AD VITAM AETERNAM







"Abstract Senses"




フランス出身のシンフォニックゴシックメタルバンドによる1stアルバム。


2004年にリリースされ、当時なかなかに話題となったフランス産の6人組バンドで、
音楽的には男女ツインVo・・・と言うよりも殆どが女性Voのシンフォニックゴシックで、
プロダクションは悪いもののストリングスシンセを配しつつも決して華やかになり過ぎない、
ゴシックメタル本来の暗鬱さ、退廃ムード
をキープしたまま神秘性を演出しており、
ヴォーカルも美麗なソプラノ系女性Vo邪悪な男デスVoと、古き良きゴシックメタルの
伝統をキッチリと踏襲しており、
まぁ10年近く前のアルバムだがイマドキ系の
チャラさを感じさせない
のは好印象である!

1曲目はしなやかな女性Voで幕を開けメロディーはなかなかにキャッチーだが
その後はゴシックメタルらしいスローテンポのメタルサウンド、デスVo未満の
低音男Vo
も登場、ツーバス連打ストリングスシンセも顔を出すが疾走はせず
シンフォニックゴシック特有のほの暗い壮麗さ、神秘性
を演出しておるのう・・・!
2曲目はシタール風の音色ストリングスシンセのフレーズ等どこか中東の
エキゾチックさ
を感じさせる怪しげなスロー曲。一応デスVoも顔を出すがメインは
やはりソプラノ女性Vo
で、中盤以降は疾走もするぞ!3曲目はTHERIONに通じる
怪しげな重厚さを見せるへヴィなスロー曲
で、何気にベースが目立っており
相当にフックあるメロディーも顔を出すのう・・・!
後半では微妙な語りの
バックでギターソロも聴けるぞ。
4曲目はメロウなピアノ女性Voが乗り淡々としつつも
美麗さを演出、
その後はバンドサウンドも顔を出し暗さの中に耽美さを感じさせるぞ。
5曲目もまたTHERIONを思わせる重厚でシリアスなシンフォニックゴシックで、意外と
テンポは速くミドル〜アップテンポ位のノリを見せておりピアノも印象的だな・・・!6曲目はシンフォニックな
シンセ
ソプラノVoが乗り、まるで聖歌のようなホーリーなムードを演出しアコギも登場、
その後はへヴィな展開になるが厳かさも強いな・・・!7曲目はピアノへヴィ寄りの
バンドサウンド
が聴けツーバスも連打、デスVoも結構目立っている印象があるな・・・!
8曲目はストリングスシンセ、ピアノメランコリックなムードを演出し
チャーチオルガンの音色も登場、淡々としつつも重苦しいスローチューンになるぞ。
スローながらギターがバックでタッピングを披露しているのう・・・!


プロダクションが悪かったり楽曲構成もまだまだ練り込みが甘くダレを覚える
箇所もあるが、ゴシックメタル本来のダークな退廃ムードをキープしつつも
神秘的な女性Vo、シンフォニックなシンセ美麗さを放つ音作りはまさしく
正統派フィメールゴシックメタルよ!メロディーもなかなかにフックがあり
キャッチーな部分もあるが、
決して安っぽくならずデジタル音にも走らない
その姿勢が実に良い!
本作1枚だけで消えてしまったようだが実に惜しいのう・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Bitterness  Dementia  In The Throes Of Apocalypse
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