目はどこか淡々とした
雰囲気を持っており途中アコースティックギターとクリーンVoの
パートが聴けクリーンVoの上手さが伺えるな。そしてサビ(?)と
思わしきパートでは疾走もし低音デスヴォイスも出てくるぞ。
11曲目はピアノが聴け叙情的なバラードとなる。女性ヴォーカル
らしき声も登場しクリーンVoの上手さと相まってなかなかに
しっとりと聴かせてくれるな。13曲目は歪みの薄いギターが
何とも叙情的なフレーズを弾きその後スクリーモに変貌するが
その後穏やかなパートも顔を出すぞ。14曲目もピアノバラードで
なかなかに良いメロディーを持っている。
デス声は軽めなものの終始喚きまくっておりなかなかに
アグレッシヴだな!クリーンVoも上手いぞ。メタリックだが
ペラペラしたタッピング系シーケンスフレーズの
繰り返しはいかにもスクリーモだが展開、リズムワークは
THE DILLINGER ESCAPE PLAN辺りのカオティックハードコアに
通じるものがあるのでそれ系のファンも聴けるだろうな。
だがまだアレンジ面で未熟な部分も目立ち中盤辺りで
ワンパターンに陥りダレを覚えたりもするがまぁ新人バンド
としてはこんなもんだろう・・・。後半増えるバラードが
なかなか良いので曲順ずらして効果的にそういう曲配せば
また印象も変わってきただろうな・・・!
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満足度 74% お気に入り曲 Ambrosia、
Alchemy Sounded Good At The Time
"Where Myth Fades to Legend"
カリフォルニア出身のカオティックスクリーモバンドの2ndアルバム。
トリプルヴォーカルによるアグレッシヴな
絶叫デスヴォイスを持ち味とするスクリーモバンドの2作目のアルバムで、前作は
カオティックコアの要素を取り入れ変態的な雰囲気を持ちつつも
ツメの甘さが目立ちまだまだのバンドと言う印象を持ったが
本作はそういった弱点が解消されクオリティーアップを果たす事に成功している!
メタル的なツインリードで幕を開けより説得力を増した
デスヴォイスが登場しクリーンヴォイスも聴けスクリーモ
スタイルを踏襲しつつもよりメタリックになったような印象が
あるな・・・!3曲目では途中ツインリードのソロも登場し
後半はクラシカルなアコギのみになるパートも聴ける!
楽曲のアレンジ能力、構成力は確かに上がっているだろうな!
それに続く4曲目はHELLOWEENの“I WANT OUT”みたいなリフで
始まりドラマティックなスクリーモが展開される!加工された
ファルセットも面白いぞ!5曲目はかなりメタルに接近しているな。
ビートダウンなどSTORY OF THE YEARを思わせる。7曲目は
ヘヴィなダークさを持ち畳み掛けるような絶叫、低音のデスヴォイスがかなり
アグレッシヴだがクリーンVoも登場しかなりメタルに近いスクリーモと
なっているな。ストリングス系のシンセも登場しドラムもツーバスを連打、
劇的かつ激しい展開が聴けるがメランコリックなアコギも登場し
ツインリードも叙情的なフレーズを聴かせてくれる。8曲目も激しさと
叙情性が融合したメタルスクリーモだ!10曲目はメタル要素が
減退しクリーンVoが主体のエモ寄りの曲となる。まぁそれでもシャウトは
バンバン聴けるが・・・。ドラムもかなり自己主張しているな。
11曲目は本作中特に疾走している曲だ!サビのキャッチーさはたしかに
エモ系だがそれ以外はかなりメタルである!喚き散らすデス声はスクリーモ通り越して
ブラックメタル系の声質と化している(笑)。12曲目は前作でも
聴けたフィメールVoが聴けるピアノバラードだ。
13曲目はデスヴォイスがかなりアグレッシヴで凄まじい事になっているのう・・・!
ヘナチョコシャウトが多いこの界隈において異例とも言える迫力の絶叫だと言えよう!
プロダクションもそうだが何よりデスヴォイスがパワーアップ
しており説得力を増した感があるな!クリーンヴォイスの
表現力も上がっている。また前作にあったカオティック要素が
減退し幾分ストレートになったと言えるのだが前回はまだ
消化不良な部分があったためこれもまた正常進化といえるかも
知れん・・・!変態的要素の代わりにメタル要素が濃くなり
メタラーに受けるのはこっちのほうだろう!クオリティーもかなり
向上しており彼等に最初に触れるなら本作がオススメである!
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満足度 84% お気に入り曲 This Is Usually The Part Where People Scream、
Seduction、Sweetheart, You Are Sadly Mistaken、Red And Dying Evening、The Uninvited Thirteenth、A Most Profound Quiet、
Endings Without Stories
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