2Cellos







"2Cellos"




クロアチア出身のチェリスト二人組によるロック、ポップスカヴァーアルバム。


ロンドンの名門ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックチェロ、クラシックを学んだルカ・スリックと
クラシック界のビッグネーム、ロストロポーヴィチの最後の弟子でマンチェスターのロイヤル・ノーザン・
カレッジ・オブ・ミュージック
で修行を積んだステファン・ハウザーの二人がコンビを組み動画サイト
マイケル・ジャクソンの“Smooth Criminal”をカヴァーした映像をアップした所一気に話題になり
それでカヴァープロジェクトとしてデビューする事が決定したりエルトン・ジョンがツアーへの参加を
オファー
したりと、クラシック畑でありながらまさしく一夜明けたらロックスターを地で行く
注目のされ方をした若手チェロユニットである!

そんなわけで本作はチェロによるカヴァーアルバムU2マイケル・ジャクソンに始まりDick Dale、Sting、
Coldplay
等からMuse、Guns N'Roses、Nirvana等まで手を伸ばしており我々メタラーは真っ先にAPOCALYPTICAと
比較してしまう
だろうし実際二番煎じもいい所なのだが向こうが四人なのに対しこっちは二人だし
あっちはドラムも入れ音もバリバリにメタリックだがこっちはまだあくまでもチェロの生音のみで、
さらにメタルではなくロック、ポップスのカヴァーだという所が大きな相違点だろう・・・!
2曲目はDick Daleの曲で映画“パルプ・フィクション”“TAXi”で使われピーター・アーツの
入場曲
としても有名な曲だな。4曲目は彼等を一躍ビッグネームに押し上げたマイケル・ジャクソンの
“Smooth Criminal”
のカヴァーだ!パン!茶!宿直!(爆)6曲目はMuseのカヴァー
どこかロマンティックなメロディーラインが良くリフも緊迫感を感じさせるのう・・・!
8曲目は何とGuns N'Rosesの代表曲“Welcome to the Jungle”荒々しいチェロ裁き
強引に原曲を忠実になぞっておりチェロのボディーを叩くパーカッション的なプレイも顔を出し
なかなかに面白いな・・・!9曲目はマイケル・ジャクソンの“Human Nature”穏やかなムード漂うソフトな
バラード
をこれまた原曲に忠実になぞっているな。11曲目はNirvanaの“Smells Like Teen Spirit”
これまた原曲の持つグランジ特有のルーズなかったるさを忠実に再現しようと頑張っておりノイジーな
リフ
は上手い事チェロで出せているがサビのシャウトパートはやはりユルいのう・・・!


有名曲をクラシック畑で学んだチェリスト二人アレンジしカヴァーするという事で
テクニックは確かなものがあるがやはり初期APOCALYPTICA同様飛び道具的なネタアルバム
域を脱し切れていない印象があり最初は面白いが何度も聴き込めるような感じではないな・・・!
アレンジ面でもチェロ2本という事で創意工夫の跡は伺えるがやはり限界もあるしのう・・・!
APOCALYPTICAはそこを克服するためドラムを入れチェロの音もギターのように歪ませ完全に
メタルと化した
しな。やはりどこの世界でも最終的に生き残る、重宝されるのは
他人の借り物ではない、オリジナルなのだ!





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満足度 67% お気に入り曲 Miserlou Pulp Fiction Theme  Smooth Criminal   The Resistance
Welcome to the Jungle  Smells Like Teen Spirit







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