AIDEN
"Nightmare Anatomy"
シアトル出身のスクリーモバンドによる2ndアルバム。
シアトルから登場したバンドで、何気にキャリアを重ねており今は何枚もアルバムを
リリースしておりそこそこの中堅所となったバンドのようだ・・・!ゴス系のルックスで
そういったタイプのスクリーモバンドからの影響もあるが、どちらかと言ったら
軽快なパンク、メロコア的な印象がありアップテンポでノリの良さを見せつつ
キャッチーさもあり、演奏やヴォーカルはあまり上手くは無いがギターサウンドは
そこそこハードさがあり、そこまで多用されてはいないが弱めのスクリームも
部分部分で顔を出すぞ。
1曲目はスクリーモ的なシャウトを交えそこそこハードな音作りで軽快さを見せ、
どちらかと言ったらパンク、メロコア的なノリが見られサビもキャッチーだな。
2曲目はHM/HR的なギターに軽快さがあり、MY CHAMICAL ROMANCEに
近い印象もあるのう・・・!3曲目も軽快なノリを見せ、パンク、メロコア的な
Voが青臭さを放っておりシンガロングもガキ臭いな。4曲目はミドルテンポで淡々としつつも
やはりメロコア、ポップパンク然とした感じで、5曲目は再びメロコア寄りの軽快な曲調に戻り
クリーンVoは上手いとは言えず弱いんだがキャッチーではあるな。6曲目はアコギによる
アルペジオがダークさを演出しヘナチョコ気味のクリーンVoにシンセも登場、
ゴスっぽさを放つんだがその後はただのメロコア風じゃのう・・・!
7曲目もまたメロコア色濃い軽快なアップテンポだがリードギターも顔を出し、
8曲目はスクリーモ要素を見せつつもやはり青臭いポップパンク色濃い感じで
9曲目もやはり軽快な疾走感を放っており、10曲目も同じようなアップテンポ曲で
下手なコーラスが目立っているか!?11曲目もまたメロコア寄りのアップテンポチューンで、
細かいギターも目立っておりシンガロングも顔を出すぞ。
ゴス系の触れ込みの割りには普通にパンク、メロコア寄りで、一応はスクリーモなんで
絶叫シャウトやハードさのあるギターサウンドも聴けるんだが、基本的にどの曲も
軽快なノリの良さを見せる似たようなアップテンポばかりで青臭さも強く、
近代ポストハードコア、メタルコア然としたヘヴィなスクリーモを求める層より
普通にメロコア、ポップパンクが好きなキッズ向けのバンドだろうな。
音も軽くそこも不満じゃのう・・・!
Amazon.co.jpで見てみる
満足度 68% お気に入り曲 Knife Blood Nightmare
もどる