A FOREST OF STARS







"A Shadowplay For Yesterdays"




イギリス出身のアヴァンギャルド/サイケデリックブラックメタルバンドによる3rdアルバム。


ヴァイオリンとフルートを含む7人組のブラックメタルバンドだがその音楽性は
シンフォニック系ではなくアヴァンギャルドサイケデリックな要素を多分に
含んでおり、雰囲気重視の部分が強い辺りはいかにも今風のポストブラックだが
やはりヴァイオリン&フルート奏者わざわざ在籍しているためか他のこの手の
ブラックメタルバンドと比べてメロディアスでドラマティックな要素が強く
雰囲気モノのポストブラック
を苦手とするメロディー派のメタラーも楽しめそうか!?

1曲目は早速の効果音的なサウンド怪しい静寂さを見せ仰々しい台詞も登場、
続く2曲目は意外にも妙に淡々としたベース、ドラムシンセが聴けその後
ブラックメタルらしいノイジーなトレモロしわがれた吐き捨てデスVoも登場、
だが疾走はせずスローテンポで怪しさを放ちその後軽めのブラストが聴けるぞ!
中盤でまた妙に穏やかになりか細いヴァイオリンらしき音色も顔見せしどこか
エキゾチックなムードも漂っているな・・・!後半のブラストパートピアノの
ような音色
も聴けドラマティックな叙情性を見せておりラスト付近のギターと
ヴァイオリンのユニゾンも劇的である!
3曲目は何と10分を超える大作
淡々としつつも怪しげなムードを放ちアコギも登場、禍々しいトレモロメロウな
ピアノ
が乗りスローテンポで展開、物悲しいヴァイオリンも聴けるぞ。その後は
フルートも顔を出し牧歌的な叙情性も演出、その後は唐突にブラストで爆走だ!
やはりヴァイオリンが良いのう・・・!その後はパーカッシヴなドラムかき鳴らす
ようなアコギ
が聴けプリミティヴさも見せるぞ。後半は枯れた味わいのアコギ
フィメールVo、クリーン男Voも顔を出しフォーク的な要素もあるな。
4曲目はこれまた淡々としたイントロからブラストで爆走!途中でヴァイオリン
登場しその後はノイジーで荒々しいギターによるスローパートになりヴァイオリンが
どこかエキゾチックなムードを放つぞ。5曲目はスペイシーなデジタル的ムード漂う
ノイジーな音色、リズム
サイケデリックさを放つ繋ぎのインスト
6曲目はフルートで幕を開け淡々とした退廃的なバンドサウンドが登場、胡散臭い
語りのようなクリーンVo
も聴け実に怪しいヴァイオリンはメロウじゃのう・・・!
基本はスローだが途中でテンポアップしたりユルめのブラストを見せるパートもあるぞ。
後半はパーカッシヴなドラムハンドクラップ、フィメールVoが聴けラストは
お経のような怪しい声だ。7曲目はこれまた胡散臭さ満点ダークな遊園地ムードを
強烈に放つアコーディオン
が顔を出すが途中から怪しくもどこか明るさを見せ始め
その後はヴァイオリンと共にブラストで爆走!8曲目はパーカッション、アコギに
ヴァイオリン
が怪しさを放ち語りのようなVoも登場、中盤はブラストで疾走しつつ
物悲しいヴァイオリンがメランコリックさを放ち珍しくギターソロも登場!
その後はピアノ、アコギ、フルート穏やかかつメロウな空気を放つぞ。9曲目は
大仰な語りに始まり雰囲気重視のバンドサウンドが聴けるプログレに通じる空気を
感じさせるインストで続く10曲目は穏やかさのあるサウンドが聴けつつもヴォーカルが
語りライクでいちいちシアトリカルな大仰さを放っており胡散臭さは強いのう・・・!
後半は男女ツインVoに淡々と刻まれるバンドサウンド、エレクトロニカ系の
シンセ
大仰な語りVoが登場!11曲目は淡々としたベース、ドラムに
気だるいフィメールVoが乗る
ブラックメタルとは思えん穏やかなバラード曲。


アヴァンギャルド、サイケデリックなポストブラックだがよくある雰囲気だけの
タル〜いノイジーなブラックメタル
には陥っておらず曲構成やメロディー、
ドラマティックさにしかとした拘り
を見せておりそれは10分の大作である
3曲目
を聴けば判る事だろう・・・!ミニマルに逃げない姿勢もまた良し!
まぁダレる部分もあるしスローパートも多くこの手のブラックメタル愛好者以外には
あまりウケないかも知れんがそれでもポストブラック勢としては良質である!




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