A.C.T







"Circus Pandemonium"




スウェーデン出身のメロディックプログレッシヴハードロックバンドによる5thアルバム。


テクニカルなプログレハードを基盤としつつも、そこに豊潤極まりないポップさ、
叙情性
に加えシンフォニックでシアトリカルな要素を大々的に導入し、QUEEN
VALENSIAを彷彿とさせる世界観を構築しメロディー派プログレッシャーの熱い支持を
集める、スウェーデンが生んだ名バンドによる何と8年振りにリリースされた
通算5作目のフルアルバム
である!QUEENは元よりVALENSIAも姿を消してしまった現在、
この手のシアトリカル・オペラティックポッププログレはもはや彼等しかいないような
モンだが、
本作は一部でほんの僅かにモダンさを見せつつもポップなシアトリカルさ
決して損なわない、彼等らしさ溢れる充実の仕上がりとなっており実にハイレベルである!
過去作も手元にあるのでそのうちレビューしたい所じゃて・・・!(笑)。

1曲目はSEによるイントロで、続く2曲目はギターやシンセが早速の煌びやかなポップさ
見せつけ、ヴォーカルワークはVALENSIAを思わせるライン、重ね方明るくキャッチーかつ
シアトリカルなドラマ性
を見せ付けておるわい!バックでストリングスも顔を出し
壮麗な印象もあるな。
インストパートはプログレバンドらしいテクニカルさで、ギターや
シンセ
変拍子の上を高度に駆け巡っており、その後はちょいとホラー的なムードも見せ
シアトリカルさを増すのう・・・!
3曲目はちょいダークで怪しげな印象があり、ギターや
シンセ等ちょいとばかし今風なモダンさも見せるが、あくまでもプログレハードの範疇での
モダンさ
で、軽快なテンポノリの良さがあり中盤でQUEEN的なコーラスも僅かだが聴けるぞ。
4曲目はさらにモダンなへヴィリフが聴けるもシンセヴォーカルはやはりシアトリカルな
煌びやかさ
を見せており安易なへヴィさとは異なっているな。その後はちょいファンク調のノリを見せつつも
QUEEN的クワイアも登場!ピアノパートもまた美しくキャッチーで良いな・・・!
インストパート
がまた充実しており、エキゾチックな要素も見られただテクニックを
ひけらかしているだけでは無い劇的さ
があるぞ!5曲目はちょいと気だるい印象のあるミドル曲で、
落ち着いたアンニュイさの中に豊潤なポップさがしかとあり、ストリングス
分厚いコーラスも聴けやはりVALENSIAに通じる面がありドラマティックさもしかとあるぞ!
6曲目はSEによる短い繋ぎで、7曲目はモロにVALENSIAな軽快さ、クラシカルかつシアトリカル
コミカルさすら醸し出すポップなクサさを強烈に見せ付けオペラティックに疾走する
クサメタラー卒倒モノのキラーチューン
なんだが相当に短く1分で終了(爆)、
続く8曲目はこれまたピアノと台詞のみの短い繋ぎで9曲目はモダンなへヴィリフ、
シンセ
プログレメタルらしいテクニカルな無機質さを見せ、10曲目はロマンティックな
ピアノ
男女ツインVoが乗る叙情性満点の実に美しいバラードである。
11曲目はうって変わって明るい軽快さを放つポップな曲調だが、やはり根底には
シアトリカルなミュージカル風味があり
ただの売れ線では無い所がまた良いな・・・!
テクニカルかつドラマティックなインストパート、その後のシンフォニックな
叙情パート
が大きな聴き所である!12曲目は日本盤ボーナスで、これまたポップで明るい軽快さを放ちつつも
ストリングスが顔を出しドラマティックさを演出、この曲はロビー・ヴァレンタインに近い印象があるか!?
ギターソロがまたテクニカルだがメロディーも忘れてはいない!後半のストリングスがまた美麗じゃのう・・・!
13曲目はダークでモダンな面を見せつつも気だるい叙情性を放っており、コーラスワークは相当にキャッチー
まるで80年代メロハーのようである!ストリングスもまた格調高くシンフォニックな盛り上がりもあるぞ!
14曲目はシンセ、ギターモダンな響きを放つがやはりメロウな美麗さもしかとあり、チェンバロ
顔を出しクラシカルでオペラティックなシアトリカルさを当然のように放っておりたまらんなぁ・・・!
15曲目は淡々とした優雅さを醸し出すマイルドなスローチューンで、どこかタンゴ的な印象もあり
シアトリカルでオペラティックミュージカル風コーラスも登場、実にQUEEN的じゃのう・・・!
ギターソロもメロディアスな泣きを披露しており、ストリングスがまた舞踏会のようなムードを
演出している
辺りが実に彼等らしいわい!


ちょいモダンさを見せつつも根底にあるのは過去作と変わらぬポップでキャッチーかつ
シアトリカルでオペラティック
独特の叙情プログレハードで、QUEENVALENSIAに
通じる要素
も当然のように健在、分厚いクワイア壮麗なストリングス、煌びやかな
シンセ
テクニカルなアンサンブルが技巧以上にドラマティックさを見せ付けており、
メロディーラインは相当にキャッチー明るいポップさもかなり目立っているんだが、
日本のアニソンやJ-POPのような安っぽさが無い、安易さとは無縁のポップさ
飽きずに堪能出来るのう・・・!メロディー派のプログレッシャー、VALENSIAが好きだった
クサメタラー
にオススメの1枚である!アニソンよ、これがポップだ




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